表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
小さな愛が灯る場所  作者: 浮世雲のジュン
第7章『春の風が、そっと触れる朝

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

472/962

タイトル未定2026/05/09 06:35

73話 「出版の灯」




桜が満開に近づいたある朝、詩織さんから正式な連絡が届いた。



『灯台荘の光 〜雪女の灯火と、守り人たちの物語〜』というタイトルの本が、来月出版されることになった。


凛は庭の桜の木の下で手紙を読み、胸が熱くなった。 「雪乃さんと……アイダ・ルイスさんの話も、ちゃんと載ってる」 フサエさんが微笑みながら、摘みたてのハーブティーを差し出した。

「凛ちゃんの詩が、たくさんの人の灯になるんじゃよ」 凛はノートを開き、出版を祝う詩を書いた。


出版の灯

一つの物語が 頁に灯り

雪乃の冬が アイダの海が

私の春に 重なる

守るだけの心から

招き入れる心へ


この本が 誰かの夜に 届きますように その日の午後、凛は灯室で回転灯のメンテナンスをしながら、静かに決意した。

「出版記念イベントを、ここ灯台荘でやりたい」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ