あま市へ行こう!
注*あとがきで愚痴る
「もちろんですっ!あの、さっき言ったように、このベーゴマに不思議な力を感じたのも事実ですし……それに、僕自身が前世の記憶持ち……それも勇者だったというまるで漫画や小説のキャラクターみたいな存在なので、他にももしかして仲間がいると考えるのは普通のことで……」
社長、それ新しいゲームのために思いついたネタですよね。いくら引退したとはいえ、ライバル会社の元会長に話をしてネタが漏れちゃったりしたら……大丈夫なのかな?
ひやひやしながら、テーブルの上のシュガーポットを集めて中身を確認する。
うん、今日も大丈夫。固まってない。
スティックシュガーや角砂糖を使わないと決めたのは自分なんだけど、お客さんの中には誤ってコーヒーや紅茶にスプーンを入れちゃう人がいる。入れないようにシュガーポット用のスプーンは素材も形も通常のスプーンと違うものを使っているお店は多い。
お玉のような形のシュガースプーンを使っている店、陶器製や竹製の見た目も手触りも全く違うものを使っている店。
うちは、取っ手の頭に七宝焼きの飾りがついた物。実は、「あま市」というところは七宝焼が有名で、「七宝駅」があったりする。七宝焼の博物館もあって、七宝焼き体験としてスプーンが作れるんです。自分で作りました。必要なのは8本なので。
あま市ってどこだ?って思った人、有名な、織田信長の居城があった清洲城の西ですよ。海部郡……かいふぐんじゃなくて、あまぐんって読むんですが、海部郡あま市じゃないので気を付けて!海部郡は大治町と蟹江町と飛島村です。まぁ、昔は海部郡はもっと広くてあま市も海部郡だったそうですけど。清洲城行くときはついでに七宝焼アートヴィレッ○に行くと手作り七宝焼きのお土産ができるからお勧め!
「これは、立派なものだな」
補充用のグラニュー糖をカウンターの奥の棚から出していると、カウンターの外からサファルさんの声が聞こえた。
手には、サファルさんたちが座っていたテーブルの上のシュガーポット。
「ああ、持ってきてくださったんですね。ありがとうございます。すいません。話の途中だったでしょう?」
サファルさんは、段差があるカウンターの中から見ても、見上げないと顔を見ることができない。
店に入って来た時はふらふらしてたのに、すでに何事もなかったような元気な様子だ。
「いや、構わん。賢者殿と勇者殿が魔法の話を始めるというのなら、冒険者でしかない俺にはついていけないだろうからな。いくらギルドランキング1位と言っても、特別な称号持ちではないので」
ふふー。
「ギルドランキング1位とか十分すごいですよ」
確かゲームでもオンラインものでは順位がつくものもあったんですよね?
あれ?ギルドっていうんだっけ、クランっていうんだっけ?よくわかりませんが、なんかそのオンラインゲームでの順位って、やってる人にとっては上位陣はすごい尊敬のまなざしを向けられるすごい存在というのだけは知っています。
最近日本でもちょっと話題になってますがe-スポーツ。海外ではプロゲーマーもたくさんいて、大会優勝賞金とかすごいそうですし。
ん?もしかして……サファルさんは、俳優とかでなく、プロゲーマー?で好きすぎてなりきりレイヤーになっている。いや、プロゲーマーとしてパフォーマンスとしてこういう恰好をしてる?動画配信とかも、ゲーム攻略系って人気だって聞きますし。
いつもありがとうございます。前書きにもありますように、本日の後書きは愚痴入ります。
読まないで飛ばしていいんですよ?文句言われる筋合いないですよ?読みたい人のためだけに書いてますよ?そもそもあとがきのせいで本編も読めないならそれも読まなくていいんです。貴方は自由です。別の小説でお楽しみください。何も嫌な思いをして読む必要はないですよ?
それからあとがきの量と比較して本編が少ないと勘違いしてる人がいるようですが、まぁ確かに短めではありますが、週1更新、もしくは週2更新で考えれば、週1約1万文字、週2約5000文字の分量です。毎日に小分けしてるから少なく感じるだけでなろう小説全体のなかで決して更新量が極端に少ないとは思っていません。1話のボリュームが物足りないと感じるのであれば、それだけ続きを楽しみにしてくれているんだと嬉しくもありますが、ご覧いただく側で週1で読むなどボリューム調整していただければと思います。……決して少なくないんですよ。本編。あとがきが多すぎるだけの話で。
ええ、あとがきに比べて少なく感じるだけで。
あとがき読んでると本編に何が書いてあったのか忘れちゃうだけで。
ごめん。
でも、今回も書く。初めに読みたくない人は読まなくていいと書いたので遠慮はしない。
さて「あま市」をご存知かしら?
本編でも書いたけれどちょっとややこしいんですよね。
海部郡ってあまぐんという地名の場所もあって、でもあま市はあまぐんではなくて、……そう、ややこしいと言えば、清洲も清須とどっちだよってなるし、鶴舞もつるまとつるまいとどっちだよってなるし、北名古屋市って、名古屋市じゃないのかよ!とかなるし、いろいろややこしい万歳で。
でもって、まぁ、それはおいといて。
「あま市」は七宝焼きで有名なところなんですよ。
七宝焼きっていうと、ブローチとか小さな小物を想像しません?七宝焼き博物館みたいな施設があるんですが……具体的な名前出してもいいんやろか?調べればすぐなので、あま市 七宝焼き で検索して。
で、そこを見に行くと、まずはお土産売り場にどーんと並べられたクッピーラムネ。
……あ、クッピーラムネ知ってます?
しゅわっつしゅわ♪のやつですが、CMソング頭に流れた人は仲間。
で、くっぴーは置いといて、七宝焼きの花瓶とかめっちゃ大きな品もあるんですよ。
そういうの見て「へー」って思うんです。
あ、七宝焼き体験もできるんですよ。がんばって、その昔、モリゾースプーンとキッコロフォークを作ったけれど……
「なに、これ?」
はい。細かい模様は諦めが肝心。
日本に他に七宝焼きをメインにした施設がどれくらいあるのか分かりませんが、時間に余裕がある観光ならばどうぞ。




