若さは硝煙と共に消えた。
戦後70年を迎えて半年以上が経った2016年の春。主人公の深宙 巡(みそら じゅん)は大阪市内の高校に入学し、新たな生活に期待を寄せていた。たまたま教師から雑務を押し付けられた南 照月(みなみ てるづき)と友人になり、つまらない授業と楽しい雑談が待っていると思っていた彼等だったが、静かに迫りくる侵略戦争の脅威に誰も気づくことは無かった。
雲の割れ目から現れた彼等が世界にもたらすのは革新か、それとも破滅か――。
2021年3月31日 10000PV突破!
2021年10月1日 20000PV突破!
2022年3月20日 30000PV突破!
2022年5月1日 完結
雲の割れ目から現れた彼等が世界にもたらすのは革新か、それとも破滅か――。
2021年3月31日 10000PV突破!
2021年10月1日 20000PV突破!
2022年3月20日 30000PV突破!
2022年5月1日 完結
1、軍事的挑発
1、桜は春の風で散り始めていた。
2020/07/15 00:00
(改)
2、空は曇り、雨粒が落ちてきた。
2020/07/16 00:00
(改)
3、空が輝き、世界は変わった。
2020/07/16 00:00
(改)
4、放たれた弾丸は紅色を作った。
2020/07/16 00:00
(改)
2、侵攻
5、暗い影を振り切ると、日が昇っていた。
2020/07/17 00:00
(改)
6、靴は固いままだが、数が増えた。
2020/07/17 00:00
(改)
7、燃えた後、波は穏やかだった。
2020/07/18 00:00
(改)
8、現実に踏み込むと、理想は崩れ去った。
2020/07/19 00:00
(改)
3、海岸警戒任務
9、星空の下、闇に音が響いていた。
2020/07/20 00:00
(改)
10、雨は止み、また太陽が出てきた。
2020/07/21 00:00
(改)
11、落ちたものは拾われず、見向きもされなかった。
2020/07/22 00:00
(改)
12、目に光が無くなり、やがて横たわっていた。
2020/07/22 21:00
(改)
4、ゴルフ場攻略作戦
13、闇に光が上がると、すぐに駆け出した。
2020/07/23 21:00
(改)
14、死はすぐ傍まで近づいていた。
2020/07/24 21:00
(改)
15、感情は抑えられず、代わりに死んだ。
2020/07/25 22:28
(改)
16、感情は育ち、やがて飛び立っていた。
2020/07/26 21:00
(改)
5、九・一停戦協定
17、砲声が止むと、空は不満そうだった。
2020/07/27 21:00
(改)
18、彼女が告げても、何も変わらなかった。
2020/07/28 21:00
(改)
19、耐えていると、視界は真っ暗になった。
2020/07/29 21:00
(改)
20、また立ち上がり、言葉を繰り返していた。
2020/07/30 21:00
(改)
6、一〇月攻勢(前編)
21、夜は比較的静かだった。
2020/07/31 21:28
(改)
22、前に進むと夜が終わりを迎えた。
2020/08/01 21:37
(改)
23、休憩の後、また仕事に戻っていた。
2020/08/02 21:00
(改)
24、ぶつかり合い、火は消えた。
2020/08/03 21:00
(改)
7、一〇月攻勢(中編)
25、前へ進み、雷鳴が響いた。
2020/08/04 21:00
(改)
26、橋は砕け落ち、動きを止めてしまった。
2020/08/05 21:00
(改)
27、雨は降り続き、冷たさが残った。
2020/08/06 21:13
(改)
28、星空の下、暖かさに包まれた。
2020/08/07 22:10
(改)
8、一〇月攻勢(後編)
29、冷たい川を渡ると、白い煙が巻き上がった。
2020/08/10 21:00
(改)
30、風は寒く、街は騒がしかった。
2020/08/17 21:00
(改)
31、想いの火により、赤い蝋が滴り落ちていた。
2020/08/23 21:00
(改)
32、コーヒーの香りは毒になっていた。
2020/08/28 21:00
(改)
9、雪ノ風脱出作戦(前編)
33、その優しさに笑みを零していた。
2020/09/04 21:00
(改)
34、侮辱されたが、守るしか無かった。
2020/09/06 21:00
(改)
35、鋼鉄のヒョウが迫り、瞼を閉じた。
2020/09/08 21:00
(改)
36、雪は降り続け、寒さは厳しさを増した。
2020/09/10 21:00
(改)
10、雪ノ風脱出作戦(後編)
37、ここに正義は無かった。
2020/09/12 17:22
(改)
38、戦場では、倫理と道徳は必要無かった。
2020/09/14 22:13
(改)
39、光は心の中まで届いていなかった。
2020/09/17 22:08
(改)
40、ただの数字だと気付いていた。
2020/09/20 21:24
(改)
11、淀川防御戦闘
41、心は塗料で塗りつぶされていた。
2020/09/27 12:40
(改)
42、雲の筋は迫り来ていた。
2020/10/04 22:15
(改)
43、階級章を意識し続けていた。
2020/10/11 23:06
(改)
44、腫れた傷は膿んでしまっていた。
2020/10/17 07:10
(改)
12、梅田・十三地域砲撃戦
45、心に受けた傷を癒やし続けていた。
2020/10/26 00:17
(改)
46、彼女を救ったのは俺だった。
2020/10/28 12:42
(改)
47、月の光の支えになっていた。
2020/11/01 22:49
48、レンズは吐息で曇っていた。
2020/11/09 00:35
(改)
13、春季縦深打撃
49、休日は1日目を迎えていた。
2020/11/15 20:11
(改)
50、休日が休日では無くなっていた。
2020/11/23 21:04
(改)
51、頭痛に苦しんでいても小銃を握っていた。
2020/11/30 21:53
(改)
52、俺は彼女の血を拭っていた。
2020/12/07 20:15
(改)
14、天王寺逆襲
53、俺は静かに返事していた。
2020/12/10 21:22
(改)
54、誰にも救うことは出来なかった。
2020/12/17 19:29
55、地獄以上の地獄が広がっていた。
2020/12/23 14:27
56、手を差し伸べたが、掴む所が無かった。
2020/12/28 17:58
15、休戦
57、鋼鉄の猛獣はお互いに噛み付いていた。
2021/01/06 00:41
58、割れたガラスを踏んで外へと出ていた。
2021/01/16 00:28
59、あの時と変わらず、桜は春の風で散り始めていた。
2021/01/21 01:23
60、そして、いつものように春がやって来ていた。
2021/01/26 23:13
(改)
16、政治的攻防
61、平穏な日常はとても幸せだった。
2021/02/03 20:57
(改)
62、怒りは燻り始めていた。
2021/02/08 00:12
(改)
63、そして強さを求めていた。
2021/02/13 20:02
(改)
64、まだ我慢出来ていた。
2021/02/21 01:40
(改)
17、駐屯地内武装工作員浸透事件
65、ずっと耐え続けていた
2021/03/01 22:05
66、やがて殺意が芽生えていた。
2021/03/05 20:11
67、とにかく語りかけていた。
2021/03/07 16:07
68、雨は降り止んだが、怖いくらいに静まり返っていた。
2021/03/14 01:36
18、七夕軍事革命(織女の涙作戦)
69、降りしきる雨のように涙を流していた。
2021/03/18 22:14
70、まだ大人しい空だった。
2021/03/21 18:48
71、銃を手に立ち上がろうとしていた。
2021/03/24 22:37
72、空を見上げ、彼らに告げた。
2021/03/27 22:37
19、七夕軍事革命(牽牛の勇気作戦)
73、雨水は織女の涙のようだった。
2021/04/03 21:02
74、空は青みを帯び始め、涙を落とす雲は消えた。
2021/04/09 21:17
(改)
75、女神は微笑んだが、手を差し伸べはしなかった。
2021/04/16 22:01
76、朝日に照らされた革命の煙は立ち上り続けていた。
2021/04/23 22:44
20、革命祝賀会
77、冷えたグラスの温度はぬるくなっていった。
2021/05/01 22:12
78、極悪人は更生した。
2021/05/08 20:15
79、芳醇な香りは心を狂わせていた。
2021/05/16 20:48
(改)
80、敵の姿が見え始めていた。
2021/05/23 02:18
21、桜乃総合病院爆破事件
81、未来には常に彼女が映っていた。
2021/05/29 23:11
(改)
82、希望の光は差していなかった。
2021/06/05 19:21
83、外の景色はよく見えていた。
2021/06/12 18:15
84、やはり恋愛に関して新兵同然であった。
2021/06/19 15:17
22、関西再侵攻
85、秋の長雨は、すぐそこまで来ていた。
2021/06/26 14:39
86、稲妻により、雲の広がる夜空は再び光っていた。
2021/07/03 16:59
87、屈辱的な敗北を味わっていた。
2021/07/10 22:56
88、責任と義務を果たそうとしていた。
2021/07/17 06:48
23、大阪中部抵抗線
89、雨と煙の匂いが入って来た。
2021/07/25 11:22
90、銃声以上に大きな音が響き渡っていた。
2021/08/01 15:25
91、彼は暗い浴室へ向かった。
2021/08/07 22:42
92、ほんのひと時、平和が戻ったようだった。
2021/08/14 00:25
24、四季の恵み作戦(前編)
93、初秋の夜の寒さは感じられなかった。
2021/08/21 00:13
94、静かな心の叫びだった。
2021/08/27 22:34
95、冷えた空気に晒されていた。
2021/09/04 20:35
96、認識票を無理やり手渡していた。
2021/09/10 23:25
25、四季の恵み作戦(後編)
97、悔しさが力を与えていた。
2021/09/17 22:18
(改)
98、熱い血液を力強く、体中に送り込んでいた。
2021/09/24 09:21
99、火は一瞬にして猛烈な炎となっていた。
2021/10/01 11:42
100、色付いていく葉の色のように、心も赤く紅葉していた。
2021/10/09 00:59