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LAST GAME  作者: よむよみ
外伝 ぷらいむみにすたー

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75/81

episode1

あらかじめ断っておきますが、本作品はフィクションーー空想、想像、妄想です。

いつでも消せるように話数も別にしていることは秘密です。

 私は“X”で簡潔に情報を投稿した。


 すると、時々、謎の機関から文句を言われるようになった。

「記者会見を開け。我々の質問に答えろ。知る権利の侵害だ」


 今までだってありとあらゆるところに突撃取材してきたではないか。

 プライベートな自宅から果ては親戚の家にまで突撃してきたではないか。

 知る権利と称して、プライバシーを無視して報道してきたではないか。

 私の投稿を完全無視して、記者会見で伝えろ、だって?虫の良すぎる話だ。


 質問するなら、お得意の知る権利を行使して、投稿の裏取りするぐらいしてからにしろ。

 このままでは、報道で情報を得る人、私の投稿で情報を得る人で分断が起こるではないか――

 と言いたい所をぐっと我慢し、公務を続けている。


 私の名前は秘密。

 もちろん秘密という名前ではない。


 名前はある。

 もちろんあるという名前ではない。


 ……。……。……。

 作者は前章で反省したはずなのに、また遊び始めたようだ。

 正直遊びすぎだ。まったくこりない作者だ。


 つまり何が言いたいかと言うと、この作者が〇で伏せることすらはばかられるぐらいの大物

 ――の代理だという事だ。

 そして、この章は遊びで作られた物語だという事だ。

 事実かどうかは保証しないし、事実かどうか調べる気も無い。

 ただのWEB小説にすぎないのだから。

 それぐらいの事が伝わっていれば十分だ。


 困っているのは謎の機関にだけではない。

 反対勢力にも困っている。

 審議会での審議でのお話だ。


「同盟国である我々には、事前に知らされたのですか?」

 もちろん米の国の開戦に関する質疑だ。


「知らされておりませんでした」と決められた回答をしていただいた。


 ――知らされていないわけがない……。


 この国は民主主義。

 この国において3度も重要な選挙に敗れておきながら居座った前大臣。

 総理の椅子に固執していたそんな前大臣が突然辞職。

 総裁選を行い彼女が選ばれ、彼女は○○大臣に任命された。

 それから、二月上旬に解散総選挙を実施し、大勝させていただいた。

 基盤固めに成功した我がチームは、開戦直後から、世界各国と外交を強化した。


 ……、都合がよすぎるとは思わないのかしら……。


 昨年、元大臣が訪米し、大統領と対談している。

 その時には既に戦争は計画されていた。

 それから前大臣が退陣し私が選ばれた。もちろん、米の国からの圧力だ。

 開戦日の確定は一月の上旬だった。

 前倒しで開戦される可能性を知らされた私は、予算審議の前に急ぎ解散総選挙することを進言した。


 聡明な有識者なら、これぐらいの事、察しているはずだ。

 そして、絶対に口にしない。

 ――この国の動きと米の国の動きが連動している――

 そう思われるだけで、百害あって一利なし、なのだから。

 こんなことを書くのは、頭のおかしな作者ぐらいだ。

 聡い読者たちは、この国がいつ戦争を知ったのか、なんて絶対に口にしないに決まっている。


 年度内予算成立を目指すことにしたのは、いい目くらましになった。

 正直、年度内に予算が成立するかどうかなんて、大して問題ではない。

 謎の機関は、そんなどうでもいい事ばかりを報道するようになった。


「総理大臣の国会質疑が短いのではないか」反対勢力から追求を受ける。

 ……。あいかわらずちゃんちゃら可笑しな質問だ。

 質疑を短くするのは当たり前。何のための総選挙だったと思っているのだろうか。

 基盤を固め、質疑時間を減らし、世界との外交時間を確保するために決まっている。

 おかげさまで、世界各国とのつながりを強化できた。


 そんな多忙を極める私にも、いくつか楽しみにしていることがある。

 新聞を読むことだ。

 もちろん、実際の新聞ではない。

 謎の機関の作る情報なんて、公務中にいくらでも入ってくる。

 私が読む新聞とは、ゲームの中の新聞だ。


 私は激務を終えて、ほっと一息、ゲームにログインする。

 早速、軽やかなBGMと共にオープニングが始まった。

 今度のサーバーは、小国の物語のようだ。


 ◇


 宇宙の片隅にある大きな赤い太陽。

 その太陽の手前を、青い星が一つ横切ろうとしている。

 徐々にズームアップし、青い海に浮かぶ小さな島国の城の一室を映し出す。


 この国の王様のようだ。部屋から外を眺めている。

 夜でも活発に活動する国民たちを見て、柔らかい笑顔を浮かべていた。

 昼は勤勉で真面目な国民たち。そんな彼らも夜になると恋に遊びに夢中だった。

 そんな彼らの様子を肌で感じられるのが、王様の楽しみの一つだった。


 ただ、そんな豊かな時代も終わりを迎えるようだ。

 曲調が不穏に変わると、外を眺める王様の背後から、怪しい影が近づいた。


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