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オタク談議。
全くついていけない――。
小一時間、二人でオタク談議をしている。
あのマンガどうとか、このマンガはオススメとかまったくついていけない。
でも、なんとなく両親の過去を見ているようだった。
この二人を両親のところに連れていけば、
仕舞いにはオタク同盟を結んでしまいそうだ。
「ぼ、僕もうかえっていい?」
「いいや!西山たんも談議に付き合うのさ!全世界はオタクについて悪い印象を持ちすぎる!これは真剣に考えなければならない!!」
ついに僕も『たん』付けですか・・・。
格上げなのか格下げなのか。
っていうか、お前は自分の学力について考えろ。
本当、受験ヤバくねぇか。
あと四、五ヶ月だぞ。
「だいたいオタクというだけで、その人のすべてが、分かるというわけじゃないのに、なんで敬遠されるんだ!」
そんなこと僕に言われても困る・・・。
「そうだそうだぁ」
早川さん、相槌打ってるし・・・。
――っていうかいい加減帰らせてくれ。




