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最強彼女  作者: 草薙若葉
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かえりみち。

「それじゃあね」


あのあと、空が暗くなる頃に、僕らはそれぞれの家路についた。


僕が帰り道、何気なく本屋に寄り道していなかったら、早川さんの素顔を知ることができなかっただろう。





本屋の自動ドアが開くと、すこしひんやりした風が僕の頬を撫でた。


暦の上ではもう十月になろうというのに、まだ残暑が残っている。


このままじゃ、秋を越えてすぐに冬になりそうだ。


漫画の長い棚をを抜けると雑誌コーナーにはいる。


びっしりと人が集まっている。


奥のほうで見覚えのある制服がチラリと見えた。


もしかして――


人と人のあいだをすり抜ける。


そこで見たものは―――









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