モンゴル観光案内4 そこは帰る所。サライ
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オゴタイ・ハーンより始まった西征。
この時モンゴルはロシアの一角カスピ海に流れる川の畔を指し、万一の時に再集合地と定めた。
その場所を名付けるのにモンゴル語ではその単語がない。そこでモンゴルはペルシャ語から単語を拾って来た。
その地の名は『サライ』。意味は「帰る所」だそうだ。
ちなみに西征に向かったモンゴル帝国は一度そこを利用した。万一が有った訳ではない。冬になったから征服戦争を冬休みにしてそこに帰って遊んでいたのだ!余裕綽々じゃねーかモンゴル帝国!
やがてその地に都市が築かれた。そこには世界の色んな宗教施設が建ち、宗教にフランクなモンゴルらしい街になった。
宮殿の色からジュチから始まるこの国は金帳汗国と呼ばれている事もある。
サライという街は何回かの遷都をしている。
最終的には現在のヴォルゴグラードより東約85キロという場所になっている。
ちなみに現在のそのヴォルゴグラードはその以前はスターリングラード。更にその前の名前ほツァリーリンと呼ばれていた。
この街に有る「ママイの丘」という丘は歴代のツァーリを埋めた墓標なのである。
さて、このサライの街だが、何度も襲撃され破壊されている。
だから遺跡も細かいバラバラな物しか出てこない。
しかし壁面のモザイク画等の遺跡も色鮮やかに残っている。
24時間テレビでよく歌われたあの歌の語源の街である。
「帰る所」要するに故郷となる。なるほどモンゴルに故郷という概念は無いだろう。何々族に生まれは有っても産まれた地なんかいい加減だ。
そして何処までも行ってそこで亡くなる。
今まで無かった何処か戻る場所。それは自分たちの国の概念にすらない為、ペルシャ語から拾って来た訳である。
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