5 幼馴染と親友
今回はいっくんの親友登場。
次回はゆうちゃんの親友の予定。
あと・・・本作は幼馴染の二人のイチャイチャがメインであり・・・三角関係とか、ハーレム、逆ハーとかあとは、どろどろな昼ドラ展開とかシリアスな展開とかはありませんのであしからず。
「おはよう!一樹!如月さん!」
「あ、おはよう、一也」
「おはよう山崎くん」
無事に教室へ着くといつものようにいっくんの親友の山崎一也が元気に挨拶をしてきた。
いっくんの一番の親友と言っていい彼は物凄いイケメンだ。
主人公のような赤い髪で、チャラい印象に見える外見なのだが、実際は休日に保育園にボランティアに行くほどの子供好きというギャップでやられる女の子達は多い。
正直、私は好みのタイプではないけど、確かにそれだけならモテるだろう。
それだけなら・・・
「おう!にしても・・・やっぱり一樹は可愛いなー!如月さん、やっぱり一樹俺にくれよ!」
「あげないよ!いっくんは私のものなの!ホモでショタコンでロリコンな山崎くんはダメ!」
「ホモじゃねぇよ!一樹だからだ!それに、子供好きで何がいけない?」
「性的な対象で見てるからダメなんだよ!」
そう・・・残念なことにこのイケメン(チャラ男)はショタコンとロリコンを拗らせた真性の変態なのだ。
そして、彼は・・・いっくんのことをそういう目で見ているのだ。
親友(笑)としか正直言えないが・・・割りといっくんは彼のことを信用しているのでむやみに縁を切れとも言えないのが残念だ。
「ははは・・・」
「朝から騒がしいな・・・」
「あ、達哉。おはよう」
私と山崎(変態)が言い合っていると眼鏡をかけた黒髪のイケメン・・・いっくんの親友である龍ヶ崎達哉が呆れながらこちらにきた。
「お、達哉聞いてくれよ、如月さんがな・・・」
「どうせまたお前が一樹を欲しいとか言ったんだろ?如月がそれ以外でお前と争う理由はないしな。」
「何故分かった!」
「まったく・・・如月すまんな。馬鹿(一也)が迷惑かけた。」
「ちょ!酷くね!?」
「別にいいよ。いつものことだし。それよりも・・・私がいない時はいつも通りいっくんのことよろしくね?」
「もちろんだ。一樹は親友だからな。」
「うう・・・なんか面と向かって言われると照れる・・・」
頼もしい龍ヶ崎の台詞に私は胸を撫で下ろしつつも、その後で側でその台詞を聞いていたいっくんが照れたような表情をしたのを見て胸をときめかせてしまった。
やはりうちの子は世界一可愛い・・・!
私は思わずいっくんの頭を撫でていた。
「ゆうちゃん・・・?恥ずかしいよぅ・・・」
「いっくんは私に撫でられるの嫌?」
「嫌じゃないけど・・・恥ずかしい・・・」
照れたようにでも嬉しそうにするいっくんに私はさらに内心で悶えてしまい、しばらく頭を撫でていた。
「にしても・・・ほんとに分かりやすい二人だよな」
「まあ、お似合いだろう。保護者のような如月にそれを慕う一樹・・・」
「時々、一樹のあのなつき方がなんか異常に見えるのは何でだろうな?あれ、絶対幼馴染ってレベルの話じゃないぞ?依存とかそのレベルの・・・」
「言ってやるな。おそらく如月が幼い頃から一樹に洗脳でもしていたのだろう・・・まあ、それでなくても一樹もなんだかんだで如月のこととなると性格変わるくらいだしな・・・」
「ああ、あのときの・・・如月はあれ知らないよな?」
「一樹は如月にはあの姿は見せないだろう。あれは如月のためになっただけで、こっちの今、如月に接してる姿が一樹の素なんだろう」
「まあ、それなら確かにお似合いかもな・・・お互いに狂ったように相手の事が好きなんだろうし・・・」
「だな・・・」