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めたもるふぉうぜ  作者: 八澤
約束
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 有野間麻友03

 マユちゃんがいなくなり、マユちゃんのお母さんの噂が流れ始めると、私達の親は、マユちゃんのお母さんに対して、辛辣な意見を述べるようになる。

 そりゃ、子供のお母さんが、一目につく程度にパチンコへ行ったり、別の男性と食事をしていたりしたら、印象は最悪だ。

 マユちゃんが転校してからは、マユちゃんのお母さんを皆が一致団結して否定し、PTAが騒ぎを起して、私達はそれをまだ上手く理解出来ないながらも、嫌な雰囲気を感じ取っていた。私のお母さんも、昔はあんなにマユちゃんのことを可愛がっていたのに、今は名前が出るのも癪に障るようで、姿なんて絶対に見せられなかった。これは、親はもちろん、私達子供も同じで、マユちゃんのことを卑見している人は、クラスには多い(特に女子)。だけど、イジメは起きてはいなかった、思う。マユちゃんは昔と違って大人びていたし、容姿も整っていて、不良っぽくて、イジメなんかしたら、恐い仕返しが来るのかと、皆内心恐れていたからだ。おかげで、皆当たり障りなく接していただけで、特に問題が起こることは無かった。


 私は、何かと心の中で言い訳を作っては、マユちゃんとの接触を、避けていた気がする。


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