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colorful〜rainbow stories〜  作者: 宮来 らいと
第6部 名雲メイ編

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第3章 緑のゴンドラ頂上へ(薮本マサキ編)中編

??

「ふぅ…………六郭星学園の中庭か…………。」


光が消えると、1人の男性が立っていた。


真瀬志奈

「あなたは…………一体…………!?」


虹谷サイ

「ああ。真瀬志奈さんだね。僕の名前は虹谷サイ(にじや さい)。僕はある人物を追ってここまでやって来たんだ。」


知らない人に名前を言われて、ドキドキする。けど…………ある人物って…………?


真瀬志奈

「あの…………ある人物って一体、誰ですか?」


虹谷サイ

「薮本マサキだ。彼を追ってここまでやって来た。」


真瀬志奈

「薮本さん!?何故ですか…………!?」


虹谷サイ

「彼はある事件の容疑者なんだ。それも重たい事件。そのために彼を捕獲する。」


真瀬志奈

「ある事件…………?それは一体?」


虹谷サイ

「それは…………言えない。きみが後悔するだけだ。…………という訳で、彼を連れて行くよ。」


真瀬志奈

「待ってください!」


私は、虹谷と言う人の腕を掴む。


虹谷サイ

「何故、止めるんだい?」


真瀬志奈

「たとえどんな、重たい罪でも…………薮本さんのことを信じます。そもそも薮本さんはやっていないはずです。」


虹谷サイ

「……………………。」


真瀬志奈

「どうかお引き取りください。お願いします。」


虹谷サイ

「仕方ない。…………後悔してももう遅い。きみが不幸になるだけだ。」


捨て台詞を吐く、虹谷と言う人をまた光が包む。


真瀬志奈

「……………………くっ。」


光が消えると、虹谷と言う人はいなくなっていた。


真瀬志奈

「何だったのかしら…………?」


私は気持ちを切り替え、薮本さんを待つ。しばらくすると、薮本さんがやって来る。


薮本マサキ

「志奈さん。遅くなったね。…………ごめん。」


真瀬志奈

「気にしないでください。…………そろそろですよね。」


薮本マサキ

「うん。得体のしれないヒーローらしき人たちにお断りを入れないと。」


そして…………ヒーローらしき人たちがやって来る。


レッド

「ゲームマン…………レッド!」


パープル

「ゲームマン…………パープル!」


グリーン

「ゲームマン…………グリーン!」


イエロー

「ゲームマン…………イエロー!」


ピンク

「ゲームマン…………ピンク!」


オレンジ

「ゲームマン…………オレンジ!」


ラベンダー

「ゲームマン…………ラベンダー!」


ブラウン

「ゲームマン…………ブラウン!」


ブルー

「ゲームマン…………ブルー!」


シアン

「ゲームマン…………シアン!」


ライム

「ゲームマン…………ライム!」


レッド

「ゲームマン…………ただいま参上!!」


真瀬志奈

「来ましたね…………。」


薮本マサキ

「名乗りもあるんですね…………。」


レッド

「改めて聞くけど、ゲームマンには入らないのかい?」


薮本マサキ

「…………はい。お気持ちはありがたいですが…………申し訳ありません。」


グリーン

「ふぅ…………まだ、わからないのかい?俺たちのこと。」


薮本マサキ

「…………わかりません。」


イエロー

「仕方ない。仮面を外しましょう。」


真瀬志奈

「仮面を…………?」


ヒーローらしき人たちは仮面を外す。


その素顔に薮本さんは驚く。


薮本マサキ

「み…………みなさんは!?」


真瀬志奈

「薮本さん。この人たちを知っているんですか?」


薮本マサキ

「…………僕がなりたいゲーム番組のスタッフさんたちだ。」


真瀬志奈

「ええ!?」


そのスタッフさんたちがどうしてここに…………?


レッド

「驚いたよね。…………無理もないけど。」


ピンク

「私たちにこの手紙を渡したのはあなたでしょう?」


ピンクさんは手紙を見せる。


薮本マサキ

「これは、僕が送ったファンレター…………!」


オレンジ

「俺たちは、この手紙を見て、思ったことがあるんだ。」


薮本マサキ

「思ったこと…………?」


シアン

「本当に、覚悟があるのか…………?それを確かめたくてね。」


薮本マサキ

「覚悟…………?」


ライム

「俺たちは…………普段は番組のスタッフだけど…………。ある団体でもあるんだ。」


真瀬志奈

「ある団体…………?」


ブラウン

「実験の…………被害家族団体。僕たちはある実験のせいで行方不明になった身内の家族なんだ。」


真瀬志奈

「その実験って…………?」


ラベンダー

「獣の研究。…………それしか言えない。」


薮本マサキ

「……………………。」


パープル

「怖気着くだろう。それはそうだ。僕だって今も怖い。それでもきみはこのゲーム番組のスタッフになりたいのかい?」


薮本マサキ

「……………………。」


薮本さんは黙り込んでしまう。


ブルー

「大丈夫かい?時間が欲しいなら、僕たちはこの辺で…………。」


薮本マサキ

「いえ、大丈夫です…………。決心がつきました。」


グリーン

「それで…………?」


薮本マサキ

「僕は…………ゲーム番組のスタッフになりたい夢は…………諦めます。」


真瀬志奈

「薮本さん…………。」


イエロー

「そうか…………それで、今後はどうするんだい?」


薮本マサキ

「今後は、みなさんのご活躍をテレビで応援しています。」


レッド

「わかったよ。…………最後になるけど…………。きみたちは作曲をしているのかい?」


真瀬志奈

「はい。…………声優歌唱祭の楽曲を…………。」


薮本マサキ

「そういえば、今度の声優歌唱祭のスタッフもみなさんが携わっているんですよね。」


ピンク

「よければ…………聞かせてくれないかしら?」


真瀬志奈

「あっ…………わかりました。」


声優歌唱祭のスタッフだ。もしものこともあるし、今のうちにこの曲を聞いてもらって、ダメかどうかを教えてもらおう。


薮本さんもそれを察したのか、音楽室に案内する。


薮本マサキ

「みなさん、こちらへ…………。」


私たちは大所帯で音楽室に向かう。

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