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空へ逃げられたら面倒な事になる。
ならば先手必勝だ!と奴に向かって突進した。
俺にはこの強靭な脚と尻尾がある。
一気に体当たりをかけて倒れた後に
尻尾で叩きのめせば勝ちだ!
奴との距離は急速に近づく。
俺は衝撃に備えてヘディング態勢を取った。
・・・・・
奴も全く動かず同じく衝撃に身構えた。
ただ、俺と違うのは奴には大きなツノがあり、
そのツノが帯電し始めた事だ。
「しまった!」
俺はそのまま奴のツノに突き刺さり、
更に強烈な電気ショックを受けてしまう。
情けない。一撃で俺はやられてしまった。
安易に突進したばっかりに。
薄れていく意識の中、
俺は自分の無能さを恥じた………
――エンド4 万歳アタック――
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