10/11
009
もう我慢出来ない!
今まで溜めていた物を一気に放出した!
「グオオオオオオオオオオン!!!」
断末魔のような、地響きのような叫びの後
口から青白い怪光線を発射した。
昼にも関わらすその一筋の光は眩しいくらい輝き、
光線は目の前のマンションを直撃して
そのマンションは粉々になってしまった。
……とても気持ちよかった。
全てを忘れるぐらい。最高だった。
今すぐもう一撃放ちたい。
もっと色んな所を破壊したい!!
…………
これで俺の運命は決まってしまった。
すぐにでも自衛隊や他の国の軍隊が
全力で俺を殺そうとするだろう。
俺はただの怪獣と成り果ててしまった。
人間の心も、人間としての尊厳もこの一撃で
全て消し飛んでしまった。
しかし、それで良かったのかもしれない、
心の底にあるよくわからない、
取り返しのない事をしてしまったかのような
罪の意識を、悲しみを背負ったまま
生きるなんて耐えられないから…
――エンド3『ただの怪獣に成り果てて』――
お疲れ様でした。お楽しみいただけたでしょうか?
是非ブクマや感想、評価頂けたら嬉しいです。
(ゲームブック次回作の励みになります)




