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道標

162、道標


苦しみに思わず出た ため息でくもったあの窓ガラス

向こうに望めた澄んだ空も そのせいで見えなくなってしまった

夢を追う 光が眩しくて もう膝をつくしかないのかな

外に出て 歩き始めても 何もかも全て 敵にしか見えなくて


どんな道でも果てしなく続く 君の旅が終わるまで

だけどたくさんの選択肢が 君のことを襲うだろう

凸凹道や標識のない道 古い吊り橋の架かる道

君の信じる全ての想い それが幸せへと導いてくれる 道標となるから


戸惑いに自分を忘れて 息もできずにいた青い春

崩れた積み木を もう一度 組み立てるように 夢を拾って

あの頃 燻っていた想いの炎 全部抱きしめた その先に

見えるもの 何が正しくて 何が間違いなのか その瞳で見分けて


いつの時代も 今日を過ぎれば 新しい日の目を見れる

空を染めていく数ある光 君のことを照らすのだろう

落ち込む君も 追いかける君も 周りからすれば同じ君

涙 知っても バカになっても それが偽りない自分に出会える 道標となるから


裸足のままで走ってきた 傷だらけの君の足

もう そろそろ・・・靴を履いて 紐を強く・・・強く・・・


どんな道でも果てしなく続く 君が心 閉ざしても

未来に待っている数ある光 君のことを照らすのだろう

凸凹道や標識のない道 古い吊り橋の架かる道

君の信じる全ての想い それが幸せへと導いてくれる 

偽りない自分に出会える道標となるから


心折れそうなとき、道を誤りそうなとき、

何をすればいいのか分らなくなったとき、

君は何を目指して突き進む?

答えは過去の自分の心の中に。

瞳をつむれば、浮かんでくるはず。

たくさんの道標。


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