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タカラモノ

161、タカラモノ


小さく柔らかな その手が 僕の手のサイズに合わない

それがまた糸らしくて 自然と和やかな場になる


難しいことにも 真剣な顔つき 少ししたら もう飽きているよう


あどけない笑顔が どうしても負けたくないって叫ぶ泣き顔が

その全てがみんなの宝物だよ

指先でつついて 「これ何?」って不思議な目つきで訊く姿が

何よりも尊く 何よりも愛しい宝物だよ


小さな公園で その手を伸ばし 梯子をゆっくり登っていく

頂上 手を振ってる 滑った後に舞う笑の花


誇らしいその影 一つだけ嬉々とした人影が はしゃいでいるよね


あどけない笑顔が どうしても負けたくないって叫ぶ泣き顔が

その全てがみんなの宝物だよ

指先でつついて 「これ何?」って不思議な目つきで訊く姿が

何よりも尊く 何よりも愛しい宝物だよ


結んだ掌から溢れてくるメロディーが

ほら 僕らをあの光へと連れていってくれる


いつの日か歩いた道に伸びていた影が僕を越す そのときまで

さあ手をつないで 歩こう


どんな人にも、あどけない頃があった。

どんな人にも、何をやっても笑って許される頃があった。

そういう時期こそが、やっぱり宝物で、

だんだん黒ずんでいく心の箱から生まれた愛が、

他の箱から生まれた愛と共に新しい愛を生み・・・。

きっと、涙が出るほど“タカラモノ”って思える小さな手に尊さを感じるのだろう。


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