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15 中央は平和だった

小奇麗な服を着た人たち


豊富な商品


一体ここはどこなんだ?と言いたい


いや王国の中央なんだけどさ




グーフィー子爵領を出て夜逃げをしていると王国の中央にあるとある貴族の領地に着いた





どの貴族かって?


そんなのは知らない


辺境だと学べる機会はほぼ無いんだよ


・・・なんのために生きているんだろう?




まあそんなのはどうでもいい


今、目の前にある平和な風景が大事なんだ




いや大事ではない


恨めしくて、妬ましくって、羨ましくって仕方がない


辺境で命がけで守ってきたというのに、中央にいるというだけで平民だって平和で豊かな日々が送れているんだからさ




辺境の貴族とその領民が命を賭けて国境を守っているというのに感謝の言葉さえない


いや何とも思っていないんだろうな


やって当たり前



・・・辺境の人間は奴隷も同然らしい






まあそんな恨みはさておいて、とりあえず串焼きでも食べようか




いろんな屋台が並んでいて、いい匂いをさせているんだ


安くて早くて美味いという庶民の味を楽しんでもバチが当たらないと思う




「はいよ、串焼き、銅貨3枚な」


威勢のいい小父さんから串焼きを買って執事と食べる





うん美味い


柔らかくって濃い味のたれがいい


それに安い


死んだオヤジにも食べさせてやりたかったよ




・・・このギャグはシャレにならんな


ホントに死んでいるからな




でも思ったね


この国の人間全員が復讐の対象だわ




ボクたち辺境の犠牲の上に成り立っている平和


絶対に不幸のどん底まで叩き落してやろうと決めたら


「おいお前ら、ちょっと待て!」






不幸が向こうから襲い掛かってきた

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