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13 王国軍がようやく到着しました

「新鮮な野菜はどうかね?」


農民が騎士に向かって商売をしているのを見て思った


「逞し過ぎて怖い」





いえね、王様や中央の貴族への嫌がらせになればと思って


「こうなったのも王様や中央の貴族達が自分達は安全だからと何もしなかったせいだ」


と言ってみたんだよ




帝国が攻めて来たのはボクのせいとか言い掛かりを付けてきたからね


人間、誰かに責任を押し付けたがるものなんだね


何でもかんでも人のせい




・・・こんな奴らを守るために父親が死んだのかと思うと情けなくって涙が出てくるよ




だからより大きい人に責任を擦り付けてみた


だってほら王様や中央の貴族達って権力も金もあるじゃん?


辺境の元男爵ぼくよりも文句の言いがいがあるからね





と言う訳で帝国軍に攻められた辺境の貴族が一丸となって王様に苦情を言ったらしい


・・・国の半分が被害にあっているんだからそうとうな数になっただろうね




さすがにマズイと思ったのか国境付近に王国軍が派遣された




しかし王都から辺境までは遠いから王国軍の手持ちの食料が尽きた


と言う訳で領民達が余った野菜を高値で売り付けている ←今ココ




絶えず戦火に晒されてきた男爵家の領民は強かったね






まあ帝国軍も盗るもの取ったら帰っちゃったしね


のんびりできるからの光景だよね





ちなみに帝国軍が帰ったのは食料を持って帰らないと家族が飢えてしまうからだね


秋になればまた攻めてくることだろう


秋の収穫を見込んで





さぞ酷い戦いになるだろうね


きちんとした軍同士の戦いになるから


・・・何人が生きて自分の家に帰れるかな?




それを思うだけでワクワクドキドキしてきた




そろそろ夜逃げしてもいい頃かもしれないけどもう少し待ってみようかな?


秋になれば一度引き上げた帝国軍が、収穫後の食料を狙って再度攻めてくるからね


ろくに戦うこともしてこなかったお飾りの王国軍なんて一ひねりだろう


ひょっとしたら全滅するかも?




という訳で夜逃げするのを延期してみた

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