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盗賊

「ヘイ!待てよ!」


 陽気に声を掛けられたので友達かと思ってみてみると知らないおっさんだった。

 しかも汚い。こんな汚いおっさん見たことねえや!


「なにを浮かれておる。あれ、盗賊じゃぞ」


 まじで!?盗賊とか生で初めて見たわ。

 しかし王都につくまで暇かと思ったらちゃんと障害が出てきた。作者偉い。


「ぞっとしませんね」馬が言った。

「お金と物をください。従わない場合は暴力を振るいます。万一の場合殺してしまうこともあります」


 盗賊が真面目ぶって言うと周りから隠れていた他の盗賊たちが出てきた。


 馬車を囲んだ盗賊は思い思いに「へっへっへ」とか「腕がなるぜ」とか「ポロポロ飯食いたい」とか喋っている。

 なるほど盗賊にも感情や理性、それぞれの生活に家族もいるんだろうなあと思って俺は感動した。


「何を涙ぐんでおるのじゃ……?うっとしいからこやつら魔法で吹き飛ばしてしまうぞ?」


 まあ待て、こいつらだって各々感情や理性を持ちそれぞれの生活と家族があるんだ。

 話し合えばわかってもらえるさ。俺はそう言って馬車から降りた。



 うあああああああああああああ!



 盗賊が!盗賊が切りかかってきやがった!せっかく話し合おうと思ったのに!

 突然暴力を振るうなんてどうかしてる。

 俺は切りかかってきた盗賊の頭をスコップで叩きまくった。

 一発で死んだっぽいが恐怖にかられて何度も攻撃してしまう。

 魔族より先に盗賊をジェノサイドしちまったぜ……。

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