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藤につかまり下がるはなし  作者: ぽすしち
 ― 藤 ―

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おまもり


 ユズスケはときどき、この山を越えてオチョウの母親がいる山までゆくのだが、そのとき、その骨にしゃべりかけられるのだ。



  ああ 痛いなあ 目の中に藤がはいりこんで痛い あしもとちゅうで折れておかしなほうにむいている 腕 はどこだ?   ああ そこな者 おれの声がきこえているな? ならば こっちへこい  おれがどうやって落ちたのか みせてやろう   さあ   はよう こい




「あんなの、あたしらにはなんにもできないんだから」

「だって、こわいもんは、 ―― こわいよ」

「よわむし」

「弱虫でもいいことあるよ。オチョウねえちゃんに、お守りつくってもらえるから」

「あ!」


 ユズスケは首にさげていた『お守り』をひっぱりだしてジョウカイにみせた。


 顔を赤くしたオチョウは、まだいっちゃだめっていったのに、とおこりながら、袂からなにかをとりだし、その手をジョウカイのほうへつきだした。



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