5/5
afterstory
あれからいくつの歳月を重ねたのだろう。
相変わらず、部屋は白いままだった。
だけど、どうしてもそれを「綺麗」とは思えなかった。
私は母を殺した怪獣を「アニサメキス」と名付けた。
アニサキスに似ている。
そして、目から出てくる。
だからアニサメキス。
単純な名前で笑えるでしょ?
この怪物たちを清掃したくて、
お父さんに助けを求めようとしたんだけどね、
無理だった。
お父さん、笑って言ったんだ
「俺があれをつくったんだ」
って。お母さんが憎かったんだって。
だからね、私、殺しちゃったんだ。
アニサメキスを使って。
でも、それでも。
私はやってはいけないことをした。
絶対に、許されてはいけないこと。
ねえお母さん。
当たり前に囚われたほうが、
楽なのかもよ。
ねえお母さん。
今度はちゃんと、
生きてみせるね。
ここまで読んでくださりありがとうございました!
次作はまだ作る予定はないのですが、いつかまた書くと思うので!
気ままに待っていただけると嬉しいです!
それではまた、次作でお会いしましょう!




