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一般人に魔王をしろと言われても 作者:百舌
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1-1.プロローグ

ふと、背中に感じる布団に違和感を感じた。
ゴワゴワというかガサガサというか…、いつもと違う感覚が気になり始めると寝てもいられず本当なら目覚ましが鳴るまで寝ていたい所なのだが目を覚ますことにした。

「……え、ここどこ?」

辺りは真っ暗で…いや、多少灯りはあるが壁に掛けられた小さな燭台が近くを照らしている程度で自分の手元なんかはほとんど見えない。

周りに何があるかわらかない、とりあえず叫びたい衝動に駈られるがさすがに意味のわからないままそんなことをする勇気もなし、少し落ち着いて把握しよう、そうしよう。
たぶん寝る物以外に物を置いていないのを見る限り牢屋かなにかなのだろうか。

次、自分の身辺チェック。
まずは服だが微かな明かりから見える限りではいつもの学ランを着ている、何故だ。
後はポケットの中には愛用の最新形携帯電話、やはり電波は繋がっておらず家に掛けてみたがうんともすんとも言わない。
代わりに入れた覚えのないアプリが一つ入っていた。

一応、いきなり爆発することもないだろうと起動はしてみたがタイトル画面には進むものの真っ黒な背景に[PLAY]のボタン。
押しては見たが読み込み中から進まなくなってしまった。

結局なんの収穫もなくため息しか出ず辺りを見回してみる。

「それにしては無用心だよな…、」

まずこの部屋を牢屋とした場合に外と部屋を隔てるモノがない。

一応、これは外に出ても大丈夫と言うことなのだろうか。
若干、臆病が足を止めてくれるが待っていても状況は変わらないだろう。

そう自分に言い聞かせる事にして、牢屋(仮)から外に出ることにした。
外はちゃんと道になっているらしく左右に分かれどこかに続いているようだ。

通路は一本道のおかげか迷うことは無さそうで少し安心する。
なんせ、左は少し進んだ先が行き止まりになっているのが見えるほどだしな。

とりあえずRPGの醍醐味としては左だろう。

マップはやはり全て埋めなければという強迫観念から左へ進むと突き当りに来てある事に気付いた。

「ここ、道になってんのか…」

そう、影と灯りで上手くカモフラージュされているが近くに来ると先があった。

気になり先に進んで見ると大きな空間に、中央には人らしき影と……水晶?

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