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詩全集4

よりどころ

作者: 那須茄子

波に濡れた足跡を

砂浜に刻みながら

君の奥に眠る秘密は

まだ潮風にさらさないでおこうか


星座のような静けさを灯して

弱さを零す声を

受け止める空でありたい僕は

君に寄り添い

「ここにいる」と言葉を渡す


錆びた羅針盤を抱えた胸はこうして

今も止められない航海の期待で

奥に潜む微かな嵐が生まれそうだ


潮の満ち引きに揺られながら

まだ見ぬ地平線を描く

まだ瞳に映らぬ

きっと誰も知らない航路へと


星座のような静けさを灯して

弱さを零す声を

受け止める空でありたいと思う僕は

君に寄り添い

「ここにいる」と言葉を渡す

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詩奏徹楽  吾綴る故に吾在り
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