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本当の世界

 イケメンの奴あんなヒントで大丈夫か?


 俺は時間回帰リバースで戻ってみんなが幸せになるような答えを書けと言った。


 ただ、それだけしか干渉できなかった。


 あとは、イケメン次第だ。


「イケメン、よく頑張りました」


 75点。


「フン、まぁまぁかな」


『やったー、超うれしい』


「ちなみにどんな解答なんだ」


 解答


<まず、携帯で海上保安庁に救難信号を発信し、妻を乗せ、自分が下りて、子どもを乗せて待つ>


 和樹は言った。


「あれ、俺の解答の方が良くない?」


「普通の人間は40キロも泳げないのでイケメンの方が現実的だと思いました」


「まっ、いいか」


「よかったな、イケメン。実はお前らの中で一人は留年するだろうと思っていた。だが、先生はお前らを育てられたことを誇りに思う」


「和樹」


「なんだイケメン」


「ヒントありがとう」


 イケメンは手を出した。


「柄にもねぇことするな」


 和樹は手を握り返した。


『和樹』


「なんだレアか、今友情が生まれた瞬間なんだが」


『本当の世界で大きな異変があったわ』


「本当の世界?」


 なんだ本当の世界って?


『話は後こっちの世界に来て』


「だんだん眠くなっ・・・・・・zzz」


 俺は眠りに落ちた。

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