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4.自己評価と他者評価②

いや、2話でもまとまらんかったんやけど、なんでなん??


着実に解雇P(ポイント)を溜めつつある新人。

本日は妊婦ちゃんが検診の為欠勤で指導担当なしで業務開始。


昨日のうちに妊婦ちゃんがメモ用紙にTODOリストを作成しているので、それに従って処理していくだけ。

……のはずなんだけど、ドタバタ、カサゴソしてる新人。

ちなみにTODOリストは昨日の緊急会議メンバーで確認済みのため、おおよその内容は把握してるがそんな難易度の高いものは(できないから)入れてない。


○明日やっておくこと○

 ・昨日の日報処理確認済み、処理済みに収納してください

  →付箋のところは直してるのでPC確認してください


 ・近距離の日報処理

  →伝票は入力処理だけして日報とセットにしててください 


○時間があったらしておくこと○

 ・手書き台帳とPC入力の漏れ確認

 ・送付宛先の在庫確認(不足は印刷してください)

 ・日報の整理(先月分のみ)


妊婦ちゃんが渡したのは日常の業務内容をお願いするもので、変に時間が余って何したらいいとか聞き始めても迷惑なので多めにいろいろ書いているがとりあえず出来るところまでやってもらえたらと期待はしてない。


ところが今日が新人ちゃんの転機になった。


今日に限ってややこしい接触事故が起こり、その従業員さんと保険屋さんと俺で事故当時のドライブレコーダーを確認していた時だった。三者で当時何があったのか、双方の過失とか含めてどう交渉をしようか、従業員の怪我の確認、車の修理や代替車、荷物の破損、お客さんへ連絡はどうするかなど、密に話してる最中にいきなり彼女が割って入ってきた。



「昨日の○○さんが行った●●って何県か教えてくださいっ!!」



新人ちゃんの肩越しにわがままボディの驚愕した表情を視界に入れながら、時が止まってこういうことを言うんだと感じながら脱力したよ。

人手不足のこのご時世、企業にとって従業員は大事にしたい。

しかも最近の子はしかり方を間違えるとすぐ辞めるから、昔に比べて俺も気が長くなったもんだ。

だがしかし、これは無理だ!!


「今、どういう状況かわかってるっ!!?」


「えっ!?あ、えっと……」


「ちょっとっ!●●なら先週に◎◎さんが行ってるから台帳見てみなよ!無かったら先月までは妊婦ちゃんがやってたから台帳とか日報とか書いてるってっ!!」


ありがとうわがままボディ……もう俺には無理だよ……空気読め……

そしてここで終わらないのが新人ちゃんで、この後更にややこしくなる。

騒ぎを聞きつけて別室の経理のお局がやってきたことにより、このお局が違う意味でかき回していく。



この経理のお局、PC使えない全部手書きのアナログ人間。

でも、創業時から弊社で勤めており手書きで請求書を作り、今も支払いを管理している強者。

PCは使えないが、PCで請求書出力してるからPC内には仕事に必要な情報がちゃんと入っていることを知っているある意味厄介な人。



「毎月、請求書にはこの便あるわよ?先月の台帳は確認した?なくてもPCにはあるでしょ?」

「さっき先週◎◎が行ってるって言ってたでしょ?先週なら居たわよね?自分で処理してるでしょ?」

「ほら、今月の請求書開いて?……あら、2回も行ってるじゃないの?じゃあ台帳にもあるでしょ?」

「あら、上は妊婦ちゃんの字だけど下は自分で書いてるじゃない?付箋も貼ってるし探せば見つかるじゃないの?探せなかったの?こんなにたくさん付箋貼ってるのに?」



このお局、年齢もあってか空気も読めないし読まないし、言葉も選ばない思考と口が一直線の人。

あと、おとなしくてふんわりしてる妊婦ちゃんを気に入ってて、産後に直接指導できるのを楽しみにしてる人だから、新人ちゃんにはちょっと当たりがきつい人。


そして、新人ちゃんにとどめを刺した人。



「というかね、私も地名詳しくないから分からないけど、そもそも地名で検索したら出てこないの?」





to the next…







 


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