謎に満ちた探索。
ハチはこの星に一人だけ残されてしまった。
「さて、特別何かやることもないし、どうしようか。」
「あの人はここで過ごしてればいいとか言ってたけどそんなはずないしな⋯」
「あの人が行った方向とは違う方向に行けばなんかしらあるかな」
「ま、やることないし、行ってみるか。」
「ずっと森の中だよ。地図かなんかないのかな」
「あー、でもコンパスのほうがいいか。方向分かるし。」
「グ、グオオオオオオオオオオオ!!!!!!!!!」
「うわっ、なんだこいつ、」
「グオオオオオオオオ!!!!!」
「なんか、心臓がバクバクしてるんだけど」
「あと⋯焦り?」
「今まで感じたことない感情⋯」
「グオオオオオオオオ!!!!」
「うわっ」
ドスッ
「危なっ」
「っとりあえず殺せるか?殴ってみるか。」
「グオオオオオオオオ!!!!」
「おっと、いけっ」
ブンッ
スカッ
「うおっと、、、」
「当たんないっぽいな」
「え、当たり判定のない敵と戦うには基本それ専用のアイテムとかいるんじゃなかったっけ」
「グオオオオオオオオ!!!!」
「よっと」
「こいつ攻撃が単純でパターンが少ないからそこまで強くはないけど⋯」
「そもそもこいつの攻撃に当たったらどうなるんだ?」
「よくわからないし、当たらないことに越したことはないしな」
「とりあえず撒いてみるか⋯」
タッタッタッタ
「はぁ、はぁ、はぁ、一応撒けた、か?」
⋯
「大丈夫そうだな。」
「それにしてもここはどこなんだ⋯?」
「走ってたらこんなところまで来たけど、ここはどこなんだ?」
「とりあえず疲れたし休むか」
ZZZzzz
パチンッ
「⋯朝、か」
「!?朝!?」
「⋯ここって朝の概念あったんだ⋯」
⋯
「え、あれからずっと寝てたってこと!?」
「よくばれなかったな。」
「はぁー、とりあえず安全確保と周囲の探索か?」
「とりあえず、わかったこと。」
・このあたりに水と食料はたくさんある。
・さっきみたいな存在はこの辺りには今のところいない
・ここは丘の上で、見晴らしは良いほうだけど、木のせいでほぼ見えない
・さっきまで寝てた石には文字が刻まれているが、知らない言語
・自分以外の生物はぱっと見存在しない(昨晩の怪物を生物と呼ばないのならば)
・宇宙船で部品の点検をしていたところまでしか記憶がない
・昼夜は18時間周期。よって、時計は意味をなさない。
・コンパスは使えない(北と南がはっきりしない)
・持ち物
服(一着) ライター タバコ ボールペン メモ帳 宇宙食(大体1週間分ぐらい) 水(これも1週間分ぐらい) 蓄電池(満充電×3) デジカメ スマホ タイプCケーブル、USBケーブル 酸素ボンベ1000L×20(内8個が破損)
「ぐらいかな。食料があるのはありがたいな。」
「ま、俺はタバコ吸わないし、ケーブルとか普通使わないし、」
「いらないものもたくさんあったけど。」
「まずは、下の石からかな⋯」




