魔法とババア
2話目!
「くっそー!なぜ発動できない!超水魔法《超速水圧砲》という大層名前がカッコいい魔法が放てないんだ!」
シンは今ご乱心中である。そう《超速水圧砲》が、放てないのだ。
「しょうがない、門番に聞いてみるか。」
なぜ門番に聞くのかと思うだろうが、テンプレにしたがったまでだ。
「おい、門番のオッサン強い魔法教えてくれる人知ってるか?」
シンは、背の高いさえないオッサンに聞いてみた。
「うん?知ってるが教えん」
答えはNO、少し怒ったシンは、強く聞いた。
「何でだオッサン教えろやオッサン」
「教えて欲しいなら使える魔法教えろ。小僧。」
「教えたら魔法教えてくれる人を教えてくれるのか?」
「基準に値していたらな。」
「基準ってなんだよ。」
「魔法がどこまで行っているかで決まる。」
「じゃあ教えるよ。超水魔法と毒魔法と水素魔法だ。」
「ふーん礼儀が無い小僧にしては、やるな。教えてやろう」
「マジで!サンキュオッサン!」
「はぁーあの方に叩き直されるといい。ほらこれだ。」
とオッサンが渡してきたのは、畑の沢山ある所のそれも一番奥の前行けなかった所の住所が書いてある紙だった。
場所は代わり…
「おっ、これは長弓?」
「そうだよ。それは、威力重視の長弓よ。」
声を掛けてきたのは、なんとも気が強そうな美少女だった。ただシンは、現役の高校生それも彼女いない歴=年齢だ。当然のようにどもる。
「あ、ああ貴女は?」
「私はジェシカよ。ここで露店をやってるわ、よろしくね。」
と弾まない演技丸出しの声と表情で挨拶をされた。
「そうですか何でこんな便利そうな武器が売れ残り安くします。って書いてあるんですか?」
「ただ弓技を取る人が少なくてそれも不遇スキルなんて言われてるからね。私は木工スキル持っているのよ。貴方、弓使っているの?」
「まあ、使ってる。使い心地もいいから。あと名前は、シンだよ。」
「じゃあシンさんそれ買ってよ。直すのもやるからさお願い。」
「まあ、いいけど。直しをしてもらうためにもフレンド交換しない?」
「いいわよ。じゃあ、2000デド引いて3400デドね。」
「ほい。サンキュな、これ貰っていくわ。」
クククいい買い物したぜ。おし、気を取り直して行くか魔法教えてくれる人の所に。
15分ほど歩き着いた。前きたときは木で塞がれていた場所が道になっており、その奥に少し大きな小屋が見えた。
「誰か居ますか?居たら答えてください!」
それはそれは大きな声でシンは言った。
「うるさいわ!小僧!」
と言いながら木の棒で叩かれた。
「いってぇなー婆さん。で貴女が、魔法を教えてくれるのか?」
「ふん、誰の紹介できた?」
「東の門番に、紹介してもらった。」
「ゼンの坊主か、ほら上がれ話は、そのあとじゃ。」
「おっ邪っ魔しまー~す」
「邪魔するなら帰れ小僧!」
「ノリいいねー婆さんや。」
「突っ込まれたそうにしとっからにゃー突っ込まにゃすまんわ。で本題じゃ小僧お主の名前はなんじゃ?」
なんとも切り替えが速い婆さんである。
「シンだよ。」
「うむ、シンか。ちょっと待て。《管理組織・世界図書》うむ、……………………………………………結構いろんなことやっとる小僧じゃのう。」
婆さんはなんとこんなことを言ったのだ。いきなり本を読み始めたと思ったらである。
「はっ!何言ってんた?ボケたのか?」
「ボケなどしん!これは、《管理組織・世界図書》と言う世界干渉魔法じゃ。その魔法では、世界で何が起きているかがわかるのじゃ。」
「大層な名前のその魔法でさぞかし強いんでしょう?情報以外でも。」
「この魔法は、わししか使えん。また、この魔法の攻撃系統を使うとな、天変地異が起こせる。」
「マジで!どうやって使うの?」
「知りたいか?小僧、知りたいなら魔法を使いながら強くなるといい。」
「わかった。じゃあさ、一旦その話しはおいて置いて超水魔法《超速水圧砲》の使い方教えてくれないか?」
「いいじゃろ、ただし弟子になれ。」
「いいよ。」
……………パラパラ~………………………………………………
『神話の最強魔道師の弟子になりました。』
……………………………………………………………………………
気の抜けるアナウンスと共に弟子になったと言う宣言のようなものがきこえた。
「婆さんって神話の時代に生きてたババアだったのか。」
「あ?何か言ったか小僧や!」
「いいえいってません。」
「そうか、ならいい。ほれ手をとれ。」
「わかった。…力が抜ける~。」
………………パァーラァー……………………………………
超特殊後天的スキル『賢者の弟子』が付与された。
特殊才能『賢者の卵』が与えられた。
……………………………………………………………………………
そのアナウンスが頭の中に響いた時には、シンは意識を手放していた。
婆さん最強だー