13匹目
名 前
【神子】
性 別
【女】
種 族
【巫鬼】
容 姿
・綺麗な黒髪ストレートショートヘア
・黒っぽい真紅の瞳
・黒い二つの角
・白磁のように白い肌
・巫女服で腰に刀をさげてる
タイプ
・回復と支援魔法
・召喚魔法:式神(単純な命令だけ行う低級精霊)
・刀と和弓を使う
備考
・一人称は私、召喚者は主殿、第三者は〜さん
・性格は真面目でクーデレ。喧嘩になると正論で相手にぐうの音も出させない。
・基本的には召喚者の一歩前を歩き、式神を用いて周囲の索敵を行う
・魔法は回復と支援が主で、攻撃系は皆無
・数少ない攻撃魔法は【霊刀】と【破魔矢】で魔力で出来た刀、矢を作り出すこと。実刀と霊刀で二刀流で戦うこともできる
・脂っこい食べ物や人物が苦手
・【神通力】というスキルで人、獣問わず思念会話ができる(レベル次第で同時人数Up)
・料理が得意で大抵のものは作れる
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
二本のツノが生えた小さな鬼が、浮遊しながら敵の存在を手招きで教えてくれる。
いつもご苦労様。と、心の中で感謝しつつ、式神が呼ぶ道の先にいる、豚の頭を持つ魔物の後ろからコッソリ近付き、ナイフでひとつき。
悲痛な叫びと共に――不意打ちによるcriticalによってLPを全損させたオークは、少々の貢献度ボーナスと経験値を落として消えていく。
これで何体目だ? と、呟きながら、後方で汚物を見るような視線を向けてくる神子に、本日四度目のため息を吐いた。
「神子ー、いいかげん戦闘に参加してくれよ」
俺の言葉に、神子はプイと、自慢の黒髪を揺らしながらそっぽを向く。
汚れのない巫女服の袖を口に当て、空気からしてダメ。受け付けない! と言わんばかりに、視線だけこちらに向けてみせた。
『私は肉塊が大嫌いだと、何度言ったらわかってくれるのですか、主殿。汗が付着したら、服を捨てるしかないじゃないですか』
「汗なんて飛ぶか! さっきから式神が頑張ってるだけで、神子は回復も支援もサボってばかりじゃないか」
『いいえ。私は特定のモンスター……要するに肉塊は無理ですが、他の戦闘には加わると、何度も言っているじゃないですか』
心底嫌そうにこちらへ歩いてくる神子だが――彼女の言うように、他の戦闘は俺の前に立ち、率先して戦ってくれているのも事実。
ともあれ、まさかオークが大量に跋扈するエリアに来てしまうとは……神子にとっても地獄だろう。
だからこそ、協力して早い所切り抜けようと提案しているのだが……なかなかどうして、正論でうまく丸め込まれてしまう。
『あら、鼠がいますね――《霊刀》』
視界横を通ったラビリンス・ラットを見つけた神子は、素早い動きで刀を抜刀。加えて、逆の手で魔力でできた刀を持ち、二刀流の要領で追いかける。
こんな時こそ破魔矢で撃ち抜けばいいものを……さては俺の小言を聞くのが嫌で、わざとこの場から離れたか?
『待ちなさい! あなたは今日の晩ご飯のおかずになるのです!』
「いや、やめて!? 味とかの問題じゃないから!」
俺たちのやり取りを笑うように、浮遊する式神がカタカタ揺れる。
インフィニティ・ラビリンスも最終日だというのにめぼしい宝は見つからないが、俺たちは二日目の今日も、ピクニック気分で攻略するのだった。
@ゆづき様




