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Frontier World 説明書  作者: ながワサビ64
ぼくの考えた最強召喚獣
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19/21

13匹目

 

名 前

神子(ミコ)

性 別

【女】

種 族

【巫鬼】

容 姿

・綺麗な黒髪ストレートショートヘア

・黒っぽい真紅の瞳

・黒い二つの角

・白磁のように白い肌

・巫女服で腰に刀をさげてる

タイプ

・回復と支援魔法

・召喚魔法:式神(単純な命令だけ行う低級精霊)

・刀と和弓を使う

備考

・一人称は私、召喚者は主殿、第三者は〜さん

・性格は真面目でクーデレ。喧嘩になると正論で相手にぐうの音も出させない。

・基本的には召喚者の一歩前を歩き、式神を用いて周囲の索敵を行う

・魔法は回復と支援が主で、攻撃系は皆無

・数少ない攻撃魔法は【霊刀】と【破魔矢】で魔力で出来た刀、矢を作り出すこと。実刀と霊刀で二刀流で戦うこともできる

・脂っこい食べ物や人物(デブとか)が苦手

・【神通力】というスキルで人、獣問わず思念会話ができる(レベル次第で同時人数Up)

・料理が得意で大抵のものは作れる


◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇



 二本のツノが生えた小さな鬼が、浮遊しながら敵の存在を手招きで教えてくれる。

 いつもご苦労様。と、心の中で感謝しつつ、式神が呼ぶ道の先にいる、豚の頭を持つ魔物の後ろからコッソリ近付き、ナイフでひとつき。


 悲痛な叫びと共に――不意打ちによるcriticalによってLPを全損させたオークは、少々の貢献度ボーナスと経験値を落として消えていく。

 これで何体目だ? と、呟きながら、後方で汚物を見るような視線を向けてくる神子に、本日四度目のため息を吐いた。


「神子ー、いいかげん戦闘に参加してくれよ」


 俺の言葉に、神子はプイと、自慢の黒髪を揺らしながらそっぽを向く。

 汚れのない巫女服の袖を口に当て、空気からしてダメ。受け付けない! と言わんばかりに、視線だけこちらに向けてみせた。


『私は肉塊が大嫌いだと、何度言ったらわかってくれるのですか、主殿。汗が付着したら、服を捨てるしかないじゃないですか』


「汗なんて飛ぶか! さっきから式神が頑張ってるだけで、神子は回復も支援もサボってばかりじゃないか」


『いいえ。私は特定のモンスター……要するに肉塊()無理ですが、他の戦闘には加わると、何度も言っているじゃないですか』


 心底嫌そうにこちらへ歩いてくる神子だが――彼女の言うように、他の戦闘は俺の前に立ち、率先して戦ってくれているのも事実。

 ともあれ、まさかオークが大量に跋扈するエリアに来てしまうとは……神子にとっても地獄だろう。

 だからこそ、協力して早い所切り抜けようと提案しているのだが……なかなかどうして、正論でうまく丸め込まれてしまう。


『あら、鼠がいますね――《霊刀》』


 視界横を通ったラビリンス・ラットを見つけた神子は、素早い動きで刀を抜刀。加えて、逆の手で魔力でできた刀を持ち、二刀流の要領で追いかける。

 こんな時こそ破魔矢で撃ち抜けばいいものを……さては俺の小言を聞くのが嫌で、わざとこの場から離れたか?


『待ちなさい! あなたは今日の晩ご飯のおかずになるのです!』


「いや、やめて!? 味とかの問題じゃないから!」


 俺たちのやり取りを笑うように、浮遊する式神がカタカタ揺れる。

 インフィニティ・ラビリンスも最終日だというのにめぼしい宝は見つからないが、俺たちは二日目の今日も、ピクニック気分で攻略するのだった。

@ゆづき様

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