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18話「SAN値根絶!美少女は宇宙人だった!」

Hero18:SAN値根絶!美少女は宇宙人だった!


・ヨキア星人の間垣明代。

「う~ん、いい朝だねぇ~。」

「早くしないと遅刻するぞ。」

由良とマンションの同じ部屋に住んでいる。

ふたりの出会いは3年前。

「・・・ここが地球かぁ~、ヨキアと同じで全く鎖星状態だったんだねぇ~。

・・・・この星にあたしを孕ませられる人いるのかなぁ~?」

初めて地球に降り立った明代。

多くの宇宙人は地球の重力に足をくじかれてしまうのだが

幸いにもヨキアの星は地球に近い重力があったため

全く苦にしていない。

それに姿形もほとんど同じだ。

ひょっとしたら鎖星同士遥か昔は親戚同士にあったのではないか。

そんな推測をしながら街を歩いていると

「うううっ・・・!!」

ひとりの少女が3人の男に殴られていた。

少女は制服を引き裂かれていて全部見えていた。

よく見れば手首は注射されていて背後にはもうひとり男がいて腰を振っていた。

「・・・あれって確かこの星の交配行為だったっけぇ~?

あまり強そうに見えないけどとりあえず最初の一発で試してみよう~」

明代の背後にマンモスのようなイメージが淡く浮かぶ。

「・・・う~ん、これを見えてもいないんだぁ~。じゃ、いいかな。踏み潰しちゃえ。」

明代の合図でマンモスが足を上げ男達を踏み潰す。

「・・・あれあれぇ~?」

男達の死体はあった。だが、少女の死体がない。

「大丈夫ですか?」

「は、はい・・・。」

明代の背後。

そこにふたりの少女がいた。

片方は先程陵辱されていた少女だ。

もう片方は巫女服で片手に競輪のチラシを握った少女だった。

「あなた、敵ですか?味方ですか?ヨキア星人とお見受けしますが。」

「う~ん敵ではないと思うよ?あたしのこと知ってるってことはあなた宇宙人?」

「いえ、残念ながら地球人です。

しかしヨキア星人は絶滅寸前だと聞きましたがどうして地球に・・・?」

「一言で言えば繁殖行為?強い人を探してるの。あたしの一撃を破れる人を。」

「・・・そんな一撃数十トンの威力を凌げる地球人はそうそういませんよ。

ですが確実にいます。私の兄は・・・・・」

それから明代は陵辱されていた少女・由良と

巫女服の少女・和佐と共に地球人としての生活を送ることとなった。

「いいですか?選手の足を見るんです。足の筋肉はいずれも一流でしょう。

ですが持久力を参照するのならただ太いだけじゃダメです。

いわゆる細マッチョって奴が勝つ足なんです。」

最初は和佐の部屋に3人で過ごしていたが

後々由良が和佐から競輪で勝つ方法を学び

わずか1年でマンションを購入できるほどの金持ちとなった。

この1年の間に英雄部とも会った。

「あんたには世話になった。けど本当に私のマンションの一室を使わないのか?

明代と同じように無料であげるんだけど。」

「ありがとうございます。でも私にはここで待たなければならないので。」

「そうか。困ったことがあったら言ってくれ。」

「はい。由良さんも明代さんもお元気で。」

「和ちゃんも元気でねぇ~。」

こうして和佐と別れ高校2年の時に由良と明代が

同じマンションの部屋で暮すこととなった。

なお同じ頃に目の前に信じられない豪邸が作られた。

また、明代も同じ高校に通うことになった。

「いいか?学校とその周りでは力を使わないこと。いいな?」

「えぇ~?でもでも強い人がいたら・・・・」

「・・・無理に突っぱねることは出来ないからさ、

せめて学校から離れたところに連れ込んでとかなら・・・」

「うん、分かった。でもこの1年間で誰もいなかったんだよね。」

「・・・ならさ、明代はいつまでこの星にいるの?」

「う~ん、どうしよっかな~?由良ちゃんが生きてる間かなぁ~?」

「・・・あんた寿命どれくらいなんだ?」

「2,300年くらいかな。あと150年くらいは生きていられると思うよ?」

「・・・あんた今何歳さ?」

「地球の単位で言えば100歳くらいかな?」

「お婆ちゃんだったのかお前。」

「あ、ひど~い。」


・そして現在。

「ってなことがあったんだよ~。」

明代が部室で話す。

「何で私が犯されてるところまで話してるんだよ。」

由良がなんとも難しい顔で紅茶を飲む。

「どうして少女同士の友情から競輪の話になるのか。」

「俺より二つ下の女子が俺より早く高級マンションを購入してるってどういうことだよこの世界。」

「相変わらず面白いですねこの星の住人は。」

トゥオゥンダ、ジキル、キャリオストロが三麻をしながら話を聞いていた。

「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

零はその後ろの方でプラモデルを作っている。

「・・・いいのか?」

「何が?」「・・・連邦製なのにモノアイになってるぞ。」

「あ、やべ!!」

ルーナからの忠告を受けて慌てて組み直す。

「・・・・むむ、」「あなたの番ですよ。」

その隣のテーブルでは赤羽とリッツが碁を打っていた。

「なるほど。囲碁ですか。これで制空圏を学ぶんですね。」

「私はそのつもりであの春を過ごしていたんです。

それなのにその3年後に同じ別人から否定されたんです。」

「・・・変だな。愛弟子から殺気を含んだ視線を感じるぞ。」

零の汗が組み立てているファンネルに垂れる。

「ねーねーちえりちゃん。どうしてこの女の人青く燃えてるの?」

「それはね、本編では明言されていないけど

その人人間じゃないからよ。」「そーなんだー」

テレビの前ではまほろと智恵理が555のDVDを見ていた。

「えへへ、みんなだーいすき。」

明代が突然に由良に抱きつく。

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