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クラスでぼっちの俺が生徒会長とギャルをクズ男から救ったら何故か惚れられてしまい毎日言い寄られるようになり、それを知った義姉が俺を取られまいと結婚を申し込んだせいで三つ巴の戦争が始まった。  作者: この山田は無鉛プレミアムガソリン専用仕様となっています。レギュラーガソリンの使用は故障の原因となるため絶対にお止めください。レギュラーガソリンの使用によって生じたいかなる損害も当社は責任を負いません。
5章 文化祭と夏祭りと海水浴と
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5-5-8  栗栖と綾瀬先輩が姉に抗議する

注)頭が全く回らなかったため史上最も短いです。

恐らく書き足すか書き直すかします。

「すみません、突然来て仲良く遊んでるところを邪魔をするようなことをしたことはお詫びします。

でも、家族という立場を利用して健一郎と2人でこっそり旅行に行ってしっぽり遊ぶってずるくないですか?」



栗栖が珍しく丁寧語を使って姉に対して俺と2人で出かけて遊んでることに刺々しく抗議する。



「前々から思ってたんですけど、家族ってだけでアタシたちは不利なのにそんなことされると余計にアタシたち不利ですよ」

「何?わたしと健くんの関係にケチつけるうえに姉弟で遊ぶことに口出しするの?」

「言ってしまえばそうですね。だってお姉さんとアタシたちじゃ明らかに立場的にかなり不公平ですよね?」



ああ、今ので栗栖が言いたいことはなんとなくわかった。

栗栖や綾瀬先輩がそう思うのもわからないでもない。

だがそれを言われても正直俺にはどうすることもできないんだよなぁ。



「なるほど、確かにそうだね。

2人きりの海を邪魔されたのはすごく不愉快だけど、そういうことなら2人とも1日くらい健くんと海で遊んでもいいよ」



俺が栗栖の言いたいことについて考えてる矢先に姉は少し考えるようなそぶりをする。

そしてその後どこか余裕のある表情で栗栖と綾瀬先輩にそう言い放つ。



「そうですか。その言い方ですと私も1日彼とデートしてもいいというように聞こえますがそういうことでよいのでしょうか?」

「いいよ。ただし1日だけだよ」



姉が1日限定で綾瀬先輩が俺とデートすることも了承する。

いいとは言ったが恐らく姉はデート中常にどこかから見てるのだろうな。



「アタシたちと1日デートするのを許してくれてありがとうございます、お姉さん」

「ううん、いいよ。で、今からPWCしまうからそろそろ話を終わってもいいかな?」

「え?ああはい」



姉が栗栖と綾瀬先輩との会話をそうやって打ち切る。



「健くん、PWCを引き上げよう」

「はい」



俺は姉と一緒にPWCを引き上げる。

そして俺と姉は更衣室で普段着に着替え栗栖と綾瀬先輩に別れの挨拶をする。



「それじゃあ2人とも、今日はこれで」

「栗栖、綾瀬先輩、また近いうちに」

「はい、これで失礼します」

「さようなら、お姉さん」



綾瀬先輩は礼儀正しく、栗栖はまだ刺々しく挨拶をする。

そして俺と姉は今日泊まる宿へと車で向かう。

そういえばトレーラー付きの車で来たが駐車場大丈夫なのか?

誤字・脱字報告はお気軽にしてください。

確認次第修正を行います。


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