2ー5 8歳 初めての夏休み♪
2話目です。
2ー5 話です。
さぁ、初めての夏休みです。
そしてますます発展していくバーミンガム領
王都に向かうのは、心地よい船旅を?
2ー5
入学式から3ヶ月がたちました。
定期試験(年3回ある内の1回目)も終わってホッとしたフリート達でした。
〔一部瀕死状態の子がいたりして(笑) 〕
Sクラスの結果は変わらずの順位でしたね。
もっともAクラス以下はかなりの変動があったみたいでね大騒ぎになってるとか?
〔ま、貴族様が順当に落ちて平民の優秀な子が上がってきたらしいと教官が言ってたね。いつもの光景だって 〕
ちなみに例のジェームズ君はなんとかBクラスには留まっていたが序列50位以下になったらしく公開されている序列50位から名前が消えていた。
〔流石に不正はできないらしい。なんだかんだで学園は厳しいですね 〕
そして学園内では不可思議な事が起きていた………いや、起きてなかった!?
校長のイタズラが解禁の5月を過ぎても被害の報告が、全く無かったからだった。
〔総代会議のたび、先輩方は皆不思議がっていた 〕
実際は僕と校長の攻防戦が密かに行われていたのだが………
校長は早速解禁日早々1年S組の教室にあるトラップ魔法を仕掛けていた。
〔ま、軽い落とし穴系の物(授業が始まった瞬間に椅子ごと落ちる系 )だったが 〕
ま、入ってすぐに気が付いて速効で解除して逆に教室の後ろに何個か移しておいたら校長が落ちていた。
〔校長が落ちたのに気が付いていたのは落ちた瞬間を見たガイヤ教官と仕掛けた僕だけだった 〕
こんな事があったせいなのか週一ペースで、密かに準備している校長とそれをせっせと解除する僕との攻防が始まったって(笑)
ガイヤ教官は、授業が邪魔されないと、喜んでいたがそれでいいのか教官!
〔因みにこの事を知ってるのは、シャルロット様、マック、担任のガイヤ教官のみだった。〕
明日からは夏休みになります。
2ヶ月はあります。
〔確かに移動時間を考えるとね。実質1ヶ月位かな? 〕
さっさとバーミンガム領に帰って仕上げないといろいろと不味いぞ(笑)
なんと王様が欲しがるとは!
〔完全に想定外ですよ! 〕
ま、原因は父上が余計なことを言ってしまったせいでもあるけどね。
水上の上を吹っ飛んで行けると言ったらしい。
〔試作0号は私を置いて吹っ飛び堤防に突っ込んで大破したのに……… 〕
次の日、姉様ズもメルも追試が無かったので安心? して出発します。
今回は最初から皆で移動することになったが………
〔主に警備上の問題で……… 〕
兄様は何か用があって王都に残られるとか? だが………
急いで帰らないといけないのにまたしても問題が………って何故に付いてくる第2王子!
「イヤ~、僕がシャルロットの護衛で付いていくことになってね。ま、よろしくだね♪ 」
「………まさかリチャード兄様が付いてくるとは。てっきり姉様達が付いてくるのかと思いました 」
「その辺は私がジャ………イヤ、代表になっただけだよ♪ 」
「………なるほど、壮絶な勝負があったと………ハァ~ 」
「フリート君、君は良いよ。何故私まで付いて行くことになったんだよ! 」
「え、リチャード先輩の見張りじゃないのですか? バスター先輩。もっとも武器集めが本命かな? 」
「な、なんの事かな、気のせいだよ♪ 槍が欲しいなんて思ってないよ! 」
「………以外と正直なんですね、バスター先輩は 」
「ま、いいじゃないか。噂の確認だよ、確認 」
先輩ならいいか(笑)
護衛で付いてる海兵隊員に断って槍を借りる。
「ま、いいか。先輩の見たい槍ですよ。もっとも正確には魔導槍杖かな? 」
「え、………ドレドレ……………なんだこれは!? これは槍………ではないな? でも……… 」
「バスター、何がどうなってるか説明しろよ! 」
「先輩方、私が説明しますよ。その槍はバーミンガム辺境伯軍特殊海兵隊の装備で量産型ランスロットの………これは(土)だね。他にも(火)、(風)、(氷)が有りますよ。基本海兵隊員の専用装備で市場には出してない物なので内緒にしてくださいね 」
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[量産型ミスリルランスロット(土)]
バーミンガム辺境伯軍特殊海兵隊専用装備で二股形状の槍
魔力を流せば本体の筒状の部分から魔砲弾が発射できる。
カートリッジを変えれば各種魔砲弾(火、風、氷)が打てる
総ミスリル製の為、価格が高い
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「え、もしかしてこの筒から中級のアースニードルが撃てるとか? 」
「流石武器集めが趣味のバスター先輩! 正解です。しかも、詠唱なしで魔力さえあれば誰でも使えるのがみそなんですよ♪ 」
「………なるほどね。しかも槍としても使えるのがいいね。ウ~ン、欲しいけどね、でも何か有るよね、違うかな? フリート君 」
「コストの問題がありますね。お気付きみたいですから言いますけど、その槍は総ミスリル製の特注なので高いんですよ。1本200,000ポンドですしね(笑) 」
「何だって! 20万ポンドだって!? 」
因みに普通の鋼の長剣は、大体100,000ポンドが相場だったかな?
ビビって投げてしまったバスター先輩とその槍をしっかりキャッチするフリート君。
「おっと、投げないで下さいね、先輩。そういう訳で内緒にしてくださいね。もっとも使用者認証が付いてるから無くすとえらいことになるしね(笑) 」
そして槍を護衛に返すフリート君。
「………どうなるかは知らないけど………わかった、内緒にしておくよ。他にもありそうだしね(笑) 」
「ま、有るかもね(笑)。ただ、立ち入り禁止の所も在るのでそこは注意を。誰であろうと取り押さえられますので♪ 」
「確かに兄様は特に気を付けなければなりませんですね 」
「「「「「確かに。お願いしますよ、リチャード殿下! 」」」」」
「何故か言い返せない! ………わかったよ 」
こうして愉快な仲間達はバーミンガム辺境伯領都に向かった。
2週間後、領都の城に到着した一行はバーミンガム辺境伯爵とアン伯爵夫人の出迎えもそこそこに早速フリートのラボラトリー(専用工房? 遊び部屋? )に突撃していった!
そしてそこには謎の小型挺? が6隻とボロボロの何かの塊が1個あった。
〔原型を留めていない試作0号機(暴走した!? )だったりして 〕
「フリート君、あれは? 」
「………え~と、気にしたらまけ? ………嘘です。暴走した試作0号機(笑)です 」
「え、同じ物だよね………ドウヤッタラコウナルノ? 」
「ま、暴走した瞬間に振り落とされてそのまま堤防に突っ込んで行ったよ。そしたら………そこの塊になったよ♪ 」
「「「怖! 」」」
「よく死ななかったな? 」
「だから言ったのに父上は………。まだ制御系が難しくてって。もっともその辺は解決案が有るからもう少しかな? 」
「そうなんだ 」
「そういう事なので申し訳無いですが5日は下さいね。組み込み次第? ポーツマツまで行きますので。それまでは街の案内を姉様………あれ? いない? 」
「お姉さん達ならシャルロット様とメル連れてさっきその扉から出て行ったぞ? 」
「早速かよ! 全く……… 皆さんも行きましょうか 」
扉を開けて通路を抜けると、そこには………プール(池ともいう )があった。
「「「ここは? 」」」
「ここは僕の相棒が住んでるプールだよ。姉様、カイに会えましたか? 」
「「いないよ? 今は漁にでも行ったのかな? 」」
ウ~ン、この時間はそうだろうね。
しょうがない、呼びますか。
「ピ~~~♪ 」
「「「え、笛? 」」」
笛を吹いて暫くすると………プールの中央からアワが出始める!
そして………
「(ザッパン! ) キュイ♪ (おかえり♪ って言ってる♪ ) 」
「ただいま、カイ。いい子にしてたかい? 」
「キュイキュイ♪ (うんいい子にしてたよ♪ っと言ってる♪ ) 」
そうかと言って魔力を与えながら撫でる。
カイも嬉しそうだ。
「どうです、先輩。かわいいでしょう。………先輩? 」
「本当に皇帝シャチだね。驚いたよ! 」
「確かに、驚いた! 初めて見たけど結構かわいいね。これは父上には内緒にしておこう 」
「………そうですね。政務ほっといても見に来そうですしね♪ 」
「「「それは………あり得る! 」」」
この後は、カイの曲芸を披露したり追加の筐体の発注をしたり、姉様達に殿下達の街の案内をお願いしたり、母上の特別授業をお願いしたりした。
〔案の定、逃げ出そうとした者が3名ほどいたが……… 〕
そして5日かけて本命の魔導制御装置を改良して搭載して試作1号~6号を完成させた。
そう、前世で実際に乗った事がある"水上バイク "を!
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[(試作)魔導ウォータージェットボート]
2人乗りの特殊ボート(最高速度、10ノット )
試作魔導ウォータージェットを搭載して水上を高速で移動できる
シーサーペントの魔石2個使ってウォータージェットポンプと魔力タンクを製作
搭乗者が振り落とされた場合、停船してその場でUターンして微速で戻ってくる様になっている
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そう、去年の夏に結成したバーミンガム辺境伯軍海兵隊員の訓練としょうして盛大にシーサーペント狩りをして魔石と鱗、革をゲットしていた。
〔基本は引き込み漁からの討伐かな? 〕
その素材を流用して作ったのが試作ウォータージェットポンプだった。
そのポンプを小型化したのが今回のボートになる。
ま、ついでにシーサーペントの革でウエットスーツ擬きや救命胴着型鎧擬きなんかを作ってみたりしておいた。
これを見たアラン師匠と海兵隊幹部が食い付いて海兵隊装備に採用されたのは良い思い出だ。
〔だんだんコーストガードみたく水難救助もやれるみたいな? 〕
領都に到着してから6日後、いよいよポーツマツに行くことに。
王都から来たメンバーと母上も一緒に行くことに。
〔父上も行きたがったらしいが王都に行くそうです 〕
ポーツマツまでは馬車で移動するがヤッパリ何もない。
うちの領軍優秀過ぎないか?
フリート君は気が付いて無いが盗賊界の間ではバーミンガム辺境伯領では割が合わない事になっていた。
盗賊の情報が出ると即陸軍か海兵隊に鎮圧命令が出て即順滅させる為だった。
他の領に比べて警備体制がここ数年でかなり過剰になっていた。
〔フリート君の秘密(塩、貨物船等の秘密)の為だった 〕
その為に結成したのがバーミンガム辺境伯特殊海兵隊であった。
現在、バーミンガム辺境伯領には陸軍、海兵隊の2大戦力が整いつつあった。
〔後に海兵隊は、海軍に昇格するのは後々の話かな? 〕
「アラン師匠、船の進捗具合はどうなってるかな? 」
「若、今ここでは……… 」
「それなら大丈夫だよ。リチャード殿下に言っても問題は無いよ。シャルロット様が、知ってる時点で国王様も知ってるからね。バスター先輩は、冒険ギルドの関係者って事で特別に父上から許可が出てるしね 」
「なら良いんだが………1番艦が9割、2番艦が7割完成させた。後は、諸々付けたら完成と言ってたな 」
「なら試験航海も問題なくできるかな? 」
「1番艦、2番艦共に予定通りに完成予定です。やはり0番艦様々ですね 」
「その為の試作艦だからな。で0番艦の改修は終ったのかな? 」
「そうですね。ま、我々海兵隊専用船になりますしね 」
「え~と、フリート君、さっきから何の話? 」
「あぁ、リチャード先輩、ポーツマツに付いたらお見せしますし多分驚きますよ。なので到着してからのお楽しみって事で 」
領都から南に2日、無事にポーツマツに到着した。
「………ここがポーツマツ? 嘘でしょう。なにこの街壁? すごいね♪ 」
そう、今はポーツマツ街と言って良いほどに拡張された村だった。
現在、此所には製塩所、造船ドック×3基、専用港、専用倉庫群、海兵隊駐屯地、領主館、ポーツマツ海水浴場、宿屋街等の施設が建ち並んでいた。
「1年ぶりに来たけどすごいね、この発展具合は 」
「確かにね。僕もまさかここまで発展するとは思わなかったよ 」
「しかしあの船の設計図はすごかったよね 」
「そうかな、元々あった帆船の図面を見てたら何となく思い付いたのを適当に描いてたら父上が食い付いてね、ちゃんと清書したのをあげたらこうなったよ 」
着いた場所は造船ドックで現在、建造中のコンテナ船擬きがいた。
「もうすぐ完成したら進水式だからここは第2王子と第3王女にご臨席してもらおうと思ってね。テスト航海に王都までいく予定だから帰りは快適な船旅ができるよ♪ 」
「え、マジで!? あ、でも海峡はどう追加するんだ? 基本無理だろう? 」
「ま、そこはお楽しみにかな? さて、ここの用は済んだ様だから領主館に行きましょうか 」
こうしてポーツマツ村? に到着した。
〔もう、村レベルでは無いが正式には来年の1月1日には、ポーツマツ街とバーミンガム辺境伯軍ポーツマツ軍港としてイングスランドの地図に載ることになっているけどね 〕
進水式までには、後7日ほどかかるのでそれまでは海水浴場で遊ぶ事になった。
勿論、魔導ウォータージェットボートのテストをしてるんだけどね。
ボートのテストは成功していたが………姉様達は結局泳げる様にはなってませんでした。
当然、ボートをあげる訳にはいきません。
〔かなりゴネタが母上に怒られておとなしくなったかな? 〕
姉様達には改めて泳げる様になったら作る事を約束しておきます。
姉様達は来年こそわと必死に練習をしていた。
〔因みに他のメンバーは全員泳げます。勿論、王族のお二人も 〕
こうして4隻は仲良し4人組に、1隻は海兵隊の訓練用に、1隻は王家に献上用になった。
〔あれ、王家には2隻行ったね………ま、良いか 〕
そして7日後、完成した2隻の進水式がしめやかに行われた。
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[量産型輸送船ロンドン級]
輸送用コンテナを専用に搭載するために建造された輸送船
船体は特殊鋼製(実は魔鉄製)の半金属船(重要部分は魔鉄製、その他は木材製)
専用コンテナを最大60個載せる事ができる
航行は帆走もできるが基本は大型魔導ウォータージェットポンプ推進で航行する (最大速度15ノットで航行可能 )
基本は輸送船だが、一応客室もある (最大乗客20名)
乗員65人
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なお、船の名前は、
0番艦 ポーツマツ バーミンガム辺境伯軍特殊海兵隊専用艦(強襲揚陸艦)に改修
1番艦 ロンドン 通常型コンテナ船 (後のロンドン級のネームシップに)
2番艦 バーミンガム 通常型コンテナ船
と決まっていた。
進水式は通常の小型船の場合は丸太に乗せて転がして海に入れていたが、このコンテナ船は結構大きいので本格的に造船ドック(ポンプで水の出し入れをして門を開けて入出港するタイプ)を作っていた。
〔勿論、僕のアイデアって事になってます 〕
しめやかに進水式を行います。
そう、ワインの瓶を思いっきり船に当てて進水させるあれを!
そこで1番艦ロンドンはシャルロット様が、2番艦バーミンガムは母上が行いました。
お二人共、思いっきり瓶を船に殴ってました。
この後、海兵隊員の手で試験航海を7日間してから王都ロンドンに向けて出発します。
それまでは海水浴場にて遊んでいましょう。
〔勿論、母上の特別授業も受けますが………脱走しようとするのが約3名……… 〕
そして出発の日、皆でロンドンに乗り込みます。
乗員は、海兵隊員です。
〔勿論、王国騎士団も乗ってもらいます。〕
ロンドン、バーミンガム両船共にコンテナを半分の30個づつ載せてます。
試験航海ですから、半分乗せて試験します。
〔今回の積み荷はポーツマツ塩を入れたコンテナ58個分と王都バーミンガム領主邸宛に1個、王家献上ボートを入れたコンテナ1個です 〕
今回の航海コースは、ポーツマツから沿岸沿いにチョウカ海峡を通って王都に向かいます。
問題はチョウカ海峡だったが問題なく通過します。
〔おや、両岸の兵士? 市民? 達が驚いてるね。ま、流れに逆らって進んでいるからね 〕
因みにこのロンドン級コンテナ船が最大船速で海峡を通過した時は船速が6ノットしか出てなかった。
つまり、このチョウカ海峡は海流が9ノットで流れているらしい。
夜間は停船しながら出発して航海4日後、王都ロンドンシティに到着したら、港はお祭り騒ぎになっていたよ。
何故こうなった………あ、国王様だな………港にいるよ、父上と一緒に。
〔何か思いっきりやな予感がするよ 〕
先ずはタラップを下ろして海兵隊員に安全の確保をお願いする。
おや、港の岸壁にすでに係留用のボラート(鉄の杭みたいな物)が付いてたよ。
〔早速使いましょう。しかし誰がって恐らく魔法師団とバーミンガム領軍魔法師団の合同製作かな? 〕
そして始まる歓迎式典?
降りる順番としては王子様、王女様、王家騎士団、バーミンガム辺境伯爵夫人、僕達の順に降りることにしたのだがここで王家の執事さんが乗り込んできて王様と父上の指示を説明しだした。
「………って事でリチャード殿下は良いのですがシャルロット殿下には申し訳ありませんがフリート殿にエスコートしていただきませんか 」
「………え~と、そう言うしきたりですか? 」
「いえ、国王様のワガママです 」
………あ、母上が………もう知らない振りをしようかな。
あれ、シャルロット様はモジモジしてるね。
〔そして羨ましがる姉様ズ とメル 〕
王様には後で………ま、良いかな。
「………ではシャルロット殿下、エスコートさせていただきます 」
「………はい、喜んで 」
こうして王様の指示でシャルロット様をエスコートしてタラップを降りて王様達の元まで行くことに。
この後、何と何時決まったのか王国に一番艦ロンドンが売却されることになってたには驚いた。
〔それこそ 聞いてないよぉ~ 〕
しかも最初は王都ロンドン⇔バーミンガム領間の定期航路を開設を始めとして最終的にはロンドン⇔エジンバラ領間、そして人獣大洋側沿岸沿いに2航路を開設予定であった。
〔その為ロンドン級を後6隻建造するそうです 〕
そして各定期航路用の港も建設して行くことになるそうです。
かなりの公共事業になっていました。
それとイングスランド王国に何と海軍を創設することになることに。
基本はここロンドンシティに本部を置いて王都ロンドン軍港、バーミンガム領、エジンバラ領にそれぞれ直轄軍港を作る事になったそうです。
イングスランド王国軍はこれで王家近衛騎士団、陸軍と海軍ができる事になった。
〔しかしこの時期に何故海軍を作ったのかな? 〕
この件で父上達は連日の調整をしていたらしい。
もっともロンドン級1番艦ロンドンの売却は完全に王様のワガママだったらしいです。
〔何でも王家で船を持てば、バーミンガム辺境伯爵家の負担が減るだろうと、王様が言っていたそうな 〕
こうして夏休みは波乱のうちに終わってしまいました。
②〇〇〇〇
イングスランド王国王立学園の年間予定
4月~6月 入学式&1学期
7月~8月 夏季休み(2ヶ月! )
9月~11月 2学期 (11月頭に文武祭がある! )
12月 冬季休み(1ヶ月! )
1月~3月 3学期&卒業式
各学期末には試験があり、そこで順位が入れ替わる。
〔50位以下は本人と父兄にのみ順位が提示される 〕
②〇〇〇〇
まさかの魔導貨物船を作っていたフリート君とその一派(笑)
それがベースの水上バイク?
コーストガードに近い海兵隊。
明日も投稿しますね。




