186/187
夏の特別編怖くない怖い話し
ある夏の頃だった。
いつもの通学途中に私はソレを見てしまった。
一瞬、頭がパニックになり、軽い悲鳴を上げ、私はその場で尻餅をついてしまうが、すぐに冷静になり、起き上がり学校へ向かった。
どうしよう。
友達に今朝の事を話したい。
だけどソレについて話す何て、私には到底出来ないし、話さない事はソレを見てしまった者の義務でもある。
だから、私はいつもの様に振る舞った。
誰にも何があったのか悟られない様に…。
いつもの様に授業を受けていく中、ふどグラウンドを見る。
するとそこには、見知らぬ女性が立っていた。
遠くから、よく分からないが、おそらく全身青の服を着ていて、こちらに向かい片手を上げていた。
初めは何をしているのか分からなかったが、冷静に考えてみて、ある仮説を立てた時、私は身震いした。
彼女を見つけた時、彼女は片手を上げていた。
見つけた時に片手を…。
それはつまり、向こうもずっと私を監視していて、こちらに視線を向けたのがわかり、彼女は片手を上げた事になる。
そして、片手を上げたんじゃなく、指を指したのだと私は推測した。
何だか気味が悪い。
そう思いながら、私は授業が終わるのを待った。
そして授業が終わり、礼をしながら下を向くと、見知らぬ女子生徒の顔があった。
以上、特別編怖くない怖い話しでした。
完




