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第4話[やってやろうじゃない]
ハナは強い。
正直、二度と闘いたく無い相手だ。
そんなハナと闘い、アリスが負ければ…。
実質、私の方が強いという事になる。
ハナが電話に出ると、早速アリスについて話す。
が、ハナは…。
「悪い、今翔子さんと出かけてるんだわ。」
蛇乃は電話を切り、使えないと悪態をつく。
そんな蛇乃の後ろで恭子が話しかけてきた。
「さっきの電話、もしかしてハナさん?」
嬉しそうに尋ねて来る恭子に蛇乃は不機嫌そうに答える。
「もしかしなくても、そのハナさんよ。」
テンションを上げながら恭子は信じられない事を口にする。
「もしかして、顧問の話し?」
蛇乃は驚き、思わず聞き返してしまう。
「だから、格闘技部の顧問の話しだって。ハナさん、デタラメ学園の校長から雇われ顧問をしないかと誘われているんだ。」
冗談じゃない。
あのメスゴリラに来られたら…。
「ハナさん、言ってたよ。これでまた、蛇乃と闘えるって。」
蛇乃は悲鳴を上げ、絶望した。




