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団長はあれ以降もよくお菓子をくれたり、たまに微笑んでくれて他愛もない雑談をするようになった。
冷徹と噂だったが、新人にも優しい人だ。
私子供じゃ無いですよと言うと。子供なんて思ってないよと優しく笑ってくれる。じゃ妹かな?面倒見が良くて、優しくてうちのお兄様みたい。お兄様がもう1人出来たみたいで嬉しいな♪
お兄様元気かなーって私は団長に貰ったお菓子を食べながらのんびり考えていた。
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帰ろうと廊下を歩いていると、久しぶり!とルーカス様が声をかけてくれた。
「ルーカス様お久しぶりです!全然会わなくて寂しいです。」
「アルフレッド様がカレン嬢の事を隠してしまっているからね。あの氷帝が周りに見せたくなくて外に出さないと皆噂してるよ。」
笑いながら言われる。あ、呼ばれてる。ゴメンまたね!と立ち去って行った。
え?私他の人に見せれないくらいひどいですか…?妹だと思われてなかった。えぇショック。ルーカス様と別れたあと凄く落ち込んでしまった。
外に出しても恥ずかしくないよう頑張ろう…。団長の優しさに甘えて過ぎていたんだな。と反省した。
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反省をした日から、日々邁進していた。
甘えすぎない様に3回に1回はお菓子を断っているし、他部署との関わりを持とうと積極的に活動していた。
団長はその都度困った顔をしていたが、甘えていられないと強く断った。
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「カレン嬢は婚約者いないんだよね?」
ある日先輩達が離席し執務室に2人きりになった時、団長に聞かれた。
「いないですよ。」
急にどうしたんだろう。仕事を辞めないかの確認なのかな。慣れてきた頃に辞められたら困るんだろうなっと考えいた。
「私と婚約して欲しい。」
見目麗しい方が自席で書類に目を通しながら言っている。よくわからなかった。婚約と聞こえたが。ん?聞き間違いか?意味がわからない。
聞き間違いだと思いたずねると、婚約して欲しいと団長は言っている。意味がわからない。驚きのあまり言葉を返せず困って考えていると。
ふと気づくと団長が目の前に立っていた。カレン嬢が好きなんだと。
は?
「あ…退勤時刻なので失礼します。この話は持ち帰らせていただきます。では失礼します。」
団長がまだ何かを言っていたがパニックに陥った私は退勤時刻を理由に慌てて執務室を出る。意味がわからない。詐欺か?私を騙した所で何もない。きっとからかわれたのだと決めつけ明日に備えて寝た。
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