再会
お久しぶりです。
短いです。
書く気が起きない・・・・・・。
入庁式でとてつもない演説をしてしまい、現在自己嫌悪中。
「あーもうどうしてあんなに突き放すような事言っちゃったんだろ。あんなこと言ったらみんな確実に私に対して怯えるに決まってるのにー!」
「いやお前なら怯えられるぐらいがいいんじゃね?」
ろくに私の事を知らないくせに何を言うんだ、と言おうとした。でもその言葉は、振り返った途端に永久に私の心の奥へ閉じ込められる事となった。
「よう。来てやったぜ」
黒い死神の制服を着た、三人の知り合いが後ろに立っていたのだった。
「ゴモラ、ソドム、パリザイ・・・・・・」
「あっ、あんたたちも来てたの!?」
三人の後ろからは、幼馴染で親戚の、白い天使服を着た女の子がヒョコッと現れた。
「リミエル、貴女まで来たの」
「だって、あそこまでリナちゃんが公共の場で怒ってるのって、今まで見たことないんだもん。そりゃあ気になるに決まってるじゃん」
「まあ確かに、今まであれほどあからさまに他人に脅しをかけた所って、見たことないね」
「教官になるからって実力者を選ばないわけがないだろうに、馬鹿な奴らは本当に見る目がないなあ」
「いや私一応天使長の娘ってだけで七光り扱いされてるんですがそれは」
「仕方ないよ。あたしやリナちゃんは、天使を多数輩出している家計の出身だもん。まして天使長と血縁関係があるんじゃ色々と疑われて当然だよ」
「「「いや一応オレたちも上級天使と血縁関係にあるんですけど」」」
あれ、そういや三人組とリミエルって関係があったっけ。
「「「てかお前誰だ!!おいリナエル、こいつをつまみ出せ!!」」」
「てかこの人たち誰!!リナちゃんこの人たち吹っ飛ばして!!」
あやっぱり接点無かったか。ってか四人一気にしゃべらないでよ。
「落ち着いて。ちゃんと紹介するから」
なんとかエキサイトしている四人を落ち着かせた。
「えっと、まず、この人はゴモラ・ウォルスルト。次に、この人がソドム・トーリアン。そして、この人がパリザイ・ヴェード。三人とも、私の幼馴染よ」
三人並べてリミエルに紹介する。
「そして、この子がリミエル・ファトラ。私のはとこに当たる子よ」
これで終了。私は他人の紹介なんてしたことないからこういうことしかできない。
「え~、それで終わりかよ」
「仕方ないでしょこの四人しかまともに私と遊んでくれる人なんかいなかったんだから」
「「「「あっ」」」」
私が人付き合いが苦手なのと、その特殊な出自ではろくな友達なんかできなかった。お父さんの友人の子供たちや、親戚の子ぐらいしか、遊んでくれる子はいなかったのだ。
狭すぎる輪の中でしか、私は楽しむことができなかったのだ。
「す、すまん・・・・・・考えなしに言っちまって」
「大丈夫よ。独りは慣れてるから」
そう言って、私はその場を離れた。
独りため息をつく。
「うちの息子たちはどうだったかいリナエルちゃん」
お父さんの友人じゃなかったら確実に後ろに降りてきた人は吹き飛ばしてますよ。
「それはもうよしてください、セラフィエルさん」
「だって僕の息子だよ?気になるのは仕方ないじゃん」
「今のあの人たちの父親は別の人です。貴方の『ヴィザーレ』という名字が彼らと違うということが証拠ですよ」
「いやいや一応実父だし」
仕方ない。あの三人組の事を話そう。
ゴモラとパリザイは、異母兄弟なのだ。彼らはそのことは知っている。
とはいえ、本妻の子と愛人の子という関係でもない。
彼、セラフィエル・ヴィザーレの本妻には子供がいない。ゴモラとパリザイは、別々の愛人が産んだ子供なのだ。
なぜ私がそれを知っているかって?このアホな上級天使が、子供たちを紹介してきたときにわざわざ私に言ってきたんだよ!!!!意味が分かるようになってから驚いたよ!!!!
ついでに、ソドムはお兄さんのラファエルさんが上級天使ということもあってか、本気で天使になりたいと思っているようだ。
さて話を戻そう。
「はあ・・・・・・いたって普通でしたよ。私のはとこを紹介したりとかはしましたけど」
「あ~リミエルちゃんのこと?」
「そうですよ。貴方には決して会わせる事はありませんが」
「やだなあ、子供には手は出さないよ?」
「貴方ならやらかしかねないので言ってるんです!!」
「それほど僕の信用って無いの?」
「全くありません。前科ありですし」
「いやあの二人は大人だからね!!それに僕は手を出したのあの二人だけだし!」
「そうですか・・・・・・」
まあこれ以上話に付き合ってられない。そろそろ逃げよう。
「では私はこれで」
「えっもう行っちゃうの」
「忙しいので」
「そっか」
そういって、普通に職場へ戻ろうとした。
「教官、頑張ってね。君ならどんな誹謗中傷にも負けず、しっかりと未来の天使たちを導いてくれると、信じてるから」
「分かっています」
いまのセリフ、私じゃなかったら一発で落ちるだろう。
やっぱりあの人はタラシだ、と思いながら、私はその場から歩いていった。
ようやく仕上げることができました。
二次創作にはまってしまったので、これからも更新は遅いと思われます。
ハーメルンに顔を出していることが多いですが、別名で投稿しているので、分からないかもしれません・・・・・・。
もし読んでくださる方がいらっしゃいましたら、ぜひ気長にお待ちください・・・・・・。




