♕作中内舞台設定集♕
本作を書く上で作った誰得設定集。
五国の色と象徴と国義(教義)政策などを簡単にまとめた何やかや。
読まなくても本編に全く影響はないので、
暇で死にそうor興味がある方に楽しんで頂ければ嬉しいです(*´ω`*)
カトリックというのはギリシア語で「普遍的・全般的」という意味。
特色は伝統性を重んじる。優先順位は①神→②教会→③聖書
教会は派手。必要な儀式は七つ。
プロテスタントとは「抗議する者」という意味。
特色は千差万別と聖書主義。優先順位は①神→②聖書→③教会
教会は地味。必要な儀式は二つ。
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◆牡鹿の国 主人公は父の死で考えを改めた青年。この物語の語り部役。
◆旗色 新緑。
◆国の特色 国土の大半を森と湖に占められている農業国家。
代々争い事を好まず穏やかな王が治める国。
◆教義 自然信仰、精霊信仰と呼ばれる類いの宗教観。
一応宗教名ではゼペト教。
天と地についての文言が口伝の形で伝えられる。
感じとしてはケルトのようなもの。
でも最近だと熊と大蛇と同じ宗教への改宗者もチラホラ。
◆政策 内需拡大。
生活様式はフィンランドとノルウェーを足して割る感じ。
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◆鷹の国 主人公は一神教の狂信者で高位神官。
恐らく獅子の国に嫁いだ姫の元恋人。
◆旗色 紺碧。
◆国の特色 国の片側に壁のような高い山が連なる。霊峰。
◆教義 独自の宗教を持つ宗教国家。
というか本来は原初の神として祀られていたものの、
あまりの教義の苛烈さに次第に信徒が減っていった。
一応宗教名ではペンドゥーラ教。
男女一対の神を崇める。
〝死と再生は常に我等と共に。
醜悪な嘘つき共には火を放て。
さすれば悪魔は肉体から離れ、
その者は清らかな灰から復活を遂げよう〟
ゾロアスター教系。
◆政策 内需拡大と新たな信徒確保。
意外にもその国内は文化的で、ローマ様式な街並み。
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◆熊の国 主人公は王配。妻に仇なすものは皆殺し。
◆旗色 黄。
◆国の特色 他国の男性君主制とは一線を画し、建国から代々女王制。
夫は王配となり、一生涯の愛と忠誠を妻である女王に捧げる。
王配は大抵幼少期から女王につけられていた護衛騎士。
◆教義 〝はじめに神は光と闇とを創造された。
そこからさらに天と地なる境界を生み出し〟からなる文言が続く。
一応宗教名ではアウステリア教。
元となる宗教は獅子と大蛇と同じだが、
こちらの基盤となるのはカトリック系。
◆政策 農業に工業の力ををスローガンに、
少しずつ工業政策に乗り出している最中。
生活様式はイギリス。工業と農業の発展バランスが良い。
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◆獅子の国 主人公は犬の子と呼ばれた未完の大器。
◆旗色 深紅。
◆国の特色 鉄鉱石や石炭が多く採れるが、
そのため農業に向かない国土が広がる。
最低限の作物の自給率しか持たないため、
多くを他国から購入または鉄鉱石や石炭と交換している。
◆教義 強者が弱者の物を奪うのは当然の権利だと思っている。
元となる宗教は熊と大蛇と同じだが、東方正教会系。
◆政策 富国強兵。
欲しいものは力づくで奪えば良いのよ精神。
生活様式はお察しロシア。
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◆大蛇の国 主人公は獅子の国に婚約者と父を殺された少女。
◆旗色 紫。
◆国の特色 国力と平地が他の四国に比べてもっとも小さいので、
その不利を少しでも埋めるべく情報戦に特化した国。
卑怯な蝙蝠の謗りを受けようとも国民を飢えさせない
ことが先決だというのが王家の言い分。
◆教義 元となる宗教は獅子と熊と同じだが、
こちらの基盤となるのはプロテスタント系。
◆政策 他国に間者を放っての情報収集での富国化。
本来は畜産と羊毛の生産が主力。
バルト三国のラトビアとスイスっぽい立ち位置と生活様式。
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◆五国戦記製作スタッフ◆
◆原案◆
ベルタ・エステルハージ
◆原作◆
アンナ・エステルハージ
◆脚本◆
ヨーゼフ・エステルハージ(ヴァルトブルク)
イザーク
◆美術、広報担当◆
エリオット・フェルディナンド
◆衣装監修◆
アグネス・スペンサー
◆公演劇団◆
エステルハージ領発祥劇団ミステル座
◆スペシャルサンクス◆
ホーエンベルク領より 元国境線防衛騎士団、現領民の皆様




