閑話 与太話 明神 照算としての悩み
明神さんの乙女な話です。
朝倉攻めも終わって、これからは軍備や領地の経営か。
最近は森家鉄砲隊の隊長という大きな役割をもらった。
その仕事で忙しい。
隊長の仕事も大体順調だ。
副長には根来から初期から派遣された湯算がなった。
彼は、小さい頃、雑賀の時から私の近くにいたものよ。彼には最初、隊の新人として私と一緒に入ってもらったけど。もう3年以上が経つ。
彼に仕事を任せれば、大体うまくいく。
そうそう、
池田せん様から最近、相談を受けた。女性の鉄砲隊のこと。
まぁ私のことはお話してあるし、相談して来たみたいだ。
女性が戦場にってのは、普通は反対する。でも私だって出ている。根来には女性でも銃を撃てるものもいる。ただ、傭兵は難しいけど。
だから、勝蔵様に認めてもらえるように、頑張った。
そして許可をもらった。蘭さんと準備した。これは彼には任せられない。
あれから半年、
鉄砲隊は、せん様発案の女性隊と古参を隊長格にした正規部隊と根来衆と雑賀衆を使った狙撃部隊とが出来上がった。総勢1500名よ。しかも全員国友の銃。
正直、どこの隊や大名よりすごいわ。質もいい。
まぁ根来や雑賀には負けるけど。でも数はこっちが上だ。
両方合わせて勝てるくらい。どれだけすごいか。
戦国一の鉄砲隊だ。まだまだ新人達や女性部隊の育成はあるけど。
勝蔵様とせん様が結婚。
せん様はお綺麗だった。
しかし、驚いたのはその後だった。
一太が婚姻なんて。
私と状況が似ていたから、一番話すのが一太だった。
でも、性格は反対だ。私は女性であることを隠して来たからか、あまりおしゃべりは得意じゃない。
一太は、そんなの関係無しだから、明るくて快活だ。
そのせいかな。
婚姻かぁ。
最初は勝蔵様ととか思ったけど、今じゃ織田家の筆頭にて、私の主君。そして治部卿だ。
しかも雑賀も根来も勝蔵様の配下。
そんな状況で私がとはできない。雑賀の重秀兄上は側室でもと言うが、私は諦めてしまった。
だから、重秀兄上は雑賀から多くの人をこっちに送ってくれる。
しかし婚姻、
せん様にでも相談しようかな。
せん様と一太に相談したら、湯算がいいんじゃないかって。そうね湯算はずっとそばにいてくれてわ。
年も1つ上。いい。算正の兄様と佐大夫父上に相談してみよう。
明神さん
勝蔵君と一太の婚姻に影響を受けました。あの時の悩んだのは乙女な理由でした。




