表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
10/25

10.まだ衝撃の事実がありました(⤵)

 次の日目を覚ました私は……もう開き直っちゃいました~

 一晩寝たらスッキリしたし。

 でも、爺さま、婆さまにはもう少し色々と聞いておこう、昨日ナッキーに聞いた事以外も知ってるかもだしね。



 「じぃちゃま、ばぁちゃま、おはよう」

 

 「おぉ、ユーキおはよう。お腹は空いてないかい?昨日はゴハンも食べずに寝てしまったから、ワシも婆さまも心配したぞい」


 「うん、ごめんね。おなかすいた~」

 

 「では、ゴハンにしようかね。ユーキこれ運ぶの手伝っておくれ」


 「はーい」


 先ずはゴハン、ゴハンっと。

 腹が減っては戦ができぬってね、別に戦うつもりはないけどさ。




 ◇◇◇




 えーっと、さてさて、どうしようかな。

あ、取り敢えず、部屋に居るナッキーを連れて来て一応紹介しておこうかな。 

 こういうのは一度に済ましてしまいましょう。


 

 「じぃちゃま、ばぁちゃま、きのうはそのままねちゃってごめんなさい。

 きのうかえってきて、おへやでステータスをみてたんだけど……わからないことがいっぱいで、すこしつかれちゃったみたい。

 それで、すこしおしえてほしいことがあるんだけど……でも、そのまえにまずこのこをみてほしいんだ」


 そう言った途端ナッキーが私の後ろから飛び出すように出てきた、と思ったら……


 『お爺様、お婆様初めまして。ボクはナッキー(仮名)と言います。ボクはナッキリーヌ様の翼を核に作られた、いわばナッキリーヌ様の分身体の様なもので、ユーキ様を害するモノではございませんのでご安心下さい。

 神業をしておられるナッキリーヌ様の一部から出来ているので[種族]は守護天使となります。』


 いきなり喋り出した白い毛玉に羽が生えてるナッキーを見て、爺さまと婆さまは口をあんぐり開けて呆けた顔をしている。けど、私の方こそ「ぽっかーん」だよ。

 え、君ダレ?しかもナッキー(()())とか聞いてないし、あとナッキリーヌってダレ?お母さんナッキリーヌって名前だったの?初めて知ったんだけど。


 『現在ナッキリーヌ様は、あちらの世界で神業をしておられるので彼の地を離れる訳にもいかず、いくら有用なスキルを()()付けたとしても、ナッキリーヌ様似の、この愛らしいユーキ様を、たとえお爺様やお婆様が居るとはいえ、お一人でこの世界に送るのはやはり心配だと言われて……ボクが作られ、ユーキ様を守るようにと命ぜられました。』


 スキルを多少って……あれで多少?お母さんどれだけ心配性なの?過保護なの?

 小さい子供じゃ無いんだか……あ、今は小さい子供だったわ。

 それに愛らしいとかって……恥ずいわ!で、でもまぁ心配されてちょっとは嬉しいけどさ。


 再起動を果たしたお爺さまもお婆様も「そうだね、あの子に似て可愛いから心配だよ」なんて頷かなくていいから。

 確かに今の私は自分で言うのも何ですが、かなりの美幼女だと思う。

 日本にいた時は「優希ちゃんてお母さんに似てないね」って残念そうな顔で言われたし。ほっとけ!

 


 えーっと、とにかくナッキーが(仮名)なのは、私が名前を付ける事で本契約となり、私とナッキーの間にラインが繋がるから、らしい。詳しい話はまだ聞いてないけど。

 名前、名前ね~何かナッキーで定着しそうだったんだけどね。

 でもさすがにほぼお母さんの名前じゃアレか……まぁ後で考えますか。

 


 

 その後爺さまと婆さまに、ステータスにあった自分の苗字、爺さま達の種族、両親の話なんかを聞いた。その辺は概ねナッキーに聞いた話と同じだったけど。


 私の存在は母から聞いて知っていて、四十五年ぶりに帰ってきたので嬉しかったとのこと。(てか、連絡手段あるんだね、驚きだよ)


 あと、 父はずーっと母と私を探していたらしい。(そりゃ異世界までは分からんよね)

 もしかしたら五十年経った今でも探してるかもしれない。(でも五十年経って、今私、子供の姿だからね~しかも普人族になってるし。わからないと思うな~)


 爺さまと婆さまは約三百歳。天人族は長命種なので実はまだ見た目も若いが、私が普人族となっているので混乱させない為に擬装魔法で姿を変えている。(後で見せて貰お!)


 あと、そうそうメタルピースの話!

 私のこの薄ピンク掛かった金色は【ヒヒイロカネ】なんだって。【銅】じゃなかった!

 てか、【ミスリル】以上はおとぎ話だと思ってたよ。


 【ミスリル】の上が【オリハルコン】(薄黄緑金色)で、その上が【ヒヒイロカネ】(薄桃金色)なんだけど、かなり古い時代の文献に記されていたのみなんだって。 

 三百年生きてる二人でも、実際には見たことも聞いたことも無いらしい。(だから神殿で固まってたんだねーって、ちょっと珍しいどころじゃ無いやん!)


 因みに世界に数人しかいない【ミスリル】持ちの、その内の二人が父と母だって。

 うぇぇぇぇい、我が両親ながら出来すぎだよねぇ

 美男美女で、勇者称号持ちと聖女で、ハイスペック、お家もハイレベル。

 そんな二人が出会って恋に落ちましたーってか。へっ


 まぁ……その後はご存じの通りで……人生何が起こるか分かりませんが。


 ……あれ、でもよく考えたら私、お父さんの顔知らないや。

 それに、お母さんも確かに美人さんだったけど日本人ベースの顔だったよ?

 さっきナッキーや爺さま達が、私と母は似てると言ってたけど……


 よーく見ると確かに面影はあるけども、今の私とは似てるとは言い難いよーな……

 ……もしかして何かで顔変えてた?特殊メイク?いや魔法か?

 私、もしかして親の顔知らないんですかーーーまだあった、衝撃の事実パート3だよ。もう。



 おっと、めっちゃ話が脱線した。そんな話は置いといて。


 うーん、文献とか三百年見てないとか、これってやっぱりおとぎ話のレベルじゃない?

 いても隠してるのか、実際に私だけなのかは分からないけど。

 

 兎に角、メタルピース然り、ステータス然り、出自含めて他の人にはバレない方が良いんじゃ無かろうか。

 極端な話、何処かの国で飼い殺しとか、研究対象にされてモルモットとか……誘拐、監禁、はたまた奴隷落ち……うぇぇぇ、怖い怖い怖い、ブルブル……


 私には大きくなったら冒険者になって~のんびりこの世界を旅して~もふもふと相棒になって~いずれはもふもふに囲まれて暮らす!という壮大な(?)夢があるのだ。


 今はまだ子供で何の力も無い私は、地味に目立たず普通の人に紛れて生きていこう。

 うん。そうしよう、モブが一番。


 そうと決まれば、色々隠す方法を相談せねば。

 「助けて〇えもん」は、いないけれど、私にはめっちゃ頼りになる人たち(なんせ三百年越えの生き字引様が二人も)いるもんね。


 あーそういえばまだステータスの確認もしてないよー(泣)



 



ママは地球にいた時には認識阻害の魔道具を使ってました。着けているとなんとなく日本人に見えます。


ユーキは地味に混乱中。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ