表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
9/22

第9話 終戦

 ケシモモの実をなんとか倒れている仲間たちに渡し終えた男。戦いもようやく終戦を迎え、騒然とした戦場は生き残った生者と敵にやられ散っていった死者だけとなる。


 結果、この戦いを制したのは金髪の男が率いた軍であった。


 「お仲間さんたちは大丈夫そうですか?」

 「あぁ、お前の能力ちからのおかげで助かった」

 「私のちから……??」

 「お前、まさか……自分の種族のことなのに何も知らないのか?」

 「え、えーっと……」


 男の質問に目をそっと反らした蕾。そんな様子を見て男は呆れたような溜息をこぼす。


 「はぁ……詳しいことは国に帰ったら、話してやる」

 「エッ」

 「ついてくるよな?」


 差し伸べられたゴツゴツとした大きな手。また『ゴゴゴォ……!』っと、男性の背中から迫力のあるオーラが流れてくる。


 『こ、ここでもし断ったら私食べられちゃうかもっ!?』


 そんなことを考えると、ガクガクと体の震えるが止まらなくなった。


 「は、ハイッ……!ヨロコンデ」


 顔色を真っ青にし、若干涙目になりながらも皮膚が厚く、ゴツゴツとした男の人の手に大人しく乗った蕾。


 「よ、よろしくお願いします……!」

 「あぁ」


 ぷるぷると小動物みたいに震える蕾。そんな蕾の様子を見た金髪の男性は……。


 キュン。


 「ん?」

 『今、変な胸の動悸がしたような……』


 蕾の姿を見て、変に疼いた胸の鼓動ときめきに、胸を押さえた男。


 「??ど、どうかしましたか……?」

 「いや、何でもない……」


 何故か赤くなった顔が恥ずかしく、男は蕾に見られぬよう顔を反らした。

 次、金髪の男が率いる軍が目指すは男の故郷である、古都『ベレストル』であった……。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
 本日はこの小説をお読み頂きありがとうございました (*´ω`*) 『評価』『感想』『レビュー』等、頂けると定期的に執筆をする際、大変モチベーションが上がり、作者は踊り狂って喜びます。お時間があればお願いいたします(笑)。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ