表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
365個の物語  作者: ひなた
弥生 このまま別れは悲しいだろう
70/365

弥生十一日

  もう終わり 君との日々も 思い出も


 全てが終わってしまったんだ。

 この気持ちは結局、胸のうちに秘めたままで、彼女との唯一の関わりを失ってしまった。

 連絡網があるから、彼女の家の電話番号なら知っているけれど、理由もなく掛けることができるものか。

 だってそれで彼女が僕のことを嫌いだったら、僕は気持ち悪い、下手したらストーカーだと思われるんだからね。

 卒業をしてしまった後じゃ、もう、無理なんだよ絶対に。

 終わってしまったんだと、諦めるしかないんだ。

 君との日々。思い出。

 どれも過去のものとなってしまって、もう二度と、更新されていくことなどない。

 止まってしまって、動かなくなってしまったんだ。

 僕と君の時間が重なることはなくて、僕は僕の時間を、君は君の時間を生きていくんだ。

 最初から、接点なんてないようなものだったけれど。君からしてみれば、僕なんてエクストラでしかなかったのかもしれないのだけれど。

 せめて、僕との別れを悲しんでくれていたら。

 僕はそんな、自分勝手な願いを星に乗せる。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ