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魔剣士ですけど賢者に間違われてます  作者: 瑞 雪平


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945話 予期せぬ来客③


 ブレンダたちが来て5日が経つ――。


 ブレンダとルルナはのんびりしながら、領地を散策して楽しんでいる。

 本来これが普通だが、約二名は慌ただしいです……。


 グレースは、のんびりせず、オーストロ家に商談の話や、宝石商関連の知識を学んでいた。

 そして、ミツキさんに相談したところ――ミツキさんだけでは決められないとのことで、伯爵と相談することになった。

 ということで、シエルに乗ってカーインに行くことになった。

 案内でグレースの護衛1人、ミツキさん、フェニッツ、空間魔法(ゲート)で移動できるようにルチルも乗せる。


 それに、道中何があるかわからないから、ルチルがいれば問題ではなかった。


 朝方出発して、夕方に戻ってきた――なぜかギルドマスターのミミルカさんが一緒にいるのですが……。


 話を聞くと――カーインに到着して、ルチルとシエルは、ほかが商談の話に行ってしまって暇ができてしまい、散策していたところ、冒険者ギルドを見つけて、ルチルたちは中に入って挨拶したという。


 それで、ミミルカさんは久しぶりに行くたくなって来たという。

 小人たちがどうなったか気になって仕方なかっただろうな。


 今後はいつでも行けるようになったし、安心はするだろう。


 商談はというと――うまくいったようだ。

 男爵に試作品を見せると、とても高評価で自分から買いたいとまで言っていたようだ。

 そしてフェニッツは、商業ギルドに登録して商売ができるようになった。


 最初から大きな店は出せないが、伯爵とミツキさんと協力によって大きな商館を借りて販売が可能にするとか話が進んでいた。


 順調でなによりです……。


 近日、伯爵が俺の領地に挨拶するとか。宝石の加工場を見学するとか予定が入った。

 この短期間で話が進みすぎだ……。


 忙しくなるが俺にとってのメリットだらけでこれはいいが、もう1人面倒事が……。


「ルージュギルドマスター……俺はあなたと結ばれるために生まれました……。精霊使いと破棄をして俺と一緒に来ませんか? 絶対あなたを幸せにします……」


 ベルガはしつこくルージュさんに猛アピールしている。

 訓練そっちのけ尻を追っている。


「えっ……、無理……、だってあなた弱すぎだもの……。もうすぐお兄さんと結婚するから諦めて……」


 ルージュさんは強めの言葉で断るが――。


「俺は精霊使いを超える男です! 心配せずに俺についていけばいいです!」


 無敵の人になっていた……。

 しかも、平気で嘘を言っていて呆れるしかなった。


 さすがにモラルに反しているから、送り返そうとすると――。


「待ってください! これから俺は精霊使いを倒すために訓練をします! どうか、いさせてください!」


 命乞いするかのように必死で頭を下げていた。

 話が変わっている……。フレリットに負けないために、ここに来たんじゃないのかよ……。


 ダメだ……、尻を追っかけっているせいか、ソウタに標的を変えてしまった……。

 まあ、前から勝手に恋敵だったから変わりはないけど。

 目的が変わったなら、送り返すことに決めた――。


「少しよろしいでしょうか? ベルガくんを返さないでくれますか? 理由はともあれ、理事長として本気で取り組んで向上してくれるのは、喜ばしいことです」


 ローズさんに止められました……。

 私利私欲ためでも見捨てないのですね。


 というか姉を助けないのですね。

 ルージュさんは恨みはないのかと思ったがそうでもないですね。


 そこまで言うのなら、ルージュさんに変なことしないように監視付きの条件で承諾した。


 その監視だが、ルージュさんが推薦してケイトに任せようとすると――。


「む、無理スよ! 俺は修行しているので勘弁してくさいスよ!」


 珍しくケイトが拒否をした。

 それもそのはず、ケイトもやっと連絡役から解放されて、今度は監視役は嫌だろう。


 変わりに探そうとすると、カイセイがなぜか名乗り出た。


 とりあえず任せて、問題は解決した。


 久々に尻追うやつが来ると、どうも疲れる……。

 いや、ほかのやつより無敵だからベルガが別格なだけかもしれない。


 これでおとなしくなればいいが。

 

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