↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
天才(天災)は努力の証?  作者: choro5
18/51

王宮での日々

友達100人作るどころか、1人もできないまま

学園より王宮に強制出向。

淡い青春への期待は始まる前に打ち砕かれ、

力の制御の為の過酷な訓練が始まり4年になろうとしていた、予定では学園の5年次クラス編成に合わせて再び学舎に戻る。

この間、校長と話したが、俺のSクラス入りは

確定事項らしい。

いきなり出戻りでいじめとか大丈夫か?と心配していると「ユリウス君をいじめられる人間なんてこの国内には居ないですよ」と言われた。

そんなに評価されてもなにもでませんぜ(笑)


王宮での生活は楽しかった。

俺の名前や血筋を気にせず個人の実力で評価してくれる。

国内の最高峰の技術を直に観られる。

王宮の人たちとも仲良くなれたし、バル爺とリア姉も俺に付いて今は王宮にいる。

父上も王宮によく来る、といっても職務の為、個人の時間はあまりなく、少し会話できる程度だが俺の成長をしっかりとみていてくれる。

母上は会うと離れられなくなるからと、手紙でのやり取りを行っている。

毎日のように送ってくるなら会いにくればいいのに…


訓練は順調に進み、光属性についても身体で使い方を覚えながら理解を深めている。

最初は使い方が全く分からなかった。

俺は今まで教えられた魔法を覚えて自分なりのアレンジをしただけで、誰かに教えてもらったものを広げていくだくだった。

光魔法を使えたのは勇者アラムスただ一人な訳だから教えてくれる師はいない。

しかし俺には転生する前の知識はある。

ゲームやマンガで得たものだろうか?

記憶はないので解らないが、知識として使うには十分であった。


光魔法自体はすぐに発動することができた。

しかし、制御が非常に難しいのだ。

最初の1年は制御のみに費やした。

その訓練は俺の基礎を底上げした。

魔力量、制御力、発動速度、威力、応用力

全てにおいてこれまでとは別次元だ。

慢心なんかではない、それだけの努力やそう言えるだけの訓練をしてきた自信だ。

光魔法の制御が細かくできると副産物もあった。

他の属性の魔法の制御がもの凄く簡単なのだ。

光魔法は万能に近く、光魔法を、用いての模擬戦であれば両お祖父様と互角の闘いができる。


剣術の方もお祖父様直々の指導の賜物で、

今や騎士団トップクラスの騎士にも勝てるのだが

騎士団はお祖父様の影響なのか、体育会系で俺に負けた騎士達からは"兄貴"と呼ばれ困っている


国王とも仲良くなった。

王宮に来てから知ったのだが、国王はもともとお祖父様ちの弟子で共に魔王と闘っていたそうだ。

魔王と闘うなら名を捨てろと先代に言われ名よりも国民を守る事を選び、闘い、勝った。

先代国王はその事実喜び、息子を誇りに思ったが国王が易々と発言を撤回することはできない。

だが民衆は違った。

当時、魔王を倒した内の一人、ジークハルトが王族であり第一王子ジークハルト・ディセウムであったことは広く知られていた。

民衆はジークハルトの王位継承権を正当なものと認め次期国王への就任を王族に呼び掛けた。

国とはそこに暮らす国民を無くしては存在する意味はないと考えてないた先代はジークハルトに王位を譲った。

ジークハルトに一言「お前は私の誇りだ」と言って。

まぁそんなこんなで国王ジークハルトは俺の事を甥っ子のように思いま、そう接しているから「ユリウス君も私を叔父だと思ってくれ」とまで言われた。

周りの人物が偉い人たちちだらけになっている。


さらに、バル爺とリア姉にも隠されていた事実があったのだ。

バル爺ことバルス・ストレアは前騎士団長で"神聖騎士の右腕"と言われる程の実力者だったのだ。

なんとなくそんなような気はしてたよ

この爺さん普通じゃなかったもん、執事にしては有能すぎたもん。


リア姉ことリアーナ・バルスタインは元は魔導師団に所属しており天才児と言われ"破滅の魔女の再来"と言われていた。

母上の結婚に伴い憧れの聖女にメイドとして雇ってもらい退団したそうだ。

ごめん、リア姉のこと正直、ポンコツだと思ってたよ…


「ユーリっ!」ある少年が俺の名を呼んだ。

「なんだい、ゼクス?」

彼の名は、ゼクス・ディセウム

現国王、ジークハルトの息子であり、王位継承権1位の王子様であり、次期国王だ。

そして、学園にもどれば同級生となる。

「訓練の時間だぞ!お前が来なきゃはじまらんだろ!」

「もうそんな時間か、よし行こうか」

俺とゼクスは師弟関係だ。

出会った頃は俺をライバル視して「貴様なんぞ私の剣で負かしてやる」と言っていたが、俺の訓練をぐうぜん見かけたゼクスはその過酷さに驚いたそうだ。

天才と呼ばれた自分が霞むほどに才能に恵まれている俺が自分よりも努力をしていた。

それも、人並みの努力ではない。

ユリウスには勝てないと本能的に思ったと同時に将来自分が国王になった時、彼に守られるだけでなく、彼を支えなくてはと思ったそうだ。

そして、ゼクスの血の滲むような努力が始まった

文字通り、書記のゼクスからは血が滲んでいた。

だが、ゼクスはめげることなく、実力を伸ばしていった。

カイルお祖父様は俺とゼクスの剣術はすでに父上と同格にあるだろうと言っていた。

ハイネお祖父様も俺の魔法は母上以上、ゼクスは母上と同格だと言っていた。

俺とゼクスは剣術では対等、魔法は俺の方が上回っている。

しかし、ゼクス本人は剣を主体にする戦いを得意としているため、俺の闘いかたとは異なる。

対多数においてを主眼に置く俺

対個数を主眼に置くゼクス

騎士団、魔導師団ともに俺たちをバランスが良いと評する。

ゼクスが魔法をもっと取り入れたスタイルにしたら俺より強そうだがゼクスやカイルお祖父様いわく、それではゼクス最大の武器の瞬発力が損なわれるそうだ。


にしても、学園で次期国王の王子様をゼクスとか呼び捨てにしても良いのか?

今度確認しておこう。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。