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真実


僕はそこで目を覚ました。


しかし、そこはいつもの僕の部屋ではなかった。

真っ白な壁と天井に囲まれた殺風景な部屋。

ここはどうやら病院らしい。


「あれっ?僕は死んだんじゃなかったっけ?」


すると、タイミング良く医者が来た。


「おかしなこともあるものだ。君は銀行強盗から少女を守るために、大怪我をおった。普通は死んでもおかしくない怪我だった。しかし、君は生きている。本当に不思議だ。でも、あの世とこの世の境をさまよったのでは?」

医者は少し笑いながら僕に言った。

僕は苦笑いした。


でも、僕はそんな冗談よりも自分が生きていることに疑問を抱いた。


睦月は僕が死んだといった。

確かに、彼女は僕にそう言った。

でも僕は生きている。

呼吸をしてる。

話が出来ている。


だとすると。

彼女は僕に嘘をついたのか?

あれは嘘だったのか。

睦月・・・酷い。

せっかく僕にも「死」を受け入れる覚悟が出来てたというのに・・



すると、母さんが病室に入ってきた。

「良かった・・生きてたのね。時雨・・・」涙ぐみながら母さんは言った。

仕方ない。

あんなに大怪我をおったのだから。

心配にもなるか。


「ごめんね。母さん。でも、もう大丈夫だから。生きてるから。」

僕は母さんにそう言った。





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