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余次元住まいのハザマ様!part8 室生家のその後  作者: 山桃
青き名の家系 篇

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《エピローグ》

数日後、庭に出てみると、ハザマが二階の窓から外を眺めていた。

何をしているんだろうと、庭から見上げて声をかけてみると、不意にこんな言葉が返って来た。

「なぁ、御影(みかげ)。西側の塀が傾いていないか?」


うちの屋敷の白壁は、町並み保存地区に指定されており、観光名所にもなっている室生家自慢の壁だ。


俺は当主としてのリスクマネジメントも兼ねて、一応、屋敷の西側の壁へ偵察にいった。

すると……確かに微妙に傾いているうえに、なんと白壁にヒビが入ってやがる。

俺は壁の前で腕を組み、考えこんでしまった。


挿絵(By みてみん)



……これの原因……雨宮じゃねぇの?


アイツ、うちの従業員をたぶらかす時に、この自慢の壁で何度も壁ドンしやがったから、その衝撃で傾いてきた……

しかもヒビまで入るなんて、いくらなんでも誘惑しすぎだろ。


俺は静かに怒りを燃やしながら、この壁の修理費は絶対にアイツに回そうと固く心に誓った。




          青き名の家系 篇 <完>






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