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30話

わたしはもう何もかもから

逃げ出したくなっていた


「人生は面倒だ」

わたしはそう言うと溜め息をついた


そんな昼食時


真冬くんはギョッとしていて

「あのさー、湊ちゃん。考えてもわからないことだってあるからさ。だから何事にも真剣に考えるのをやめなよ」


それを聞いた凛ちゃんも頷いていた


「うん」


わたしは友達から放棄することを教えてもらった


なんせずっと野生児

楽しいことをして

自由奔放に生きてきたわたし


だから人の感情を考えるだけですごく疲弊していた


「あー!!!もう彼氏とかいらない」


わたしはもう決めた


(隼人くんとは別れよう。あの子は魅力的だから他に相応しい女の子が現れる)


わたしはスマホを取り出して

【ごめん。もう顔向けできないからメールで伝えます。別れてください。あなたには相応しい女の子が他にいます】


そう隼人くんにメッセージを送った


相変わらず

わたしは自分に自信が無くて

だから

わたしは

1人でいようと決めた


その頃

スマホを見た

隼人くんは

困惑していた


「はっ!!??!どうして???」

隼人くんは戸惑ったけれど


ふうっと溜め息をついた


それから

ガタン

立ち上がって


わたしのところへ向かった


「面倒な女だな!怒」


そう

わたしは自分のことを過小評価していて

恋愛感情もわからなくて


だから全てから逃げ出していた


だから隼人くんがきても

気づかないフリを貫いた


(な、何でオレを避けてんの!?!怒)

隼人くんはそんなわたしにキレていた


旭はそんなわたしと隼人くんを見かけて

(あーあ。あの2人、もうダメだな)

そう思った


わたしはその後も隼人くんを避けていて

自由に過ごしていた


(そもそも付き合うとかなんなの?わざわざ堅苦しい関係をする必要もないよね)


わたしはそう自分に言い聞かせた

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