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3話

わたしは気づいていなかった

何故に隼人くんがわたしの名前と顔を知っていたのかを


移動教室

長机

わたしはポケーっと授業を受けていた

すると隣の真冬くんが

ボソッとわたしの耳元で囁いた


「あの先生さー、、」

真冬くんの息がわたしの耳にかかって

思わず

ピクン

「っ!!!」

わたしは顔を赤くしてうつむいた


「⭐︎⭐︎⭐︎」

真冬くんはわたしの反応を見逃さなかった


(フーン。佐伯に今まで敏感になるようなことをされてきたんだ)


真冬くんはニヤニヤした


真冬くんはわたしの耳元で話し続けた


「湊ちゃんってさー、佐伯にどんなことをされているの?」


震えるわたしを見て

真冬くんは楽しんでいた


(い、嫌だ!!!旭以外の人にこんなことをされるのは!!)


わたしは顔を赤く染めて


「み、耳元で話されるのだけは、嫌、です」

真冬くんをみつめて

わたしはそう小声で伝えた


真冬くんはクスッと笑った


(楽しいし可愛い。。佐伯には勿体無い)


わたしは心中穏やかじゃなくて

(ヤダヤダ!!旭に知られたら怒られちゃう!!)


そう思ったとき

パッと真冬くんは離れた


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