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悪魔リュウトと境界の美少女生活  作者: おかゆか
片割れの黄金比
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片割れの黄金比-4

大きく広げたリンネの翼に月光が流れる。


「人間界を見物してくる」

「大丈夫なのか?」

「まぁな。俺の置かれた状況は理解し難いが、俺がここに存在しているという事は真実だ。せいぜい楽しんでくるさ」


 穂積と夏帆の不安そうな顔が目に入る。しかし、半信半疑ではあるが、リンネは俺だ。起こす事件も想定の範囲内。家に連れ帰るより野放しにした方が安全かもしれない。


「その翼は目立つ。人間の前では隠せよ。もし見られたら『コスプレ』であると主張しろ。不自然な事さえ肯定される」

「ほう、なるほど、了解した。では、また明日ここで会おう」


 リンネは底意地の悪そうな顔で笑い「最愛の君」と付け加え、、鼻歌交じりに闇夜に消えていった。突き刺さる二人と一匹の視線が痛い。


「あの……」

「深く聞くな。だが、あれは恋人などではない」

「でも……知り合いだったんですよね?」

「お姉様ぁ!どうして黙っていらしたのです!ひどいですわ!」

「……知られたくない過去の一つや二つ、お前達にもあるだろう」

「でも!」


 夏帆は頬を膨らませ抗議してくる。


「あれは存在するはずのない男……俺だって驚いた。今もまだ信じられん。そんな者と人間界で会えば、敵だと認識するのが自然だろう?隠したのは、お前達を危険から守るため!感謝されても非難される筋合いはないな」

 

 重大な事は隠したが、嘘はついていない。


「俺の気持ちも分かるだろう?」夏帆の頭を数回撫で、儚げに微笑みかければ「そ、そうですわね」と、口元をにやけさせた。


「穂積も分かったな?さぁ、俺達も引き上げよう。予定より遅くなった。早く夏帆を家に帰さないと爺さんに大目玉を食らう」


 今日の俺は立場上、先生であり夏帆と穂積の引率者なのだ。


「帰りたくありませんの!七瀬先輩、夏帆も先輩の家に泊めてくださいまし」

「え……」


 穂積の顔があからさまに引き攣った。


「きっと楽しい夜になりますわ!」

「あの……リュウトさんが柊さんの家にいけば……」

「あー!そうだ、夏帆!」


 慌てて穂積の言葉を遮り、夏帆が胸に抱いている猫を指差した。


「その猫を連れて帰るが良い、魔法の猫だぞ」

「ニャッ!?」

「魔法ですの?」


 猫が救いを求めるような目で穂積を見た。


「穂積の家は動物の飼育が禁止だと言ったな」

「う……」


 穂積が気まずそうに猫から目を逸らす。行き場を無くした猫の視線が次に俺を捕らえ、それに微笑み返すと猫は一瞬、安堵の表情を見せた。


「夏帆の知っている呪術も、その猫なら扱えるかもしれん。試してみろ」

「本当ですの?」

「ニーッ?」


 夏帆の腕から逃げ出そうとする猫の、その額をなでつけた。


「ホズミ、家が見つかって良かったな。夏帆は心の優しい少女で、俺の大切な妹だ。俺に仕えると思って奉仕しろよ」

「ニャッ?」

「嬉しい!お姉様が夏帆の事をそんな風に思っていてくださっているなんて!うふふ、猫さん仲良くいたしましょうね!夏帆のお家には、とっておきのお茶もありますのよ!」


 夏帆の屈託の無い笑顔に、猫の悲痛な鳴き声が闇夜に響いた。

 主人を見誤ったクソ猫め。夏帆の持つ妖しげな薬の餌食になってくるが良い。




 *****




 翌日、リンネに会う為、再び廃寺へ向うと、青空の中に一筋の煙が立ち昇るのが見えた。廃寺に近づくにつれ焦げた匂いが鼻に付く。

 リンネの仕業だろうか、何をやってるんだアイツは。

 煙の出所を探ろうと廃寺の裏手へと周ると木箱が燃えていた。

 炎は大きくは無いがパチパチと音を立て、焦げた木を崩し、煤を上げている。


「よぉ、来たか」


 ゴトリと廃寺の扉がずれ、中からリンネが顔を出した。

 はつらつとした表情は、遊び相手を待っていた子犬のようだ。


「酷いな」

「ああ、暖を取るだけのつもりが、思ったより派手に燃えた。まぁ、入れ。その階段、気をつけろよ、板が腐っている」


 リンネに手を差し出され、その大きく硬い手をそっと掴むと、強く握り返された。


「仮住まいには悪く無いな」

「だろ」


 寺とは名ばかり。祭られていたはずの神の姿も今はなく、畳は腐り草が茂り、床板は朽ちかけ地面が覗き、屋根瓦の一部は崩れ落ち、青空が見えていた。

 床板を踏み抜かぬよう、慎重に歩くと、靴の下で割れたガラスがジャリジャリと音を立てる。

 湿った土壁は土壌と返り、至る所に菌糸が集まっているのが見えた。リンネが俺であるのなら、この社で一晩を過ごしたわけではないだろう。これなら野宿の方がマシだ。

 リンネは木枠だけになった窓の際に立つと、俺に向き直った。


「穂積はどうした?」

「学校へ行った――」


 あまりに自然にリンネが言うので、すぐには気が付かなかった。

 リンネは人間の穂積の名を知らない。


「……記憶が戻ったのか?」


 リンネは落ち着いた様子で「ああ」と静かに息を吐き「お前が俺であるとは、やはり、信じがたいが」と自嘲するように笑う。


「オーガの歌姫の話でもしようか?」


 リンネの整った顔に、あからさまな嫌悪が浮かぶ。


「……やめてくれ。信じるよ、お前と俺は同一だ」

「良かった、俺も語りたくは無い」


 あまりにも愚かで「過去の事だ」と、人前で笑い話にも出来ない俺のトラウマだ。

 リンネは少し考える仕草を見せ、悪戯っぽく笑った。


「記憶を共有した女が居るとは、不思議な気分だ」

「違う、俺が二人存在してるんだよ」

「どちらかが偽者なのだろう。俺には女のお前が偽者としか思えないが」

「俺は本物だ」

「俺だって本物のリュウトだ。そう思っている。今は俺がリンネで構わないが、いずれ名は返して貰うつもりだ」

「上等だ!俺が本物なのだから」


 本当に男と女に分裂している分けでは無いだろうな。

 再び、同じ不安が脳裏を過っていく。


「一つだけ教えてくれ。岩窟で薬を飲み、その後どうなった?俺の記憶はそこから先が無い」

「良いだろう。よく聞け――」


 岩窟で起った事、今日までの事をリンネに掻い摘んで話して聞かせた。

 リンネは拍子抜けするほど素直に俺の話を受け入れ、ホズミが昨日の猫である事を伝えると、腹をかかえて笑っていたが「カリガネの裏切り」その事については「信じがたい」と何度も首を振り、友を侮辱されたかのような瞳で俺を見ていた。


「人間界へ堕ちた経緯は分かったが、イフリアの宣戦布告はどうなった?」

「……」

「力は手に入らなかったのだろう?」


 リンネは俺が「無かった事」と忘却の彼方へ消した、大きな問題をまだ抱えているのだ。せっかく忘れていたのに、それを考えるだけで胃が痛くなる。


「期日は?」

「……とっくに過ぎた」


 リンネの冷たい視線が無言で俺を攻め立てた。


「フン、これは俺の失態ではなく、お前の失態でもあるのだからな!」


 休戦状態にあった敵国イフリア。湖に囲まれた美しい国だ。

 そして、そのイフリアを束ねるのが水棲族ガリオンの民。


「姫に魅せられたのが運の尽きだったな」


 リンネが苦笑いを浮かべた。きっと俺の顔にも同じ表情が浮かんでいるに違いない。

 ガリオンの姫君イヴリシアとの情事がイフリア王に見つかり、俺は彼女を妻として娶るか、国の威信をかけ再びの開戦か、二択を迫られたのだ……。

 我がゼスモニオ帝国は強国。イフリアなどに負ける事はありえないが、開戦理由として名を挙げられては、都合が悪い……。

 そこで俺は、あの薬によって力を得て、回答の期日より前に一人でイフリアに戦勝し、イヴリシアを連れ去る。そういう算段であったのだ。

 リンネと視線が交わった。同じ事を考えて居るのだろう。


「まぁ、仕方ないか」


 二つの声が重なる。


「そうだな、姫君とイフリアの事は今の俺にはどうする事も出来ない」

「その通り。過ぎた事を案じても仕方が無い」

「まぁ、なんとかなるだろう」


 そもそも、カリガネの名に傷をつけかねないと危惧していたが、今となっては好都合かもしれない。

 イヴリシアを失う事は惜しいが、それも仕方が無い。

 何も解決はしていないが、大きな問題が晴れていくような開放感を感じる。同じ悩みを共感できると言うのも悪くないのかもしれない。

 リンネが「本当にお前は俺なのだな」と、苦々しく笑って見せ「俺のセリフだ」とそれに答えた。


「しかし、その華奢な手足が俺だとは思えない」

「だろう?この腕は瓶の蓋を開ける事もままならん」


 ただ俺の力の無さは、特別かもしれない……。穂積は俺の力で及ばない蓋を容易く開けてみせるのだ。

 袖をめくり腕を露出させ、華奢な腕を差し出した。


「眺めは悪く無いだろう」

「なぁ、女の体とはどうだ?勝手は違うものか?」

「大差ないが……胸が邪魔だ。走ると胸の根が痛い。背が低い事も不便ではあるが、まぁ、女の体にはすぐに慣れたな」

「そうでは、無くて」

「ああ……俺も女になって、すぐは考えた」


 むしろ、その事ばかり考えていた。

 リンネは「そうだろう」と、正しい事を言ったように頷いている。


「しかし、よく考えてみろ。男が男に体を委ねる事など出来るか?尻の穴を差し出せるのか?」

「気色の悪い事を言うな……」

「だろう?俺も興味が無いわけではない、女としての悦びも味わいたい……だがなぁ。気持ちの問題なのだ。それに、自分の体内に異物を受け入れると思うと……」


 はっきり言うと怖い。

 だが、女になったからには--今まで何度思っただろうか。

 リンネが目を細め、見守るように口の端を引いて俺を見ていた。

 俺の顔がこんな優しい面差を作るとは……。

 しかし、それの意味する事はただ一つ、足元の床がギシッと鳴ったのは俺が後ずさりをしたからだ。


「……考えは読めるが、口に出すなよ」

「試すには俺が適役だと思わないか?」


 気取った口調で俺の髪を一房取ると、ニヤリと笑った。

 俺は心底、女の俺の容姿に惚れ抜いているのだ。その俺を手に入れる事の出来る俺が、目の前に存在する。


「そうだ。俺が男に戻った暁には、お前があの薬を飲んで女になれ。俺が男として試してやる。それが良い!女同士も良いぞ、触れ合っているだけで満たされる」


 リンネは「それも面白い」と他人事のように笑ったが、急に眉を寄せ、真剣な表情を作った。


「何、だっ……おい!」


 リンネは俺に覆い被さるよう、その腕に抱き込んだのだ。押し付けられた厚い胸板からは、いくらもがいても、俺の力では脱出できそうもない。


「お前!俺はやらねぇと言ったんだよ」


 ……ん?何だ、この匂い。香水か?


 リンネからふわりと花の香料が漂ってくる。

 もしや、と頭を過った。リンネがどこで一夜を明かしたか--夜の街で女に誘われ、ホイホイ付いていったに違いない。

 俺が女の姿で人間界に一人放り出され、男に声をかけられたように。しかし、俺のように拒絶する理由が、男の俺、リンネには無かったのだろう。


「お前、どこで女遊びをしてやがった」

「静かに」


 きかない子供を、なだめるように俺の髪を撫で、視線を窓の外へと向けた。


「外に不信な人影がある」

「はぁ?」


 窓の外を眺めるリンネの目は、獲物を狙う獣のように鋭い。俺の背丈では見通せない先にあるのだろう。


「何が見える?」


 リンネは質問に答えず、隠すように俺を胸に抱き、ただ息を潜め、慎重すぎると感じるほど外を警戒している。

 女を抱きしめる時は肘をもう少し下げるべきだ、口を塞がれ息がしずらい。

 背伸びをし、なんとか外を見ようと首を伸ばすが、その頭もまた押さえつけられてしまう。


「剣は?」


 腰は軽い。


「……置いてきた」


 だが、短剣なら。とスカートをめくり上げると、リンネがそれを抜き取った。


「今、触っただろ!」

「たまたま、だ!」



 絶対わざと触ったに違いない。俺はそういう男だ。

「二度と俺の太腿に触るな」と睨みつけるが、リンネは「柔らかくいい足だ」と、悪びれもせず笑い、窓の外を見つめ、想像もしていなかった人物の名前を挙げた。


「マツムシも人間界に来ているのか?」

「は?七ツナナツモリのマツムシの事か?」

「ああ。あのマツムシが居る。窓の外だ」


 マツムシとは、帝都からは遥か遠い七ツ森という田舎領主の息子の名で、親しくは無い俺の学友であった。


「ほら、見えるか?」


 リンネが腕を引き、靴の上に俺を乗せた「誰か居るな」確かに遠目に人影が見えた。枯葉のような色合いの羽織が上下に揺れている。

 マツムシも悪魔の血筋だが、魔力が極端に弱く翼を持たない。それを隠すように大きな羽織を被って着膨れていた。

 その姿によく似ている。

 しかし燃えた木箱から燻る、濃い霧のような煙に遮られ、顔はよく見えず、マツムシであるかは分からない。

 リンネが小声で「似ているだろう?」と囁く。

 ふいに人影が窓に近づき、俺達は窓際から体を引いて隠れた。

 確かに窓の下で「どうしよう、どうしよう」と繰り返す、男にしては高いその声にも覚えがあった。

 しかし、何故マツムシが?

 リンネと顔を合わせると、リンネは無言で頷いた。本人に聞くのが早い。そう判断したに違いない。俺ならそうだ。

 それからのリンネの判断と行動は素早かった。

 ドンと大きな衝突が起ると、古い社の柱がギイと音を立てて裂け、土壁はパズルのピースが崩れるように、バリバリと剥がれ落ちていく。

 リンネが壁を蹴破ったのだ。

 もくもくと湧き出るような土埃に紛れ、俺達は外へと飛び出した。

 そして俺が「人影」を認識した瞬間、それは目の前を魚のように大きく跳ねた。リンネが投げ飛ばしたからだ。

 マツムシらしき男は、突然の出来事に受身も取れず、地面に身体を擦り付けて滑り込んでいく。

 そして、つんのめるようにして止まり、よろよろと上半身を起こすと、振り返って叫んだ。


「誰だよ!」


 痩せた顔は青白く不健康、だが眼光は鋭く威圧感に満ちている。

 そして、長い前髪を斜めに流すような気取った髪型、子供の頃から良く知るマツムシだ。

 威勢の良かったマツムシだが、リンネの顔を見ると声にならない悲鳴を上げ、脱兎の如く駆け出したが、リンネに羽織の裾を踏まれ、地面に額を擦りつけた。

 

「懐かしいな、こんな場所で会うとは、何年ぶりだろうか」

「頼む、リュウト見逃してくれ!」

「何だと?」


 俺達二人が声を合わせるとマツムシは怪訝そうな顔で俺を見た。そして「早速、女をたらしこんだのか!昔からお前はそうなんだ」と怒鳴った。

 マツムシは女の俺もリュウトであると理解していないらしい。

 こいつは追っ手ではないのか?


「人間界で何をしてるんだ?」


 リンネがその羽織を踏んだまま尋ねたので、マツムシは両膝をついたまま不貞腐れたように唇を尖らせた。


「お前にだけは言いたくない」


 リンネが手にしていた短剣を垂直に落とすと、マツムシが小さく悲鳴を上げた。刃はマツムシの鼻先をかすめ地に突き刺さったのだ。


「あー!もう!俺はお前を起こしに来たんだよ!それが来てみれば棺は燃えてるし!お前はもう起きているし、ありえねぇ、最悪だ!俺はいつも肝心な所で――」


 マツムシは怒りの形相で喚いている。

 数年ぶりの再開ではあるが、この怒りながら自虐する姿は懐かしい。


「どういう事だ?お前、カリガネに使われているのか?」

「殿下の?そんな、まさか!殿下は今頃、お前の葬式の準備でもしてるだろうよ」

「葬式?」

「そうだよ、リュウト!お前は死んだんだよ」

「死んだ?俺が?」

「そうなのか?」


 俺に尋ねたのはリンネだ。


「そんな馬鹿な、死んだ覚えは無い」


 リンネはマツムシの肩を掴みそのままひっぱり上げた、マツムシは手足をバタつかせ低く鳴く。


「だから嫌だったんだ!リュウトを生き返らせるなんてよぉ」

「誰の指示で動いてるんだ?」


 マツムシは地面へ唾を吐くと、鼻の頭に皺を寄せ「もう何も言わねぇよ!」と叫び、手早く術を結んだ。

 するとリンネの手の中から、その姿が消えたのだ。


「逃げられたな……」

「アイツは術を使えるのか」


 マツムシの魔力は極端に弱い。生身で人間界への境界を超えたのだろう。


「お前は俺の死体と言う事ではあるまいな」


 リンネを見上げると、リンネは「さぁ」と笑って見せた。


「リンネ、お前の存在も含めて、俺にはわけが分からない」

「しかし、面白くなってきたじゃないか、マツムシを探そう。あの男の魔力ならそう遠くへは逃げられない。そこらで息切れしているはずだ」


 リンネは俺を胸に抱くと翼を広げ、空高く舞い上がった。


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