表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
糜芳andあふた~  作者: いいいよかん
84/111

その9

読んでくださっている方々へ。


Pボタンプッシュ連打・いいね・感想などなど、誠にありがとうございます!


そして遅筆ですみません。


遠方通勤は終わったのですが、ここ最近疲れが酷くて寝落ちする事が、しょっちゅうな次第でありまして。


年は取りたく無いですね。

      涼州漢陽郡隴県州治所執務室


「あ~・・・白アン○ンマン逝っちまったなぁ。

これから乱世の幕開け、本格的な群雄割拠の始まり始まり~ってか?・・・はぁ・・・。

ぼちぼちホンマに身の振り方を考えね~となぁ。」

6月になり窓から見える青々と茂った樹木や、晴天を眺めつつ溜め息を吐いてぼやく。


4月に霊帝が逝去した報を受けて、「よし、ファ~ストチャ~ンス!」とばかりに、大恩有る恩人の死去に慟哭(どうこく)(する振りを)し、これ幸いにしれ~っと退職しようと企てるも、崩御の一報が届いた直後に別の使者が糜芳の元を訪れて、


「先帝陛下崩御を受けて、この度新たに摂政と成られた、劉弁摂政陛下の(みことのり)を申し伝える!

各自職務に精励(せいれい)せよ!喪に服すのは(われ)が皆を代表して行うので、服するに及ばず。

寧ろ先帝陛下の遺命を全うする事こそが、何よりの弔いと心得るべし!・・・との事である。」

次期皇帝になる人物の名前で、最早勅状に等しい命令がくだされたのである。


糜芳の行動・思考を読んだ何進が、機先を制して逃げ道を塞いでいたのであった。


「・・・はは、詔を確かに拝聴(はいちょう)致しました。

摂政陛下の御期待に添うよう、精進を致します。」

「我ノ企テ破レリ」と観念し、使者の前でハラハラ落涙しながら答える。


そして周りの部下達は、糜芳の一連の行動を観て、


「おお・・・なんと忠義に篤い人なのだ。

我々も漢の一臣として、頑張らねば!」

おもっいきり勘違いをして、益々職務に奮起した結果、作業効率・回転率が上がり、糜芳の仕事が一時的に倍増はしたが、現状それを乗り越えた事でかなり減ったのであった。


「8月に董卓将軍が并州牧赴任の為に、并州軍閥の顔役である丁原(ていげん)と、顔合わせと打ち合わせを兼ねて何進を仲介役に立てて、洛陽で落ち合う手筈になってるって言っていたから、8月に事変が発生して「後漢の魔王」が誕生ってか・・・。」

漸く山脈から丘ぐらいまで減った書類に背を向け、来たるべき未来を呟く。


(う~ん・・・此処は一発、歴史改変して何進生存ルートを目指すべきか?

・・・う~ん・・・う~ん・・・無理というより()()()()()()()()()()、こりゃ・・・)

色々と脳内でシュミレートしてみるが、どうしても有る一点で無に帰してしまう事に気付く。


その一点とは、何進から権力を移譲される予定の、劉弁の早世であった。


基本的に「歴史の修正力」の原理が働くのか、歴史的に重要性の高い人物程、特に病死に関しては史実に沿った、寿命を迎える可能性も高い様で黄巾賊の張角も(しか)り、霊帝も多少のズレは有るかも知れないが、概ね史実に沿っているようだった。


その為「後漢書」では、劉弁は野心に走った董卓に因る、権力掌握の過程で暗殺されたとはされているが、実際は病死の可能性が高く、そうなれば史実通りに死亡する事になるので、何進が生存しても権力の移譲の受け皿が消失し結果、一時的に正常化しても何進の死後に、再び宦官・名家閥が跳梁跋扈(ちょうりょうばっこ)してしまい、元の木阿弥になるだけである。


(因みに病死説を唱える根拠は、後漢書の通り野心に走って、権力を牛耳ろうとするならば、董卓だけでなく大概の権力を欲さんとする者が、後漢書曰わく()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()である。

「担ぐ御輿(みこし)(傀儡(くぐつ))は、(オツムが)軽い程担ぎ易い」のは、世界万国共通)


それ処か下手をすれば司馬晋の末路の如く、権力抗争が激化して内部崩壊を招き、内部崩壊した余波で地方軍閥も中央からの、物資支援を失ってこれ又崩壊し、四方八方から異民族の侵攻を受けて、漢帝国だけでなく漢民族国家が滅亡、最初の異民族国家の成立という状態に、一世紀近く早くなる危険性が高かった。


だからといってもしも移譲の受け皿を、無理やり劉協にした場合も劉弁とは違って、何進には劉協との間に「血縁」といった太いパイプが当然だが無い。


それに加えて両派閥という「ヘドロ」が、ビッチリとこびり付いた劉協を担ぐには、何進の現年齢プラス一代限りの権力で、後事を託す事も不可なのを考慮すれば、自然とヘドロである両派閥を除去=粛清するしか無く、行きつく先は董卓と同じ魔王ルートに進む事になるだけである。


(そうなれば粛清に因る、自分達の権勢力基盤を失うのを恐れた両派閥共が、地方に赴任している中央閥出身の郡太守や、自分達の本貫地(ほんがんち)(領地・出身地)に居る一族一門を糾合、結果的には「反何進連合」が結成される事になる訳だ。

・・・結局董卓と変わんねーか、下手したら()()になるだけだな)

そう結論付けて、バッサリ諦める糜芳であった。


(やっぱり霊帝の早死にが、漢滅亡の決定的要因になっちまってるな。

後5~10年ぐらい生きてりゃあ、最悪劉弁じゃなくて劉協でも、アホ共を勅命の御旗で容易に始末した後に、移譲が出来たろうに・・・惜しいなぁ)

つくづく天地人に恵まれなかった霊帝を惜しむ。


(それに逝去の影響があちこちに発生しているし。

特に曹嵩の親父さんやコ○ンなんかは、モロに悪影響として飛び火してるしなぁ・・・合掌)

自身の身近な人物で、恐らく最も被害に遭った曹親子を思い浮かべ、手を合わせて南無~と唱えた。


父親の曹嵩は一世一代の大博打を打ち、1億銭もの大金を投じて霊帝に接近、温厚篤実な人柄で信用を得て、十常侍とは別系統の派閥形成を目論んだが、史実通り霊帝早世に依って目論見(もくろみ)御破算(ごはさん)、1億銭の投資金がパーになった。


夢破れた曹嵩は、念願の仲人役に成れてエイ○リアンポーズをかまして、喜んではしゃいでいたのとは反転、何処かのジョ~さんの如く灰になってしまい、三日三晩寝込んだ後に隠居を決意。


家督を息子の曹操に譲って、これ又史実通り比較的というか誰かさんの影響で、史実よりも圧倒的に治安の良い、徐州に移住したのであった。


そしてその報せを曹操からの手紙で知り、手紙の中で徐州出身の糜芳に、邸宅等の口利きも頼んで来たので、父・糜董宛てに「仲人役を務めてくれた恩人」として紹介文を書き、恩返しの口添えを行ったのであった。


(家督を継いだ曹操も曹操で、霊帝の好意が思っくそ裏目に出て、泣きを見てるみたいだしなぁ)

手紙に書かれていた内容を思い出し、心底同情の念が湧く糜芳。


家督を継いで当主に成ったコ○ンだが、前途多難の様相を呈していた。


なにせ元々は名誉ある職務だった筈なのに、同僚の不祥事の所為で悪名が轟き、筆頭だった蹇碩が反逆者として処断された事で、輪をかけて汚名(まみ)れの「西園八校尉」の一員として、周囲からの冷たい視線に晒されていた。


西園軍解散後は何とか元の軍部に戻ろうとするも拒絶され、霊帝逝去後に解散した西園軍の受け皿となった、虎憤・羽林に移籍して将校待遇のまま配属になったのだが、元々の虎憤・羽林連中からも「同じ穴の(むじな)」と白眼視されて、居心地の悪い思いをしているようだ。


本人は至って真面目に勤めていたのに、謂われのないとばっちりを喰っていたのである。


挙げ句に義祖父・曹騰が遺した莫大な遺産も、曹嵩が大半を(はた)いてしまって殆ど残っておらず、公私共にマイナスからのスタートという、かなり不遇な状態に陥っていた。


その為財産を叩いただけで借金までは無い曹家とは、比べ物にならない程の膨大な借金を重ね、平気で踏み倒す「借王(しゃくおう)(しゃっキング)」の異名を欲しいままに獲得し、同僚の陰口もなんのその、瀟洒(しょうしゃ)な生活を平然と送っている、図太い袁紹・袁術のダブルバカ坊を(うらや)んでいる程であった。


(彼奴等(あいつら)の場合、神経が図太いつーより、只単に無神経なだけじゃねーかなぁ?

本人達は四世三公の袁家に、「貸し」を作ってやってるぐらいの、軽い気持ちしかなさそうだし)

コ○ンの手紙を読んだ感想を脳内で述べる。


現当主・袁逢(えんおう)と弟で()三公・袁隗(えんかい)の2人共、現在進行形で絶賛無職のプーさんなのに、良くそんな落ち目のドラ坊に金貸す奴いるよなぁと、別ベクトルで感心する糜芳であった。


それはさておき、


(う~ん・・・徐州も結構色々と変わっていってるなぁ・・・当然ちゃあ当然だけど。

しかし意外と言うか当然の帰結と言うか・・・)

つい先日に父・糜董に宛てた手紙の返信と、嫁になった蔡琰からの報告書紛いの手紙が届いたのだが、故郷の徐州も徐州で、刻々と情勢が公私共に変化していっている模様。


私的な面では先ず、友人で楽士の士嬰(しえい)が押し掛け脳筋侍女・徐歌(じょか)と、糜董を仲人役にして結婚をしていたのである。


馴れ初めは、徐州で名うてのダメ親父が父という、最大の足枷を持っている士嬰と、結構な美人なのに中身は薩摩隼人(さつまはやと)という、最大のデバフが掛かっている徐歌は、お互いに悉くお見合いの破談を繰り返し、当然の如く討ち死にしていた。


数十回に渡る(お見合いで)壮絶な戦死を遂げた、両者の親・親族は揃って糜董に泣きついた結果、糜董の音頭でお見合いする事となる。


そして士嬰のダメ親父・士景(しけい)が、実子のお見合いにも関わらず、だらしない格好のまま平然と遅刻をかまして到着した所、


「!?すわ不審者め、成敗!」

「はい!?・・・うぎゃあアアぁぁァ!?」

士景を不審者と勘違いした徐歌は、薩摩隼人的思考に基づいて、用心でコッソリ背に隠し持っていた木剣を取り出し、躊躇なく不審者(士景)に攻撃を仕掛け、遠慮なく半殺しにしたのであった。


それを目の当たりにした士家一同は震え立ち、


「「「「「おお!!ウチのクソ前当主を初対面で躊躇なく・・・なんと素晴らしい!よくやったり!」」」」」

ボコボコにされて痙攣(けいれん)している、身内の筈の士景に目もくれず、十中八九殆どの人が暴挙と言うであろう蛮行を、清々しい笑顔でガッツポーズをしながら、士家一同は褒め称えた。


「素晴らしいわその武力!徐家の皆様方!

是非ともウチの息子の嫁に、此方(こちら)のご息女を頂けないでしょうか?」

ニッコリと笑顔で、士嬰母が徐家一同に頭を下げてお願いをする。


因みに糜董曰わく、なりふり構っていられない状況下でお愛想(あいそ)で言ったのか、素で本気で言ったのかは、判断の分れる処だった模様。


「「「「「ええ!?正気ですか!?」」」」」

見合い相手の父親を、面前でぶちのめす乱行を働いた末娘・妹に、頭を抱えていた老父母と兄達が、思わぬ展開に本気よりも、正気度を疑ってしまう。


「はい、正気で本気です。

ウチの夫がまぁアレなので、なまじっかな娘さんでは対処が出来ず、そのせいで逃げ出した嫁候補者も、ちらほらといる始末でして。

その点徐家のお嬢さんは、物怖じせずに夫をぶちのめえ~、正面から対処出来る蛮ゆ・・・強い性根をお持ちのご様子。

その様な武力行使を厭わない娘さんを、我々士家は待ち望んでいたのです!

そうですね?嬰?」

オブラートな表現をつっかえながらも言いつつ、結局は直截(ちょくさい)な表現で述べて、強引に嬰に話を振る。


「え?はい、そうですね母さん。

私的(わたしてき)には徐歌さんは、美人な人で胸もっ!?」

ゴスッ!

ゲスな発言を言いかけたバカを、両隣にいた嬰母と妹の士謡(しよう)が、見合い席の卓にバカの後ろ頭を持って咄嗟に叩きつけ、


「「どうか宜しくお願いします!」」

そのまま2人もお辞儀するのであった。


こうしてお互いに、なりふり構っていられない者同士と親族の思惑が一致、とんとん拍子に話しが進んで無事ゴールインしたようだった。


とりあえず蔡琰が糜芳の名前で、結婚祝いを贈った旨も書かれており、出来た嫁さんの如才のなさに感心するのであった。


(士嬰が爆弾処理してくれたか・・・ありがてえ。

なんか美人でナイスバディの嫁さんを貰って、浮かれてるみてーだけど、一歩間違えやぁ自分も親父さんと同じ目に遭うのを、ちゃんと理解してんのかね?士嬰の奴は?・・・ま、他人事だしいいか。

取りあえずおめでとうさんってとこだな)

悪友の祝福と将来に思いを馳せつつ、


(それよりも父上の身辺の変化の方が大事だわな)

父・糜董の身辺報告にびっくりした糜芳。


次にあった変化は、士嬰達の結婚の仲人役を務めたのを最後に、40代で糜董が正式に隠居。


家督を嫡男の糜竺に譲った事だった。


現代人の感覚だと、40代で隠居と云えば早過ぎる感じであるが、この時代だと最高権力者の霊帝でさえ、30代半ばで逝去した様に平均寿命が短い為、わりかし普通であった。


寧ろ何処ぞの四世三公のドラ坊みたいに、突然死して後継者(遺産相続)騒動を引き起こした事例を(かんが)みれば、元気な内に生前相続を決めているので、英断の類と言っても良いぐらいである。


まぁ糜芳自身は糜董達から離籍しているので、ほぼほぼ関係ない話になるのだが、徐州に帰ってから混乱しない様に、経過報告をしてくれた様だった。


先ず「糜家商会」等の、商業的業種以外の資産(不動産・農地)の殆どを糜竺が継承し、正式に民爵を持った新興地方名家・糜家が誕生。


糜芳のイレギュラーな場合とは違い、一歩一歩ステージアップを踏んで、糜家父祖の念願が漸く叶い、実を結んだのであった。


しかし名家に成り上がった事で、賤民的業種として非難・軽蔑されて足枷となってしまう、商業的分野は切り離さざるを得なくなった。


かと言って従業員だけでも2千人を越す大店なので、いきなり「はい、解散」ともいかず、引き続き糜董が「大旦那」として部下に暖簾(のれん)分け(独立)をさせたり、離籍させた親族(名家として親族に賤民的職業に、就いている者がいるのは体裁が悪いのと、連座を避ける為)に事業を譲ったりして、少しずつ規模を縮小して商会の解体をしているとの事。


その内の幾つかは糜芳がオーナーで、全明が経営者として経営している「虎子商会」にも、ほぼ無償提供で譲ってくれた事業や販路が有り、「ありがたや、ありがたや」と徐州に居る父に向けて、手を合わせるのであった。


(最後に嫁さんの報告書だけども、とんでもねぇ事になってるぅ・・・何度読み返しても震えが止まらないんだけどコレ?)

蔡琰からの書簡を手に持ち、ガクブルと震える。


最後は蔡琰からの手紙と言うか、報告書が糜董の返信と一緒に届いたのだが、なんと蔡琰さんこの度、笮融に委託していた「曹操による徐州民虐殺阻止計画」事業を、完全に掌握する事に成功した模様。


元々計画は揚州を主に浮屠関係者達を派遣し、地元出身の笮融と商会を経営している弟に、田地買収や借地を委託し、買ったり借りたりした田地を開墾・維持して、食糧生産・調達と食糧売買に依る、金策の策源地としていた。


しかしながら、幾ら笮融達が地元出身者であり、商会経営をしている仕事柄、伝手が有るといっても限度があり、徐々に田地買収・借用が難しくなって、頭打ち状態に陥っていた。


そんな時にひょっこり、糜芳に全権委任された蔡琰が、徐州に留守居として笮融の事業に(たずさ)わった事で、蔡琰は自分が持っていた()()()()()()()()を駆使して、劇的な改善策を施したのである。


揚州は蔡琰とその父・蔡邕が、長年に渡り逃亡生活を送っていた中、蔡邕が私塾を開いていた関係で深い地縁(ちえん)が出来ていて、「江東ビッグ4」の1つ()家出身で後に、孫呉の初代宰相になる顧雍(こよう)を始めとする、数多くの弟子を持っており、「蔡邕閥」とも云える独自の学閥を形成していたのだった。


当然身近に居て事情を熟知していた蔡琰は、蔡邕におねだりして蔡邕閥の弟子達宛てに、せっせと紹介状を書いて貰って交渉を開始。


俗に「第三の親」と称される、師匠の紹介という絶大な信用と、「遊んでいる未開地や放棄された田地」を売って金銭に替えたり、貸して年貢を得たりする事で利益になる事を提示すると、土地の活用に頭を悩ませていた人達が喜んで飛びつき、とんとん拍子に話しが進んで、あっという間に規模を拡大していき、入植者達を次々と送り込んだのであった。


又、輸送経路及び販路も、今までの「笮商会ルート」経由のみでは不安定と感じた蔡琰は、義父である糜董が虎子商会に譲ってくれた、販路と輸送隊を事業に繋げて表向きは、「少しでも屯田兵及び開拓民、傷病兵や遺族の方々に、安く大量に食糧を届けたい」と銘打って、「虎子商会ルート」を新たに開拓、堂々と表向きの輸送経路を構築した。


そしてそれだけではなく虎子商会ルートを表、笮商会ルートを裏とした2経路とは別に、徐州と揚州に盤踞(ばんきょ)する山越族を始めとする、俗に漢帝国で「蛮族」と呼ばれる者達を、定期的な金銭と食糧提供で手懐(てなず)け、裏よりも深い「闇ルート」をもコッソリ、蔡琰は開拓していたのである。


こうして3つのルートを開拓した事で、表ルートのお蔭で徐州・揚州の州兵の、援護(護衛)を得やすくなって輸送経路の安全性が増し、闇ルートのお蔭で大概の水賊や盗賊も()けて()ける事になって、裏ルートの資金調達の安全性が増したのであった。


この様にして、虎子商会ルートに依る「()()()()()()()食糧を安く提供」する事で、徐州・揚州での名声を上げて社会的信用を()、笮商会ルートでせっせと大半の食糧を余所で売買し、大量の食糧・金銭を得て、蛮族ルートでコッソリ大量の食糧・金銭をプールする図式を、蔡琰は築き上げたのである。


ついでに笮商会も蔡琰は、揚州に於ける伝手とコネを活用して、きっちりと型に嵌めて完全に屈服させており、笮融共々蔡琰の支配下に収まっていた。


そういった経緯で蔡琰さん()()()は、何処ぞの陽気な国のマフィアのゴッドなファーザーも、真っ青になって裸足で逃げ出すレベルの、とんでもない怪物的組織体をしれっと、()()()()()と「純真無垢」に作り上げたのであった。


(す、凄すぎる・・・只の糜太太(たいたい)(糜家の若奥様)が半年足らずのあっという間に、無意識の内に新興にして巨大裏社会組織?の、大姐大(たいじぇいたい)(姉貴分=(あね)さん=女ボス)に成ってるぅ!?

・・・よし、()()()()には逆らわない様に、マジで気をつけよう・・・) 

即座に腹を見せて尻尾を振る覚悟を決め、ほぼ徐州に於いて「細くて長い、色んな物を結ぶアレ」の立場が、自然と確定した糜芳であった。


それはさておき、


徐州に帰ってもヒ○夫がほぼ確定した未来に、何故かツ一と涙が流れ落ちる糜芳だったが、「俺の人生はまだだ、まだ終わらんよ!」と、レッドな彗星の如く脳内で奮起し、とりあえず現実に立ち戻る。


「自分の嫁さんが裏社会の女ボスに成りました!」的な書簡を、残さない様に焚書(ふんしょ)(焼却処分)して隠滅した後、


「流石は僕の嫁さんは凄いね!

けども、無理せずに程々に頑張ってね。

君の体の健康が第一なんだから。」

ヒ○夫の(かがみ)の様な返信を送ったのであった。


「ふぅ・・・ミッションコンプリート。

これで落ち着いて公務に取りかかれるな。」

汗を拭い一息吐いて、秘書官扱いのイーや副官の蔡良を呼び、改めて部下の報告書・決裁待ちの書類に、目を通し始める。


「ふむ・・・女性の専業化計画は、軍部・民部共に(おおむ)ね賛同を得ているようだが、さてイーに蔡良よ、其方(そちら)側の反応はどうだ?」

主に民間の反応を拾い上げるイーと、地元の有力氏族(士人)からの情報を収集している蔡良に、話題を振って確認をとる。


コレは施行(しこう)側=糜芳や軍部・民部といった、云わば公的機関側の独り()がり(独善)や、自己中・自己満といった類を防ぐ為、第三者側の反応を探りつつ民政に反映しようと、糜芳が試みで実施しているモノであった。


「はっ、民間の間でも広く支持されております。

やはり職業の選択肢が増える事は、父兄・夫や婦女子にとっても、「将来や非常時を考えて、手に職を持っている方が良い」と言う者が多数です。

又、監視制度についても賛成意見が多いですな。」

イーが民間の賛同の意見を述べると、


「此方も同じくですね、州牧様。

氏族側からしても、遺族の子女扶養の負担と食い扶持の斡旋といった、自分達の面倒事が減る事に繋がるので、州牧様の女性専業化政策には、殆どの氏族も賛同しております。

監視制度については特定の大氏族が、郡県で幅を利かす事がなくなる、抑止力になり得るのでは?という、期待感が大勢(たいせい)を占めている状態ですね」

蔡良も同様の報告を糜芳に告げる。


「ふむふむ、んじゃそのまま継続しても、問題無さそうだな。」

「あ、いえ専業化の方に、ちょっと困った問題が有りまして・・・。」

「え~と、私の方も軍部からの提案を受けておりますので、検討をお願いしたく・・・。」

糜芳がそのまま継続を告げると、2人共がそれぞれ意見を述べた。


「うん?イーよ、何か問題有るのか?」

「はい、女性専業化の職業のうち、方士に成る者達から苦情が出ております。」

「苦情?」

「はい、指導役の華陀殿の過剰な接触行為(セクハラ)に、ちょっとそのう・・・。」

人間性と才能が一致しない代表格、世紀末爺こと後漢のブラッ○ジャック・華陀のやらかしを、イーが言い辛そうに告げる。


「いやいや待て待て、あのクソ爺に指導役なんぞに任命していないぞ私は?

んなもんやらせたら、そうなる事は百処か千も承知の話しだからな。

何でそんな事態に成ってんだよ?」

想定外の話に疑問符を浮かべる。


「どーも本来の指導役を、師匠権限を悪用して押しのけ、自分が成り代わった様です。」

「・・・あのクソ爺ぃ、碌な事しねーな本当に。

いっその事徐州に追い返すか?」

強制送還を提案する糜芳。


「それは良いのですが、一方で知識や施術を賞賛されてもおり、放逐にするのも惜しいかと。」

「う~ん・・・鶏肋(けいろく)みたいな感じだな~。

・・・そうだイー!お前の所の(わざ)で、クソ爺の知識や経験則を手段を問わんから、どうにか聞き出す(すべ)は無いか?」

非合法な技術を臆面もなく確認する。


「はぁ、女を使って籠絡させ骨抜きにして、ある程度意のままに従わせる業はございますが・・・。」

「それ採用。

必要な知識や情報を抜き取って書き付け、編纂・編集を弟子達に任せて教科書を作れば、クソ爺抜きでも問題なくなるだろうからな。」

容赦なく非人道な外法(げほう)を承認し、全くの躊躇や罪悪感を見せない外道。


「・・・確かに左様ですな。

そうなれば我々も、あの御仁の奔放さに手を焼かずに済みますし・・・お任せくださいませ。」

同じく躊躇無く頷く本業人。


「ではそれで宜しく。

それで蔡良の方の、軍部からの提案というのは?」

「はっ、軍部からの提案に依りますと、城外の輜重隊に於ける物資輸送の長距離は兎も角、短距離と城内の物資移送だけでも、女性・子女に委託出来ないだろうか、との事です。」

糜芳達のエグい会話をスルーして、淡々と軍部からの陳情を話す蔡良。


「ふむふむ、それで軍部の提案を行った場合、どの様な事が生じるのだ?」

「はい、軍部が言うにはその肩代わりして空いた輜重隊を、異民族の最前線及び被害の多い地区に回して、城砦守備兵や前線輜重の補強・増強を行いたい、との事です。」

「う~ん・・・。」

腕を組んで脳内思考をする。


「聞いた限りでは、悪くない提案だと思うが・・・蔡良、貴君はどう思う?」

「私も同意見です。

簡易的に軍備増強に繋がり又、婦女子の選択肢の幅の広がりにも、繋がりますれば。」

糜芳の意見に同意し、


「但し、城外で輸送勤務に従事する者達は、城内で移送勤務する者達とは、まるで危険性が違います。

その辺の差を明確に示さねば、不平不満の元になりましょうぞ。」

同時に問題点も提起する。


(う~ん、運送業に於ける、集荷場で荷受けと仕分け業務に就いている人と、外の現場で配送業務に就いている人の差みたいなモンか?

そら~朝の早よから夜遅くまで、走り回っている人には、手当金を付けなきゃ揉めるわな)

門外漢の現代人感覚で、なんとなく想像する。


「成る程、至極当然の事だな。

とりあえず両者共に軍属扱いにはするが、城外勤務に従事する者達は、危険性を考慮して現状の輜重隊と同賃金にし、城内勤務する者達は、危険性が無い分減額にしようか。」

「それぐらいが妥当な所でしょうな。」

糜芳の考えに頷く。


「まぁそんな所で良いかな?

とりあえず此処漢陽郡で試験運用してみて、問題が無さそうなら、比較的安全圏な郡県で正式に運用してみようか。」

「御意、承知しました。

その様に取り計らいまする。」

「と言うわけでイー。

漢陽郡太守の蓋勲を呼んで来てくれ。」

「はは、承知しました、では。」

拱手して去っていくイー。


「いや州牧様?

病身の蓋勲様・・・蓋勲殿を呼び出すのは、ちょっと流石に悪いのでは?」

気を使えと苦言を呈す蔡良。


「いやぁそう思うんだけどさぁ。

前に気を使って訪ねていったらさ、「1部下に気を使って州の代表格が、ノコノコ訪ねるのは何事でござるか!貴方様の立場の軽重を問われまするぞ!?ご自重為されよ!」って叱られちゃって・・・。」

ポリポリと後ろ手で頭を掻く。


「成る程・・・フフフ、あのお人らしい。」

糜芳の話を聞いて、微苦笑するのであった。


元々蓋勲は涼州の郡県で属官を務めた後、糜芳の前々任の漢陽郡太守に成ったが辞任。


後に霊帝に召されて中央に出仕して、西園軍を結集して喜んでいる霊帝に、堂々と苦言・諫言を呈した硬骨漢であった。


霊帝崩御後、偶々用事で郷里に帰る途中、健康に不安を覚えていた蓋勲は、名医と評判の華陀爺の診察を受けた所、「余命2~3年」と宣告されて隠居を決意し、そのまま隠遁しようとした所を、糜芳がスカウトしたのであった。


何せ長年に渡り地元涼州の民政に携わって明るく、中央の情勢にも理解・知識があり、尚且つ軍務経験も豊富に有るという、州の軍部・民部にとって喉から手が出る程、欲しい逸材だったからである。


当初は頑として応じず、妻子も「病身の夫・父に出仕を求めるなんて、不謹慎な!」と非難していたが、糜芳は意に介さず、


「貴君の様な、前線で働くのが習い(しょう)の人は、床について亡くなるのは相応しくない。

執務室の机上か戦場を枕にして往生されるのが、貴君に相応しい死に様と存じるが如何か?」

ストレートな直言で説得をする。


すると突然呵々大笑し、


「ハハハハハ!!某に相応しい死に様と!?

正しく貴殿の申す通り、床についてそのまま朽ちて逝くのは、忸怩たる思いがありまする。

しかしながらこの半死人の某に、如何程の事が出来ましょうか?」

首を傾げて糜芳に尋ねた。


「幾らでも有りますよ。

先ず貴君の培った経験則・知識は、千金を以てしても購えない貴重なモノです。

それを記録に留めるだけでも貴重ですし、経験の浅い今の州軍部・民部にご教授願えれば、尚の事でありますしね。」

そう言って事例を示す。


「次に今現在の私は、貴君も知っての通り中央のアホ共に、涼州が食い物にされぬよう、人材の発掘・育成をしているのですが、如何せん私自身経験の浅い若輩者でして、後進の指導も手探り状態です。」

口惜しげに言葉を切り、


「其処で軍事民政共に、経験豊富な貴君に後進のご指導をして頂ければ、正しく万金を得るが如くの価値がありますね。

貴君が骨に成る頃には、貴君の教えが涼州の養分となり、大輪の花を咲かせましょうぞ。」

相変わらず直言な答えを述べる。


「ククク・・・ワハハハハ!

某に故郷・涼州の、肥やしになれと申されるか!」

「はい、その通りです。

曰わく「虎は死して皮を残し、(もののふ)は死して名を残す」とか。

今がその時と存ずるが如何?」

ニッコリと微笑んで、蓋勲に問い掛けた。


「ワハハ・・・直言も此処まで言われれば、いっそ清々しいものですな。

よろしゅうございます、(いず)れは朽ちるこの身。

ならばせめて我が故郷、涼州の肥やしに喜んでなりましょうぞ!」

ドンと胸を叩き、スカウトに応じたのであった。


(よっしゃ~!貴重な人材ゲットだぜ!

やっぱり経験則上、こういう職人気質つーか面倒くさい性格のオッサンは、直言で説得する方がわりかし上手くいくよな~)

脳内思考する。


前世の職業上、頑固で融通の利かない職人気質なオッサン・爺さんが多かった為、下手に出てヨイショするよりも、おだてつつ直言でズバズバ言った方が、「しゃあねーな、この野郎が」と苦笑して、話しを聞いてくれる事が多かった。


その為、(あらかじ)め蓋勲の人となりを聞いていたので、職人気質のオッサン対応で接したのだが、功を奏したのであった。


こうして糜芳は、「涼州の御意見番・後漢の大久保彦左衛門(おおくぼひこざえもん)」こと蓋勲のスカウトに成功し、漢陽郡太守に任じて、常林を含めた後進の指導・教授を委託したのである。


なのだが・・・


そういった経緯で蓋勲をスカウトしたのだが、非常にひっじょ~うに口うるさく、今まで暇潰しに州治所に(たむろ)していた、自称顧問の董卓などは、速攻で地元の隴西郡に逃げ出した程であった。


まぁ、糜芳個人としては孫娘の董白の話しを、クソ忙しい執務中に、ちょくちょく殺意が芽生えるレベルで、聞かされていたので助かりはしたが。


しかしその代わりに、口うるさい指導教(育)の先公が赴任して来た感じなので、正直どっこいどっこいではあった。


それはさておき、


「ああそう言えば、蓋勲殿が来られるなら丁度良い機会です。

コレに目を通して蓋勲殿とご相談ください。」

そう言ってポンと竹簡を渡す。


「うん?え~と・・・西方の(きょう)族と北方の匈奴(きょうど)族との合同親睦会~?なんだこれ!?

何気なく、馬騰と韓遂の連名で提出されとるし。」 

降って湧いた様な話しに、首を傾げる糜芳。


「まぁ、ちょくちょくというか節目節目に、それぞれが大人(たいじん)(部将~家老)か単于(ぜんう)(君主・大名)が表敬訪問に来るのですが、今回は2部族共が一緒に来るみたいですね。」

「表敬訪問ね~?そんな殊勝な事すんのかぁ?」

眉間に皺を寄せ、胡散臭(うさんくさ)そうに呟いた。


「当然裏が有りますよ。

それも含めて蓋勲殿に相談してくださいませ。」

そう含みの有る台詞を述べた直後、


「失礼致しまする。

州牧様のお召しにより参上仕った。」

堅苦しい物言いと共に50絡みの、ムスッとした厳めしい面構えの男が、ツカツカと入室してくる。


「おお、良く来てくれた蓋勲。」

「御用件を伺いましょう。」

直截に用件を尋ねる。


「え~と・・・。」

軍部からの提案を採用して、漢陽郡で試験運用する事を、簡潔に伝える。


「承知しました。

早速郡内に触れを出して、募集をかけましょう。」

「ああ、頼んだ。」

「他には?」

「え~と、コレを見てくれ。」

単刀直入な受け答えを繰り返す蓋勲に、戸惑いつつ懇親会の書簡を渡す。


「では拝見致します・・・ふむ、コレは某ではなく、蔡良殿と謀るべき事柄では?」

「筋としてはそうですが、如何せん私では軍事的素養に乏しく、向いておりません。

斯様(かよう)なれば経験を加味した場合、蓋勲殿が適任と判じた次第です。

それに貴殿も、全くの無関係では有りますまい。」

「確かに左様だが・・・。」

渋々頷く蓋勲。


「んで結局この話は何なんだ?」

「端的に言えば親善に(かこつ)けた、涼州内の郡県の偵察兼漢帝国の敵情視察ですな。

大方、先帝陛下の崩御を聞きつけ、下調べついでに内情を探りに来た、という所でしょう。」

淡々と裏事情を説明する。


「うげ・・・略奪の下調べに来るのかよ。

拒否だ拒否拒否!」

嫌そうに顔を歪めて、手でバッテンを作る。


「そうすれば「お前たちは此方の好意を踏みにじった!許せない!」と称して、大義名分を掲げて堂々と、略奪をしに来る訳です。

ついでに仲介役を務めた馬騰・韓遂の、面子(メンツ)も潰しますので、尚の事状況が悪化しましょうな。」

「うわ~・・・どっちに転んでもマズいやん。」

どちらを選択しても、悪い結果になるのを理解し、げんなりする。


「敢えて選ぶなら承諾して、涼州の西端・敦煌郡で開催すべきかと。

敦煌郡なら羌族・匈奴族の、両方の領土に接しておりますので、双方も嫌とは言い難いでしょう。

少なくとも涼州内の奥深く、此処漢陽郡に招くよりはマシですので。」

「おお、確かに。」

蓋勲の説明に頷く。


「そう言えば、過去にはどう対応してたんだ?」

「基本的には涼州軍閥の顔役が、刺史の名代として対応していましたな。

只、現状に於いて董卓将軍は、并州に赴任が決まっておりますので、当てに出来ませぬ。

次点は馬騰・韓遂の両名ですが、彼等は小粒過ぎて格不足が否めません。

現在刺史も空位状態ですので、州牧様の名代を務めれる人材が、正味(しょうみ)居りませんな。」

絶望的な状況説明をしてくれる。


「じゃあ、私自身が対処しなきゃいけないの?」

「御意。」

コクリと頷く。


「奴らに舐められないよう、御注意ください。」

「・・・いや、どうしろと?

生まれも育ちも庶民で15歳の俺に、舐められない様な、威厳や貫禄が備わってる訳無いやんけ。」

蓋勲の無茶振りに呆れる糜芳。


「その辺はハッタリでも何でも。」

「ハッタリつっても・・・うん?ハッタリ?・・・ああしてこうして、こうすれば・・・うん。

良し!イケる!うひひひ・・・異民族連中が腰を抜かす程の、手力(ハンド○ワー)を披露してやんよ。」

「はぁ、手力(てぢから)・・・ですか?」

聞き慣れない単語と(よこしま)な笑みに、首を傾げて疑問符を浮かべる蓋勲。


一方、邪な笑みを浮かべている、義弟兼上司を観た蔡良は、「またぞろ碌でもない事を思い付いて、騒ぎを引き起こすんだろうなぁ」と、ここ最近の付き合いで熟知していたので、諦念(ていねん)の表情を浮かべて溜め息を吐いたのであった。


                   続く

え~と、とりあえず後1話ぐらいと、閑話を挟んでこの章は終わって、いよいよと言った感じになる予定であります。


正直軍事的な表現力に自信が無いのですが、生暖かい気持ちで、見守って頂ければ幸いです。


楽しんで読んで頂ければ嬉しいです。


優しい評価をお願いします。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
[気になる点] 蒋欽、周泰って揚州で賊してなかった? [一言] 蔡琰の縁が何処まで使えるのかねー文官口説けそうなフラグが見える
[気になる点] なぜベストを尽したのか(先行入力)
[一言] あれ?糜芳って夫婦で騎馬軍事力の涼州と経済・食料の徐州・揚州を裏で牛耳っていて名声も得ているので殺る気になれば一気に巨大派閥に成れそうな予感が……
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ