プロローグ
これは何の特徴もない無能な少年が成長していく物語。
300年ほど前、特異な特徴を持つものが、現れ始めた。角が生えたウサギ、翼が生えた馬、雷をまとった鹿、また動物に限らずつぼみから火を吹く植物、-150度で溶ける鉱石、同じ場所に浮き続けている雲等、動物、植物、鉱石、現象、種類を問わず今までの常識からは考えられない特徴を持ったもの、現象が現れ始めた
いくつかの理由により、魔力と名付けられたそれはとある出来事により爆発的に世界へ広がっていった
第一次魔力災害、そう呼ばれている大災害が地球を襲った。いまだに原因は不明ながらも、人類に壊滅的な被害をもたらした
その被害者は推定だが億は優に越えてると言われてる
その頃から人類には魔力、そして魔法といった。今までの法則に反した力が使えるようになった
しかし、目覚めたばかりの力を簡単に扱えるわけではなかった。魔力を暴走させてしまったり、魔法の失敗等で、命を落とすものも多かった
そこで世界各国は魔力、魔法の研究を行った
その過程で研究されたもの、そして私たちの前の世代たちの研鑽、努力のおかげで今こうしてあなた達は安全に魔法について学べているのです
ここは日本国立魔法大学提携の日本に4つしかない魔法高校。
そのうちの1つである東京校。
その授業中だが…
ノートを広げているものの、まともに聞いていない、そもそも理解できる脳があるとは思わないが。
いくら一定以上の魔力量と学費さえあれば誰でも入れるといっても、落ちこぼれや話を聞いてない者に時間を割く余裕などない
教師も半ば無視している、質問があれば答えたりはするが
そんなどこの学校にも一人は必ず入るような落ちこぼれ、特にこれといった特徴もない平凡な容姿
彼の名前は佐々木陽斗
彼の物語はここから始まる
これは希望に満ち溢れた物語ではない
これは絶望に満たされた物語でもない
これは■■■■■の物語だ




