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デリヘルみたいに弟を。

「どど、どっ童貞ちゃうわ!!!」

「テンプレだよねお兄ちゃん」

「な、何で知ってんだよ!」

「ボク、なんでも知ってるよ…お兄ちゃんのコト」


怖い、怖いよこの子。


「とりあえず、早くエッチしないと…大変でしょ?」

「べ、別に大変じゃねえよ」

「でも、このままだと…魔法使いだよ?」

「…っ」

「お母さんがね、3年後に責任取るからって」

「いやちょっと待って、何言ってんだあのBBA」

「ボクはすっごく嫌だけど」


お母さんにお兄ちゃん、取られたくないな…。


「誰がするか!!!!!」

「よかった」

「だ、だからって…お、おま」


言い終わらない内に弟の唇が兄の唇に触れる。


「やめろって!」


細い腕を首に絡めて、背伸びをしながら軽いキス。


「いい加減怒るぞ?」

「怒ってなかったの?」

「…」


ダメだ、調子が狂いっぱなしだよ陽一。


「何、童貞で30過ぎたら死ぬの?熟女万歳だろ!モテ期イェー!!」


空しい。


「…スマタもエッチに入るよね」


何言ってんのこの子。ちょーっと脱ぎ始めない脱がさない。


「お兄ちゃん、そろそろ覚悟決めなよ」


なんでこんな時だけ男前?陽一は15個上ぞ?


「これはエッチじゃないこれはエッチじゃない…」


遂に念仏を唱え始めたか兄。


「なあユウ、俺達これでいいのか?お前未成年だろ?これ、立派な淫行なんだけど。俺、後で自首するわ」

「そんな事したらボクも舌噛むね」

「お前ホント凄いな」

「これが愛の力」

「…」


なまじ可愛いから抵抗する気が失せる。何て弱い兄。ふはははは、奴は兄四天王の中でも最弱、と罵倒されても否定は出来ない弱弱甘々兄。これが異世界転生シスタープリンセスなら「兄チャマ」と到底正気の沙汰とは思えない非現実呼称で呼ばれる羽目になる兄となる事だろう愚か者めっ!ジャスティス!ジャスティス陽一を召喚せよ!兄チャマ陥落の日は刻一刻と迫っている。墨俣城の攻防が今、始まる。


「お兄ちゃん、そこに寝て?」

「え、これ描写続ける気?」


そう、15禁でも18禁でもないオールレンジ攻撃型ミッションとしてはここまでだ。何かぱあーっと綺麗な比喩表現で雀が朝チュンチュンで目覚めよ邪神、そんな感じで性的描写は各自脳内補完願いたい。


「させねえよ?」

「は?」

「え?」


何やってんすか先輩!!!


「いや、ドアに鍵掛かってないから」

「誰?」

「いや…先輩。ってどうしたんスか」

「お前がどうした」

「…っすよね、絶賛弟に襲われてますが」

「そっか。ま、続けて?」

「え…」

「見られてる…ドキドキします」

「何しに来たんだよアンタ!!!」


え、観察。ってバカなの?アホなの?止めろっての。


「いやぁ、昼間はああ言ったけどな、やっぱり心配でさぁ」


無理して熟女に行かなくても、こんなに兄想いの弟さん、お前幸せだよ。…と言いながら拘束しないで先輩。


「助かります」

「いいっていいって。ささ、頂いちゃってよコイツ」

「だから何しに来たんだよ!!!」

「お前一々声大きいな。百合の間に挟まる男は死刑なんだよ、分かるか?俺は今、善行を積んでいる」


ムフー、って何言ってんのマジで。


「BLの邪魔はしねえよ」

「お願いします邪魔して下さい」

「ユウ君が終わったら、次は俺の番な」

「いやだーーーーーーーあぁぁぁぁぁぁおかあさーーーーーーんんんん」


兄、絶叫。

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