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UNBEKANNT ABENTEUERs  作者: PLAYER2
第一章
9/13

8

▼あらすじ_


リ:名前モキュートで良くね

ク、ア:採用

サ:おはようございますおんぶされたまんまだすいませんんんんんん!!!

ア:あ、べつにいいですよー(爽やか

ク、リ:にやけてる

ア:ごっふ…

ク:次どこに行くんだっけ

リ:モキュート、落ち着くんだモキュート!

「モキュート落ち着け、なんもしてねーだろ?」

不穏な空気が広がる。

「もきぃー!!!」

モキュートが荒々しく鳴いた。

皆生唾を飲み、一人と一匹を見守った…なんてこともなく、普通にのんびりしている。

「仲良く仲良く」

アザレアがそう言うと、モキュートがアザレアに猛スピードで飛び込む。

突撃された彼は、うぐっと言いながらモキュートを捕まえ、クロハの頭の上に乗せた。

それを見て、電脳妖精は溜息を吐きながら残念そうに言った。

「オレ、昔っから動物に好かれねんだよなぁ」

「そうだったのか」

「すみません~また寝てました~」

少し眠そうな声で言ったのは、案の定寝坊助魔法使いのサキである。

「おはようございます、サキさん」

「おはようございます、アザレアさん」

『もう夜だぞ』

和やかに二人が挨拶していると、いつの間にかバルチャに戻っている拗ね妖精が突っ込んだ。

「じゃあ、こんばんは...?」

「こんばんは、ですね」

和やかな空気なのは変わらなかった。

「そういえば街の名前ってなんでしょう」

ふと思い出し、彼は言う。

「リヒトに聞いて」

『ふってくんなよ。メンドクセェ』

クロハがなぜか冷たく返す。

だがリヒトは気にしていないかのように返す。

「ナビゲーターでしょうが」

「早く言えやゴルァ」

二人、主に一人が威圧をかけて言う。

はたから見れば、バルチャを睨んでいる謎の二人組だ。

『えーっと、メガトだって』

「わかった」

「どんな街なんですか?」

『ちょ、電波悪いんだよここ!!』

質問攻めにする二人に、慌てて言う。

『街情報は電波でキャッチしねぇとわからねぇのよ』

「ふーん」

「そうだったのか」

なんだかイラついているかのようにクロハ、驚いたようにアザレアが返す。

『えーっと、商業が盛んな商業都市』

「ふーん」

少女はまた素っ気なく返した。

返すだけましということだろうか。

だが気になってリヒトが聞く。

『つか、何、腹たってんだよ』

「なんでもないよ」

その言葉に、獣者はなんかあるだろ、と心の中で呟いた。

それに察したのか否か、少女勇者はふいっと顔を背けた。

「クロハさっきからどうしたんですか」

「……」

(あ、駄目だこれ)

耐えられず、アザレアは聞くが、彼女聞いていないようだ。

「早く次の町に行きましょう」

「あっはい」

ふと、何か前に走っているものが見える。

五つのものが一つを追いかけているかのような。

「ねえ、あれモンスターじゃない?」

「人が追いかけられてますね」

呑気にそんなことを口に出している。

「うわぁぁあ!誰か助けてぇ!」

追いかけられている方、少女の叫び声が聞こえてきた。

「助けるしかないね」

「助けなきゃ、ですね」

「ぶった斬ってくる」

クロハが剣を構えて走る。

そして、敵に剣を振り下ろすが、敵は素早く避ける。

そしてとうとう切れた。

「だぁー!この剣使いにくい!なんなのもう!」

「あ、そういう…」

今までイラついていたのはこの剣のようだ。

確かに13歳の少女には大きいだろう。

先ほどまで追いかけられていた少女がはっとし、何か取り出した。

「なんならこれ使ってください!」

「うぉ!サンキュー!」

それは短剣のようで、クロハは華麗にキャッチする!

(剣渡したのはいいけど、護衛用のスタンガンしかもってねぇ…)

少女が心の中でそうつぶやく。

まぁ大丈夫だろう、とクロハより後ろに下がった。

「さあクロハ、本気を出し時ですよ」

「言われなくても!!」

敵に向かって走りだし、一体また一体と斬り倒す。

切り倒して行く少女の顔を見ると、楽しそうに、邪悪に笑っていた。

それをみた先ほど逃げ回っていた彼女は、気づくまで「おお!すげえ!」などと言っていたが、今は少し、目の前の少女に怯えた。

「全滅です!」

気付いた頃には敵は全て倒されていた。

「いやぁ、凄いですね」

「そうかなぁ」

少女は嬉しそうに言う。

「はあ…。助かったあ…」

気が抜けたのか、逃げてた彼女は地面にへたり込んだ。

「お礼を言うよ、ありがとうねぇ」

地面に座りながら礼を言う。

「こちらこそ剣を投げてくれてありがとうございました!えーと....この剣返しますね?」

そう言って、あれだけ切ったのに血のついていない剣を返す。

「いやいや、それも護衛用だからほぼ使ってなかったしあげるよ」

そう優しく言ってくれた。

しかしクロハは少し困りながら、こう返した。

「いやぁ....僕実は....双剣しか使ったことないんですよ」

「えっ」

先に驚いたのはアザレアだった。


▼ 衝撃 の 事実 !

中の人の会話



そのうち書く。

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