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ハート

ハート

ウォームするフォーム

ホームにいる彼女がそっと微笑んだ

僕は、それから、去っていく世界の中で

ハートを、走らせて、列車に飛び乗った

恋を追いかけるそのままに、ヒアラン

ここで、置いていた瓶に、空っぽの瓶に

活けた、花は、似合わない

ハートを、遠くまで、走らせる

届かない領域に、きっと自由があるって信じられるなら、幸せだ。

理想を追う瞳がきついって、言った彼女の声が、峡谷を渡る列車に去っていく

彼女は別の顔で別の男に出会うのか

想像して、そっと口を閉じる

靴をそろえて

いた時代の、僕らは何を持って、何を分かち合って、どうやって笑顔を信じられていたのか

ハートが、叫んで、サットになると、そっとしておいてッて言ったままに、僕は、ブレイクするライフを、財布とすり替えた

夢って素敵ねって言って

そう言った彼女が、悲しく笑ったのは別れの朝だった。

ああ、僕はきっと解らない

この人生が何なのか。

綺麗ごとじゃないんだよ

と言って喧嘩した晩に、あきれ顔をせず涙したあの子はセイントデビル

美しさと恐怖が共存したような仕草で、僕は恐れたんだ

純粋さを捨てるんじゃなく、純粋なまま死んでよ

と彼女は言った

理想は違うんだ。

わかってるわよ

と言ってうつむいて泣く彼女がこの世のものとは思えないほど気高く美しい

その心を手に入れたいって思った瞬間に、僕は失った。

本当に美しいってことは、こういうことじゃないかなと思った

ハート

複雑だから、恋は美しいんだ

僕は、空っぽの瓶に彼女の好きなフリージアを差した

気高い彼女の色をしている

時に幻想は激しく人生を苛むけど

それ以上に理屈じゃないことってあるじゃない。

「なに?」

「愛」

財布もライフもあったものじゃない

ラブ

ハート

セイントデビルというのがふさわしいほど健気な声で、喘いだ晩に、僕は、彼女のことが大好きになったっていう単純性で、枕を並べて、処女をもらって、幸福だって言った言葉を思い出したよ

男女は別れる

そして、新しい人生を行くんだよ

月並みなセリフを言う友の顔が、うらやましい

そうか

と言った

この自由を失恋という

ありがとう、ガールフレンド

そして、君が幸せでありますように



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